京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

仲秋の名月

2009-10-03 21:25:19 | 季節のことば
十五夜の月が時々雲間に隠れながらも皓々と輝いています。

          
          「月々に月見る月はおおけれど 月見る月はこの月の月」
          と歌われた、今宵の名月です。
          

午前中の雨で心配された空でしたが、雲の波間に隠れたり顔をだしたり
「天の海に 雲の波たち 月の舟 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」
という万葉集の歌そのままだなあと眺めた今宵の空です。

          
          ご近所フラワーショップのリベラさんからお月見にと
          いただきました


すすきとコスモス。意外な取り合わせと思ったけれど
考えてみれば今頃の野では共にある自然な姿です。

          
          涼風がふいてくるような秋の野を思いながら
          時々空を仰いで月を探しました。

          
          月見団子ならぬ月見饅頭を供えて

繍(ぬ)い遊びの会

2009-10-02 23:31:58 | ギャラリー
日本刺繍の第一人者・草乃しずかさんと仲間たちの作品展です。

           
           

      
   

          
          優雅な桜、さまざまな姿の桜を散らして、なんと緻密で豪華なこと      


桜の花の一つ一つが異なる刺し方でそれぞれの表情を表しているよう。
鹿の子模様まで刺繍で作り出す技が素晴らしい

          
          光悦垣の竹笹、渋いけれど豪華。


豪華絢爛の帯。

          
          こまか~い まさに目を見張るようです。


額に入れた壁飾りもいいですねえ。
掛け軸に表装されたお雛様もありました。

          
          わ、かわいい クリスマスデザインの箱。
          こういうのも日本刺繍でできるのですねえ。


丁寧に根気よく一針一針刺したあとが見えてため息が出ます。

          
          日本の着物って素晴らしいですねえ、シルクの地にシルクの
          糸でこんなに精巧な絵を縫い付けて、改めて着物の芸術的な
          美しさを感じました。

夏~秋へ、まだ元気!

2009-10-01 23:46:13 | ちょっと立ち話
秋になってもまだまだ咲き続けています。

        
        センニチコウ(千日紅):ヒユ科熱帯アメリカ原産
        日本には17世紀に渡ってきたそうです。

        
        昔はもっと粗野な赤い花だった気がする。今ではいろんな色が
        あって上品になりました。
        千日紅の名が付いたくらい長く咲く。茎が伸びてひょろひょろとは
        しているけれど。

        
        ニチニチソウも長いですねえ。次から次に花が咲きます。
        やはり色が豊富になりました。
        はじっこに咲いているのは、イヌサフラン、別名コルチカム。
        ユリ科で原産はヨーロッパ、北アフリカ。花が咲いている時は
        葉っぱがありません。

        
        これは琉球朝顔のクリスタルブルーではないでしょうか。
        槇の木に巻きついていっぱい花を付けていました。霜が下りる
        頃まで咲き続けます。

        
        ペチュニアも息が長い長い花。
        白の八重は楚々としているけれど存在感がある。

        
        ペチュニアはパンジーが終わってから植え替えるので、のんびり
        構えていると欲しい種類は手に入れ損なう。
        白の八重、いいなあ