ここはそんなに読者が多くないブログだとはいえ、やっぱり全世界の人が閲覧可能な場所にドンヨリした愚痴をこぼすのは気が進まないと常々自重しています。
が、自分のブログなんだし、書きますわ、ってなる。
うちの子は最重度の自閉症です。
言葉もおぼつきません。
でも、あの子の魂は高潔であることはわかります。
それに関しては、2001年に出版した自著にも触れてあります。
悩んで迷ってたぶんこうなんだろうと、腑に落ちたことを書いています。
私はたしかに息子から多くのことを学んで、人間を鍛え直されてきました。
ほんとに感謝しています。
でも、日々の生活といえば、いまだにひとりで電車に乗れない彼の送り迎え、食事の世話、ひとりでお風呂に入れないので介助、睡眠障害があるために私は常に睡眠不足、激しい自傷もパニックもあるし、怒ると引っ掻くつかむで私は毎日生傷が絶えない。
私は毎日ギリギリ限界で生きています。
たぶん、自分の年齢的な不調と重なっているから余計そうなんだろうとは思いますが、体力的にもおつりがないくらい疲労します。
そんな毎日を現在も送っているのです。
そういうことをひと様にこぼすと、「障害のある子は親(世の中)に教えるために生まれてきてるんだから(不平はいわないように)」といったことをよく言われます。
スピリチュアル系のひとなんでしょうかね。
私もどちらかというとそれ系の人間ですけど、素直に聞けないんです。
わかってますってば!って思う。
実生活を知らずに助言するって危険です。
私はこういう体験をすることで、きれいごと教の教祖みたいなのにはなっちゃいけないと思ってます。
あ、そういうことを教えてくれたんだかね、トシヤは。