蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

2011.5.19 丸亀 GⅠ 開設59周年記念 優勝戦

2011年05月29日 | 競艇
2011.5.19 丸亀 GⅠ 開設59周年記念 優勝戦

1.森高 2.重成 3.山口 4.中島 5.川崎 6.山崎

本戦と関係ないのだけど、山崎って横西と結婚してたんだね(最近スポーツ新聞やマクールとも縁遠くなっちゃったな)。

一流選手同士の結婚で、結婚後も奥さんが競技継続ってあまりないような。
鈴木(幸)の奥さん(当時競艇界の百恵ちゃんと(確か)呼ばれた人。古いな~もう知る人もいないんだろうな~)って結婚してすぐ辞めたよね。
二人ともフル参戦してたら、家で顔を合わせる機会がほとんどないと思うけど・・・

中島が買いたいのだけど、本節はモーターがイマイチかなあ、という感じだったので、中島のヒモ付けにした。

結果1-3

中島トップスタートで5コースから絞ったので、こりゃ一着か・・・失敗、と思ったら全く捲くれず。2周1マークの2番手争いでも外回った山口に軽々とぶっちぎられた。やはり機力不足だったか。
(敬称略)
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あなたがいる場所

2011年05月17日 | 本の感想
あなたがいる場所(沢木耕太郎 新潮社)

沢木さんのノンフィクションは比べるものがないほど私にとっては魅力的で、「チェーンスモーキング」などのエッセイや新聞に連載されている映画評もとても面白い。

しかし、小説はどうだろうか。

本書は雑誌連載された9つの短編を収録している。
それぞれの短編に関連性はなく、(子供が主人公の話が多いが)テーマも特に統一されているようには思えなかった。
また「どこかで読んだような・・・」と思わせる筋や構成のものもいくつかあった。(これは、私の思い込みかも知れない。しかし、本書をふくめ最近の(といってもここ10年くらいのイメージだが)非エンタテイメント系の短編って、どうも村上春樹さんのそれをお手本にしているような感じがしてしまう。村上さんの短編の出来がよくて人気もあるせいなのだろうけど)

あとがきによると、少年少女にも最後まで読みとおせるわかりやすい小説をめざした、とある。その狙いは達成されているし、けっして小説として質が低いとか面白くないというわけではないが、ノンフィクションやエッセイの輝きに比べると、ちょっと色あせた感じがしてしまった。
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