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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「スポットライト 世紀のスクープ」

2016-12-16 11:35:21 | 映画・洋画
SPOTLIGHT   2015年  DVD



≪ストーリー≫
2001年、日刊紙「ボストン・グローブ」の取材チームである「スポットライト」のデスク・ロビー(マイケル・キートン)は、
新局長バロン(リーヴ・シュレイバー)から、カトリックの神父であるゲーガンの子どもに対する性的虐待事件を調査することを提案され、
5人のメンバーが行き詰りながらも明るみに出していく・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

カトリックは戒律が厳しく、あれこれ制約が多い中、
司祭は妻帯できず、性的交渉をしてはならない、らしい

神父が犯す大罪を、単なる転地で隠蔽してきたんですね、数十年も、
被害者はそのトラウマに蓋をして生きてきたし、
家族も知りながら「教会」と言うとてつもない「組織」の言いなりになっちゃう、
しかも、その数は加害者が100人に近いって、いわんや被害者の数は・・・

神の名のもとに「教会」を守るって本末転倒やろ!

ほんで、罪と知りながらやっちゃう、って所詮人間は罪からは逃れられへんのんやなあ、と


ストーリーは大まかでよく解ります、
教会側の圧力でモノ言わぬ弁護士や司法関係の人たち、
また、かつてはそんな報道もしながら深く食い込まなかった新聞記者たち、

新局長バロンがユダヤ人だとかいうところも出てきますが、~深い~
もちろん個人的なことではなく、教会側の体制を批判するわけです、

確かにこのスクープは困難を極めたみたいです、
まして「9.11」もあって・・

「アカデミー賞作品賞」ですね、先日見た「蘇りし者」は時代劇的で、
こっちは現代劇、

キャスティングはとても良かった
マイケル・キートン、シブくて素敵でした、
マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムス、ビリー・クラダップ(教会側弁護士)、スタンリー・トゥッチ(被害者側弁護士)等々

骨太な作品でした

コメント
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