これまでずーっと悩んでいたことが、やっと解決されそうです。
ほかでもない、トシヤの頭・・・脂漏性湿疹のことです。
高校生のころあたりから、ちょっとストレスが掛かったりすると、頭の前半分の皮膚がガビガビになって、魚の鱗のように捲れていたのです。
当然、皮膚はフケとなって落ちるわけですが、特に乾燥のひどい冬場に重症になるので、ニット帽などを被せなくては外へ連れていけませんでした。
冬だけでなく、不安定が増すのと比例して皮膚炎もひどくなります。
以前は皮膚科へ通って、薬も塗っていたのですが、なかなか改善しませんでした。
皮膚というのは心と直結しているらしく、薬では対処できないんだなーと悟ったのと、トシヤを連れて病院通いするというこちらの負担も重なって、皮膚科通いは止めてしまいました。
今年は、夏からひどくなって、ごわごわの頭皮に髪の根元が束になってくっ付いたりして、見るもの恐いくらいでした。
これじゃあ、あんまりかわいそうだ。
いろいろ考えた末、皮膚の過敏な人が使っていて、信頼できる原料で作られている石鹸と馬油(バーユ)を使ってみることにしました。
それが、「かえる印のとろける愛情バーユ・ティーツリーオイル入り)」と、「ピュアポタッシュ」というカリ石鹸でした。
使って3日もすると、ガビガビの頭皮が軟らかくなって、触ってもかさぶたがわからなくなりました。
入浴前に、トシヤに馬油を塗ってやるのですが、本人はいやいやながらも、私が本気で治したいという気持ちでいることが伝わっているのか、辛抱して座っています。
馬油は手荒れ、肌荒れ、火傷などにも効くといいますし、私もちょこちょこ使っています。
本来は、本人の安定を目指したいところですが、これはもうどうしようもないこともあり、まずは不快な皮膚炎から攻めていこうと思います。