傷だらけ

昨日の朝から息子は食欲がなく、変だなあと思っていたが、作業所のお昼もほとんど食べなかったという。

前から鼻風邪ぎみだったし様子を見ていたら、今朝になってお腹も壊していることがわかった。
「明日もほっと館いく？」と聞くと「行く」と答えていたので、すごく残念だったのだけど、今日はお休みすることにした。

午前中は一応病院へ行って診察を受けることにし、感冒薬や整腸剤をもらって帰った。

ここまでは、まあ大体難なく過ぎたのだけど・・・

今日はマンションの消防設備点検日。
業者さんが呼び鈴を鳴らしたので「消防設備の点検だからね」といったとたんに、
急に暴れだして私を突き飛ばし、両手を引っ掻いてきた。

業者さんが家の中に居るのも構わず、親子の壮絶な喧嘩。
なんて思われただろう。

でも、私は人が居ようが居まいが、態度は絶対変えないのがポリシー。

親の裏表を見るのが子どもだからだ。



お陰で、私の両腕は血だらけ傷だらけ。
腹が立って腹が立って仕方ない。

最後に胸倉をつかんで傷を見せ、「これ、あんたがやったの。謝って」と何度か促し「ごめんなさい」と言ったところで「もうおしまいね」と言って終わらせた。

怪我をするたびに、いったい私は息子にとってどういう存在なのか？と疑問が湧く。
単なる八つ当たりの相手でしかないのか？

私は人間が出来てないから、やられるとやっぱり悔しい。
目には目を、というやり方は良いとは思っていないし、そういうことは止めたらと忠告も受ける。

ただ10年近く暴力を受け続けている私の傷も、理解されてはいけないものなのか？

そういうことの繰り返しが永遠に続くのだ。