「ニサッタ」はアイヌの言葉で、「あした」という意味らしいです。
乃南アサさんは「凍える牙」のイメージが強かったのですが、
北海道開拓のお話(題名は「地の果て」だったかな?)を読んでから
違った作風の小説もお書きになるのだな~と思っておりました。
主人公は、20代後半の若者、片貝耕平。
大学まで出て大手の会社に就職したのに、こらえ性がないためにそこを辞め、
次に入った会社は入社5ヶ月で、社長が社員の給料まで持って夜逃げ。
そこから彼の転落人生が・・・
お決まりの消費者金融からの借金地獄を抜け出すために
田端の新聞配達店に勤めます。
そこで、沖縄からやはり東京に出てきた20歳の竹田杏菜と出会うのですが・・・
彼女は容姿端麗とは程遠い女性。なにかワケありな感じも。
その後の片貝君ですが、お人好しで、甘ちゃんのせいか、
うまくいきそうになると、やっぱり挫折。
そんな彼ですが、生まれつき差別意識が全くなく、
そのあたりがとっても爽やかでした。
ハッピーエンドで終わり、読後感もなかなか良かったです。
乃南アサさんは「凍える牙」のイメージが強かったのですが、
北海道開拓のお話(題名は「地の果て」だったかな?)を読んでから
違った作風の小説もお書きになるのだな~と思っておりました。
主人公は、20代後半の若者、片貝耕平。
大学まで出て大手の会社に就職したのに、こらえ性がないためにそこを辞め、
次に入った会社は入社5ヶ月で、社長が社員の給料まで持って夜逃げ。
そこから彼の転落人生が・・・
お決まりの消費者金融からの借金地獄を抜け出すために
田端の新聞配達店に勤めます。
そこで、沖縄からやはり東京に出てきた20歳の竹田杏菜と出会うのですが・・・
彼女は容姿端麗とは程遠い女性。なにかワケありな感じも。
その後の片貝君ですが、お人好しで、甘ちゃんのせいか、
うまくいきそうになると、やっぱり挫折。
そんな彼ですが、生まれつき差別意識が全くなく、
そのあたりがとっても爽やかでした。
ハッピーエンドで終わり、読後感もなかなか良かったです。
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