桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

アーチスト魂

2006-08-31 15:32:22 | カラーセラピー
いつも私のアクセサリーを愛用して下さってる某ロックミュージシャンの方と、もの作りをする者同士、話す機会があった。

音楽業界に限ったことではないけど、最近は実力があるだけでは売れない、つまり食べていけない。
敏腕のプロデューサーが市場に仕掛け、あるいは莫大なお金を掛けてタイアップの権利を取るとか、表現したい側の人間が山のようにいる現代は熾烈な競争が否めない。

それに、今は一般の人々でも「視覚(ビジュアル)」に訴えるものがないと、うまくコトが運ばないなんて現象もある。

平たく言うと、派手で目立つことがよいのかも(売っていくには)。

なんていう話をしていた。

私は最近よく思うのだけど、もちろんそういうビジュアル的に美しかったり目立ったりということもかなり大事だけれど、基本の「き」は誠実さや正義、優しさなど、対象に対する真摯な姿勢を常に忘れないということじゃないか。

綺麗で華やかなパフォーマンスの中身が、厳しいプロ意識に裏づけされていればこそ感動を生む。

ただ、頑固な職人だけでもダメなんだろうなー。


世の中の流行など、いつどうなるかわからない。
流れに浮かんだり沈んだり消えたり、翻弄されるのは御免だ。
自分の中に中心を置いた誠実な仕事をしていれば、少なくとも溺れることはないだろう。

彼にはまた聖母マリアのブレスレットを頼まれた。




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