今日は社会福祉法人が新しく立てた、障害者用のケアホームの内覧会に行ってきました。
ところで、ケアホームとグループホームの違いってご存知ですか?
ケアホームは共同生活介護、グループホームは共同生活援助で、ケアホームには生活支援員が配置されて、重度者には夜間支援体制がありますが、グループホームにはどちらも不要です。
ケアホームは障害程度区分2以上で、グループホームは障害程度区分が必要ありません。
つまり、より障害の程度が重い人が入れるところがケアホームです。
都会ではあるけれど、まだ農地が周りにあるような土地に、7人が入居出来る建坪200㎡弱の2階建。
セキュリティー完備、エレベーターもあり、最新式の住宅設備が整った素敵な住宅です。
昼夜、世話人と呼ばれるスタッフが在中して、入居者の介護や金銭管理などを行い、いわば障がいを持つ人の終の棲家としての役割を果たしてくれます。
常に常に、親亡き後の息子の将来を考えている私たちにとって、ほんとうに理想の形のように思えます。
ただ、受け皿としてのケアホームは様々な規制もあって(特に予算的な)、実際に必要とされる人数には絶対的に不足しているのが現状のようです。
なので、自ずと入居希望者には優先順位がつけられます。
たぶんうちなどの場合、母子家庭で一人っ子ではあるのだけど、まだ若いので常に最後尾なんだろうと思いますが、それでも今のうちからアンテナを張っておくべきだなと感じました。
老障介護、つまり老いた親が障がいの子を介護しなければならないという言葉も生まれており、実際に苦労している親子がおられます。
どうか、必要な人が相応しいケアを受けられる社会になりますように。
そのためには世の中が平和でなくてはならない。それが絶対条件ということも忘れてはいけないと思います。