息子と相方(伴走)が毎年参加している、保土ヶ谷区のかるがもマラソン大会がありました。
トシヤは一度も歩かず、ちゃんと5㎞を完走出来ました。
10キロ近く体重が増えたころからあまり走れなくなって、長距離ランは歩くことも多くなっていたようですが、今日は怒らず(←ココ大事)に、ちゃんと最後まで走ったそうです。
ゴールでは、たくさんの応援の拍手をもらって、嬉しそうだったと聞きました。
自発的に何か好きなことをやるということが難しい息子です。
何かひとつでも喜びをもって続けられる趣味やスポーツがあればいいかなあ、と思って始めた陸上競技。
中学時代までは私だけで育てていたので、希望はあっても叶わぬことだと諦めかけていました。
ところが、相方がたまたまスポーツが好きで、一緒に走ってくれる人だったから続けられていますので、本当に当たり前のことではありません。
ちゃんと当初の希望は叶えられているのです。
私とトシヤは、重い障がいを持った息子とその親であるという現実から、世間からは不幸の塊のかわいそうな人と見られているのでしょうが、事実はまったく違うのです。
ちゃんと望むことを着実に叶えられています。
まず現実をありのままに受け入れるというプロセスを踏むことで、そういう人生が始まるような気がします。
◆お知らせ◆
11月1日(日)半蔵門で第2回目のワークショップやります
ご自分の色と数字を入れたブレスレットを作りましょう。
初心者でも大丈夫です