今日もまた赤くて大きな月が出てますね。
最近、子どもの頃に読んだ本を再び読んでみたい衝動があって、可能な限り再購入しています。
その中のひとつが、井上靖の「しろばんば」です。
現在、井上氏の原作「わが母の記」の映画が公開中ということもあって、思い出した感じです。
たぶん、小学生か中学生の頃に読んだんだろうと記憶していますが、何度も読み返したように思います。
実家にあるのは、少年少女文学全集みたいなものだったと思うので、新たに文庫本を購入しましたが、それが今朝配達されました。
なんと奇しくも井上靖氏の誕生日である今日5月6日(1907年・明治40年)に届いてびっくりしています。
ご健在なら105歳ですね。
「しろばんば」以降に、「夏草冬涛」「北の海」という自伝三部作がありますが、うちの相方もこれらを少年の頃に何度も読み返したらしく、今日彼の実家に行って、ボロボロになった本を持ってきていました。
忙しい日々だけど、小説を読むのは大きな息抜きになります。
子どもの頃に読んだものを50を超えた今、どのように感じながら読むのかという二重の楽しみもあります。
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しろばんば (新潮文庫) |
井上 靖 | |
新潮社 |