小池真理子さんのまだ読んでいない本を
図書館で見つけました。
「ソナチネ」は7つの短編集です。
小池真理子さんらしい耽美的なお話が多かったです。
「鍵」・・・・・・亡夫のポケットに忍ばせてあった見知らぬ鍵にまつわるお話。
ラストシーンで鍵を投げ捨てるところが爽快です。
「木陰の家」・・・不倫相手の家を、父親の危篤時に見に行かざるを得なくなった女性。
そのために姉と疎遠になってしまうのですが・・・
「終の伴侶」・・・別れた夫の異母姉となんとなしに交流している元妻。
元夫が亡くなったことを異母姉に教えてもらうことになり、
もう忘れかけていた元夫への思いが残っていたことに気づいてしまいます。
「ソナチネ」・・・表題作です。自分が教えている少女の発表会で知り合った、少女の叔父に魅かれてしまう
ピアニスト。
このあとどうなっちゃうんだろう、と思わせる内容です。
「千年萬年」・・・平凡な主婦が、指圧院のマッサージ師に魅かれていってしまいます。
こちらもこのあとどうなっちゃうんだろうと、小説なのに やきもき。
「交感」・・・・・若いけれどちょっと偏屈な女流作家と、年老いた読者との往復書簡。
もっとも短いのですが、一番心に残りました。
「美代や」・・・・町の人に慕われていた開業医の父が持っていた秘密。
その秘密を知っていた息子の回顧談です。
久々の小池節。楽しく読ませていただきました。
2週間で読み切れずに、
図書館の、延長手続きをネットでしていたら、この「ソナチネ」だけが
延長不可になっていまして(ほかの方の予約が入っている)、急いで読みました。
図書館で見つけました。
「ソナチネ」は7つの短編集です。
小池真理子さんらしい耽美的なお話が多かったです。
「鍵」・・・・・・亡夫のポケットに忍ばせてあった見知らぬ鍵にまつわるお話。
ラストシーンで鍵を投げ捨てるところが爽快です。
「木陰の家」・・・不倫相手の家を、父親の危篤時に見に行かざるを得なくなった女性。
そのために姉と疎遠になってしまうのですが・・・
「終の伴侶」・・・別れた夫の異母姉となんとなしに交流している元妻。
元夫が亡くなったことを異母姉に教えてもらうことになり、
もう忘れかけていた元夫への思いが残っていたことに気づいてしまいます。
「ソナチネ」・・・表題作です。自分が教えている少女の発表会で知り合った、少女の叔父に魅かれてしまう
ピアニスト。
このあとどうなっちゃうんだろう、と思わせる内容です。
「千年萬年」・・・平凡な主婦が、指圧院のマッサージ師に魅かれていってしまいます。
こちらもこのあとどうなっちゃうんだろうと、小説なのに やきもき。
「交感」・・・・・若いけれどちょっと偏屈な女流作家と、年老いた読者との往復書簡。
もっとも短いのですが、一番心に残りました。
「美代や」・・・・町の人に慕われていた開業医の父が持っていた秘密。
その秘密を知っていた息子の回顧談です。
久々の小池節。楽しく読ませていただきました。
2週間で読み切れずに、
図書館の、延長手続きをネットでしていたら、この「ソナチネ」だけが
延長不可になっていまして(ほかの方の予約が入っている)、急いで読みました。