6月20日の記事でアップしたシルバー作品ですが、実はSilver Accessories Contest2017に出品したものでした。
7月6日に最終審査があり、その後合否の連絡が来るということだったので、今週はずっと落ち着かなくてナーバスになっていたのですが、昨日主催者側から私の作品が日本宝飾クラフト学院賞を頂いたとのお電話がありました。
よかった~ホントに嬉しかった
以前からこのコンテストは存じていましたが、受賞作品のレベルが破格に高くて、とても私など敷居が高過ぎて、出品しようとさえ思えなかったのでした。
しかしながら、10年ジュエリー作家をやってきて、何処かで壁を破らなくては先が見えないままだ・・・と悩んでもいました。
私は、ジュエリーやアクセサリーとは人と人を繋ぐコミュニケーションツールでもあると考えています。
なんて面白い!なんて不思議な!なんて綺麗な!なんて素敵な!
と、着けてる人と周りの人に思われるものでありたい。
そう考えた結果、表現の幅を広げるために、銀粘土に限らずビーズやチェーンメイル、彫金も同時並行して学んできました。
息子の送迎や世話で制作時間がかなり限られ、たぶん人の1/10のスピードでしか進めていないはずですが、途中で止めてしまえば私はただの趣味の多いおばさんでしかありません。
諦めなければ難しい壁もクリア出来るってことは、クライミングで学びました。
今回は制作中に失敗してもガッカリすることはせず、もっと素敵なものにすればよい、とすぐに切り替えました。作っていてもすごく楽しかった。
誰かに魅力的だと思っていただけたことに、とても感謝しています。
入賞作品、入選作品は10月4日(水)~8日(日)まで、池袋の東京芸術劇場にて展示されます。