池永陽 著の「おっさんたちの黄昏商店街」を読みました。
コロナ禍で仕事も減らし、自宅にいる時間が長いので、
読書が進みます。
著者の来歴を読んだら池永陽さんは愛知県豊橋市の出身とありました。
豊橋市は夫の実家があり、たびたび行ったところです。
舞台となった商店街も豊橋市内のあのあたりかな~などと想像をたくましくして読みました。
シャッター商店街になろうとしているわが町の商店街の活性化を願い、奔走する
定年後のおじさま数人のお話でした。
顧問に一人、高校生の五十嵐翔太君が入っています。
母子家庭にいながら、東大現役合格間違いなしと言われている秀才です。
昔ながらのお豆腐屋さん、銭湯、レトロな映画館、レコード屋さんなどが登場。
その昔、私が高校生まで住んでいた九州の町にもそれらはありました。
懐かしいけど、新しい風が吹くのは時代の流れ。
思い出とともにしまっておこうと思います。
ちょっと切ないような、希望の光が差し込むような、心に残るお話でした。
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