桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

ごめんね、次へ向かおう

2012-08-01 18:20:37 | 自閉症のtoshiya

トシヤが週に3日通ってる施設の、個別支援計画面談に行ってきました。

ここは群馬の学校を卒業してからすぐに通っているところで、以前の家から引っ越してもそのまま通い続けていました。

ところが、3年経ってみて感じるのは、うちの息子には「居場所」になっていないんだなということ。

プログラム的に、自由時間、余暇という時間が圧倒的に多く、トシヤは持て余している様子。
なので、必要以上に自傷が多いのが目立つのです。

あちら側からすると、自傷をする息子に問題があるという捉え方をされているようですが、私はそれだけではないと感じます。

もう一ヵ所通っているところがあるのだけど、そこは専ら作業中心で通勤しているという感覚で、息子もお仕事を頑張っているという印象を受けるんです。
自傷をまったくしないというわけじゃないけれど、集中して仕事をしていると連絡帳には書いてあります。

以前からこれはマズイなと思ってたけど、引っ越しや私の体調悪化など諸々の事情があって、なかなかトシヤのために次のステップを踏み出そうという決断が出来なくて今まで来てしまいました。

私の仕事の都合などで、そのままショートステイに移行出来るのも捨てがたかったんです。

全部全部、私の自己都合のために放置していたんです。

今日も別に何をするでもなく一日を部屋で過ごし、激しい自傷が数回あったと聞いて、もはや潮時だと腹を括りました。

トシヤには申し訳なくて、心の中で何度もごめんねと謝りました。

ちょっと前に新しく出来た作業所の連絡先を手に入れていたので、思い切って見学の申し込みをしました。

家からはちょっと交通の便が悪いのだけど、何か解決策はあるかもしれないし。

何よりトシヤが毎日笑顔で過ごしてくれるのならば、何とかするのが私の役目。

20歳までは120%の力をトシヤのために使っていたのに。

成人したからといって力を抜くわけにはいかないんだ。

トシヤの人生はトシヤのものだけど、縁の下で支えることに手抜きは許されない運命なのです。

過酷なようだけど、実は、日々祈って感謝することが当たり前になるので、むしろ人としては充足した人生になるのです。

私とトシヤには意味のある日でした。