桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

信じて笑ったら

2017-07-14 11:34:39 | 自閉症のtoshiya
新しいガイドさんを探す過程で、トシヤはこのところ初対面の支援相談センターの人や事業所の方に会う機会がたくさんありました。

そのたびに自分の話がされるわけで、彼としては甚だ面白くないわけです。

そういったことが重なったせいなのか、通所先でも自宅でも不安定になることが多く、自傷も増えていました。

季節柄、天候も不安定であることも拍車をかけていると思われます。

トシヤが不安定なことで周囲の私たちもストレスが掛かるので、つい本人の辛さを忘れて彼を抑えつけようと考えたり、叱ったりしがちです。

自分は変えられても他人は変えられない。
というのが、この世の習わしです。

母親としても、血だらけになりながら自分を殴る息子を傍観してるだけなのは嫌です。

一番身近な私がどう変わればよいのか?

まず気づいたこと。

トシヤと居るとき、私はいつも笑顔でいただろうか?
たぶんNOです。
ほとんどと言ってよいほど、暴れたら困るな、機嫌よくしてくれないかな、などと考えながら居たはずです。

どんな時も受け入れて、信じてるからね!という顔をしていよう。
これは修行です。

昨日、通所先に送っていく途中、行ってらっしゃい!と別れる時、にこーっと最大限の笑顔でトシヤを見ました。

最初は八の字眉だったトシヤが、ぎこちない笑顔を返してくれました。

よし!今日は大丈夫。たぶん。

その日は自傷がなかったそうです。

またひとつ、大きなことを教えられました。