桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

ふきげんやつあたり

2009-12-18 18:28:59 | 自閉症のtoshiya
ずっと穏やかに過ごしているからと気を抜いていたのに、この2,3日は活動ホームの帰り道からやけにテンションが(悪い意味で)高くなってしまってるトシヤくんです。

トシヤが落ち着いているときは口数が少なくトゲトゲオーラも出てないので、私も動物的な勘で察することが出来るのですが、ちょっとボタンを掛け違うようなことが起こると、そこから数十分はねちねちと機嫌悪いモードが続きます。

まず、いきなり大きな声を出す。
唸り声や奇声を出す。
大きな音を立てて手をたたく。
私の顔色をガン見する(いわゆるガンたれるんですわ)

これを静かな電車内などでやられると皆さん驚きますわな。

私が注意したり叱ったりすることを期待されてる空気もあるんですけど、それをやると敵の思うつぼなんです、実は。

私の叱声がトリガーになって、さらに大暴れ→すさまじい自傷→やむなく電車を途中で降りざるを得ない・・・というドミノ倒しが起こるわけです。


だから私はせいぜい小声で(*゜з゜)bシ――――!!と言って、目で威圧するに留まります。

ほんとうに公共の場でうるさくして申し訳なく思いますが、そのあたりのことを汲んでいただければ大変有難いです。

もしかするとトシヤは私が困ることを予測してやってるんじゃないか?と思うこともあるわけで、コンチクショー!と血が昇ることもままあります。


思えば今日のパニックのきっかけは、乗ってきたバスがトシヤが降りる停留所でドアが開かなかったことが原因だろうと思ってます。
駅前なのでトシヤ以外にも必ず降りる人がいるのが普通なのですが、今日はたまたまトシヤだけが降りたのでした。
トシヤは「次降りますボタン」を押さないというか、どのタイミングで押せばよいのかわからないので押さないんですね。
なので運転手さんも気がつくはずがなかったわけで、私が運転手さんに声を掛けてやっと降りることが出来たのですが、それがトシヤにはとっても恥しいというか屈辱的なことだったのではないかと思います。

とってもプライドが高いのが自分自身を辛くさせているようです。

帰宅後も興奮したライオンみたいにウロウロしていましたけど、私が別のことを知らん顔してやっていたら少し落ち着きました。


やれやれ。
この週末でリセットしてくれたらいいんだけど。┐(´~`;)┌