桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

人の手を借りるというステップ

2009-12-03 23:35:04 | 自閉症のtoshiya

左の親指を包丁で深く切ってしまったのが月曜の夜。

3日も経ったのにいまだ血が止まりません。
ていうか、厳密にいえば場所が場所だけに使わざるを得ないし、たまにぶつけたりするので治りが遅くなってるのでしょう。

今朝も地下鉄で吊革につかまってると怪我したところがやけに痛いので見てみたら、傷口から血が滴り落ちて左手が血まみれ!!!!Σ(゜◇゜;)ゲゲッ

右手にはトシヤがしがみ付いてるので、立ったままでやっとの思いでウエットティッシュを出して血を拭きとったり、たーいへんでした(汗)。

そんなこんなで指をかばって生活しているからか、何事もはかどらずにイライラします。
と、トシヤもそれを受けてイライラと機嫌が悪い。

私と二人っきりだと不機嫌になるので、また反抗期復活?とか思ったり。

でも、よく考えてみたら22歳にもなって母親が世話を焼き過ぎるのもいかがなものかと。

実は最近になって週に1度か2度、活動ホームからの帰路をガイドヘルプのボランティアさんに付き添っていただくことを始めています。

今はおひとりですが、いろんな場面に対応するために何人かに登録をお願いしようかと考えているのですが、ボラさんもトシヤもお互いに慣れるまではいろいろあるだろうなーと思うと私もちょっとばかりナーバスになったりもしました。

トシヤが穏やかに暮らしていけるように心を砕くのは、ひいては自分がストレスなく暮らしたいがためなのです。
出来ることなら私が未来永劫、すべての世話が出来ればそれが一番気が楽なんです。

でも、そんなことは現実では無理。

今のうちに第3者に手伝っていただくことに慣れていないと、将来家族以外の誰にもヘルプしてもらえないなんてことになりかねません。

地域で暮らしていくためには多少の摩擦を覚悟で様々な人たちとふれ合うことが必須です。

そう自分にも言い聞かせて、もう大人でもあるトシヤ自身の力も信じて、人様のお力を借りる練習を重ねていくことが私の子離れになるんだろうなと思う今日この頃です。