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別府大分毎日マラソンのレースレポのつづき、
今回はハーフからゴールまでです。
■20km~25km 22:33(4:31/km)
ハーフ地点で誰か(陸連の人?)がタイムを読み上げていたことで自分のハーフ通過タイム(1時間35分40秒)を知り、
目標の3時間10分切りが厳しいことを悟った私。
まぁ今回は練習をしっかり積めておらず目標達成は厳しいと思っていたので、
行けるところまで行くっきゃない!と気持ちを切り替えました。
すぐ前にゼッケン番号3桁の速いはずのランナーがおり、
ファンランなのか故障でガチれないのかよくわかりませんが、私にとってちょうどいいペースで走られていたのでついて行くことに。
お蔭で25kmまではペースをあまり落とすことなく走れました。
そうそう、ちょうどこの区間だったと思うのですが、大きな道路でカーブが連続しているためか、カーブに沿って路面が傾斜していて、
めっちゃ走りにくかったです。こういうところをバンクというのかな。
最初は傾斜に抵抗しながら走っていたんですが、途中から逆らわずに走るようにしました。
そうすると基本的にはカーブのインコースを走れることに気付きました。
意外と皆さんアウトコースを走ってるんですよね。もったいない。
■25km~30km 22:57(4:35/km)
だんだんと疲れを感じ始めました。油断するとペースが落ちちゃう、そんな感じ。
でも大分市の市街地に入ったようで再び応援が多くなってきました。わざと歩道寄りを走り、応援をもらいます。
でもですねー、近くに女性ランナーが走っていたため、「女子、頑張れー!」の声が圧倒的多数。
「私にも応援くださーい」と思いながら走ってました。笑
小さなお子さんを連れたお母さんが、応援団さながら、脚を肩幅以上に開きて仁王立ちして、
腕を上下にビシバシ動かして応援されていた姿が目に入り、思わず微笑みがこぼれてリラックスできました。
自分の知り合いでもない人にどうしてそこまで応援できるんだろうか。すごくいい人に違いない。
29km過ぎにある大分川に架かる弁天大橋ではたった4mの登りですが四苦八苦。
あとでガーミンの記録を確認すると4:50/kmペースまで落ち込んでました。
登りで苦労するってのはフォームがダメな証拠。疲れてきたときでもフォームが崩れないようにしなきゃ。今後の課題。
■30km~35km 23:50(4:46/km)
28km付近から35kmの第2折り返し地点まではほぼ一直線の道路になります。
一直線の道路って嫌い。先が見えすぎて、どこまで走ればいいんだよって嫌になっちゃうんです。
このころから下ばかり向いて走ってました。
たまに「せっかく別大を走ってるのに景色を楽しまなきゃ!」と思って顔を上げてみるものの、
視界から入ってくる情報量が急に多くなり、目の前がカチカチ白く見え始め、ヤベーとおののく。
1km、1kmが長く感じ始め、ペースが維持できなくなってきました。
急に足が動かなくなり、周りのランナーに置いて行かれます。
練習不足だからしょーがないよなーと思いながら、とりあえず脚を動かし続けました。
■35km~40km 25:06(5:01/km)
この区間はほんとしんどかったです。
しんどかったとしか記憶にないです。
左のふくらはぎに張りを感じ始め、攣ったら終わりな予感がしたので、
なるべく踏ん張らないように柔らかく着地を心掛けるも改善せず。
右も腰が悲鳴を上げ始める始末。
こういうときってフォームを立て直して楽に走れるよう心掛けたらいいんでしょうけど、
それが出来ないんです。
給水だけを楽しみに走ってました。
■40km~42.195km 11:06(5:03/km)
40kmを過ぎあと2km。泣いても笑ってもあと2km。
練習だとあっという間に終わっちゃう距離。
ここで踏ん張らないでどうするんだ!と自分に喝を入れて、踏ん張りました。
自分ではペースを持ち直せたと思っていたけど、あとで確認するとペースを維持できていただけでした。
大分川沿いの道を曲がり、ゴールの競技場が見えてきたあたりで嫁さんからの応援がありました。
う~ん、いいところにいるねー。パワーをもらって、(気持ちだけ)ラストスパート!
競技場に入っていくところで、「テレビで見た光景や」「かっちょええ~」と思いテンション上がっていたのに、
競技場に入るとすぐテンションダウン。「トラック1周せなあかんのか~!」「競技場入ってすぐゴールでええねんで」とブツブツ言いながら、
ダルダルの体を引きずりながらフィニッシュ!
速報にも書きましたが結果タイムは、グロス3:16:17、ネット3:15:22 でした。ネットで4分ほど自己ベスト更新!
こちら(↓)の画像は3時間30分直前のゴール付近の様子。みんな一生懸命走ってます。
そして周りのランナーたちが声援を送って励ましています。いいですね~!感動もの。
着替えて出てきたらゴール付近は既に撤収されたあとでした。早すぎる~。
もう少し優しくしてくれ~と思うけど、この厳しさがいいんでしょうね。
その後、シャトルバスには選手ではない嫁さんは乗れませんので、一緒に歩いて大分駅まで戻りました。30分もかかっちゃった。
こちら(↓)は大分川です。雄大で静かな流れを見ていると、フィニッシュした安堵もあり、とても癒されました。
ちなみに大分駅前の街は意外と都会でした。ノスタルジーな雰囲気の残る別府を見た後だから尚更そう思ったのかもしれません。
大分からは電車で再び別府まで戻り、今夜のお宿へ向かいました。
せっかく別府まで来ましたのでこれで帰るのはもったいない!ということで翌日は観光する予定。
大分駅で見かけた電車たちを激写してきました。嫁さんが。
顔みたいでかわいいですね。
手前の青い電車が特急ソニックで、奥の黒いのは特急かもめ。
九州の電車ってかっちょいいですね~。
どれか好きなボタンを押してみてください。(笑)
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