古布で小物を作る ・ 暇を見つけては読書

古布を利用して袋物やテーブルウエアなどを作って楽しんでいます。
合間には読書したり、お出かけしたり・・・・

エチノからペンケース その4

2016-02-16 | ペン刺し・ペンケース
エチノからのペンケース4つ目です。
今回は、二つ目のエチノと少し柄が似ています。
色使いは全く違うのですが。


採寸を間違えて、丈が短くなってしまったので、
一部に、緑のドット地を足しました。


こちらは反対側で、エチノだけです。




裏地は、黄色の動物柄にしてみました。




ドット柄を足したほうも、結構いいかも?と
思っています。









エチノからペンケース

2016-02-13 | ペン刺し・ペンケース
プレゼント用のペンポーチ、
今回は、エチノから作ってみました。

選んだ布は、トナカイ柄。
大きなドットに眼鏡のトナカイさんが可愛いです。


反対側です。




内布は、くまちゃん柄の木綿地です。





布タグと革のタブを付けました。
20cmファスナーを使い、縦の長さは10cmです。









楽しい布地でのモノづくりは製作過程も楽しいです。

「キケン」…有川浩 著

2016-02-10 | 読書
有川浩さん、どれを読んでも面白いです。

「キケン」とは、成南大学の「機械制御研究部」の略。


「キケン」部は、4回生引退、3回生が幽霊部員ばかりのため
2回生の二人が新入生獲得をします。



この2回生の二人がものすごいキャラでして、
一人は「成南のユマ・ボナー」上野直也君。
小学生のころからの筋金入りの理系。

もう一人は「名字を一字隠した大神弘明」君。
隠れているのは「魔」すなわち大魔神。彼も小学生のころからの武闘家です。


獲得された一回生の中心となるのが池谷君と元山君です。
元山君は喫茶店の息子なので、「お店の子」と呼ばれます。
池谷君は地方の出身で、オフロードが得意。




この二人×二人が主役4人で、物語はすすみますが、
圧巻が、学園祭のラーメン店出店。


部活敵の「PC研」と死闘を繰り広げ、「キケン」史上最大の
売り上げを記録するのです。


面白かったですね~
理系男子ってこんな感じなんでしょうか。
「オタク」ってひとくくりにしてしまいがちですが、馬鹿にしたものでは
ないな~と思っちゃいました。


ちなみに私が読んだのは文庫本ですが、
副題がありまして、

「キケンとは命の危険も顧みず、理系技術の研究に挑む熱き男たちの魂の記録である」

NHKで以前放送されていた「プロジェクトX」を思い出しました。









「瀬戸内寂聴の源氏物語」・・・紫式部著 瀬戸内寂聴訳

2016-02-07 | 読書
瀬戸内寂聴さん訳の源氏物語を手に入れたので、
読んでみました。


源氏物語はこれまで何度か挑戦しているものの、


光源氏を取り巻く人々の
相関図がいつもわからなくなり・・・

挫折の繰り返し。


なにしろ、
途中で冠位が変わるし、名前まで変わります。


でも、寂聴さんのわかりやすい現代文訳で、
こちらは最後まで読み通すことができました。

光源氏は、やっぱり単なる美男子の女狂いとしか思えませんが、
女性の描き方がいいなあというのが今回の感想。


巻末の解説に、このお話は何度も読むといい。
そのたびに、感動が違うなんてことが書いてありましたが、
ほんとうですね。