ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

思うところ

2011-04-22 06:37:48 | 医院ができるまで
  昨日私は上郷小学校に、院長は三沢東部小学校へ学校歯科健診にいってきました

   

  上郷小学校の新しい校舎に、「おおぉ~」と驚く私とスタッフ2名。



  校内の一部をみたに過ぎませんが、今時の学校ってああいう感じなんですね~。

  
  大きな窓から春のやわらかい日差しが真新しい教室内に差し込んでいました。
  

  まだ、校庭などは完成しておらず、これからも工事は続くそうですが全体の完成が楽しみですね~。




  さてさて、健診の方は無事終了しましたが


  気になることが少し。。。

 
   

  毎年毎年健診しますので、ある特徴のあるお口の中は覚えているのです。

  
  虫歯がかなり進んでいるのに・・・

  昨年と同じ、いや、処置した形跡がなく、

  より進行しているお子さんが数名おられるんですね。

  
  明らかに歯科受診はしていない・・・と思われるんですが(私から診て思うにはですよ)


  虫歯が進んでも、痛みもなにもないケースもありますから

  お子さんも何も言わないのかもしれません。

  痛みがあってもどうせ萌え代わるモノだからとお考えの家庭もあるのかもしれません。
  
  そこには家庭の事情も色々とあるでしょう。。。



  
  でも、多数の乳歯の崩壊という虫歯の出来やすい環境下では、間違いなく永久歯の虫歯への
  リスクを高め、さらに永久歯の歯並びにも影響しますし、ひいては顎の発育、顔の印象に影響します。

  
  お口の中の環境がよくないと将来的に歯周病も心配になってきます。

  歯周病の菌が全身疾患(肺疾患、糖尿病、心臓疾患、、、)と関連もしています。

  年齢を重ね大人になったとき、痛みで困らないためにも、虫歯の治療のためと歯を削って失い
  歯周病で歯を抜く、、、という不快な思いをしないためにも、どうか歯科を早い段階で受診して欲しい。。。
   

  未来が心配です。 
   
 
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。    
 
 
  被災者の方の歯科受診について  
           
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