クリスマスも過ぎ、世間は新年を迎える色一色になりました。
結局うちのクリスマスはなんのインパクトもなく、うやむやに流れていってしまいました。
まあそもそも主婦たる私が目の前の仕事でいっぱいいっぱいで、ホームパーティーやる気ナスの状態だったので仕方ないのでございます。
私は創作(仕事)することと生活することにまったく同じ種類のエネルギーを使います。
それぞれのジャンルで使い分けることが出来ないのを数年前から薄々感じるようになっていまして、別のことにエネルギーを使うと仕事が手につかなくなるというまったく厄介なことになってしまうのが悩みです。
幸いこの3~4年はトシヤのことに大きく振り回されることもなくなっていたので仕事も前進していたんですね。
前置きはこのくらいにして。
時間の節約のため、外でも創作可能なクロッシェはビーズアウトでやっていて、バスや電車の中でも膝の上でやることも多いのですが、最近よく年配のご婦人に声を掛けられるんです。
ビーズボールのイチゴを必死に編んでると、違う座席に座っていた人が私の隣が空くとおもむろに移動してきて、「何をやってらっしゃるの?」と興味津津で聞かれるんです。
一昔前の女の人は編み物の得意な方も大勢いらっしゃったと推測しますが、ビーズを入れてアクセサリーを作る編み物なんて、きっと物珍しいのでしょう。
電車の中は揺れるしあまりサクサクとは編めないんですけど、「まあ、器用ねえ」と感心されて、面映ゆい思いをします。
それでも知らない方とちょっとしたコミュニケーションが取れるのは、心が明るくなって嬉しいですね。
自分の作ったもので人の気持ちを明るく出来るのは、さらに幸せなことですし、ひとつひとつ気を入れて作っていこうと思います。