夫はゴルフ、今年一番寒い(-.-)
のんびりゆったり、スッキリ(笑)
2018年 CS
≪あらすじ≫
教誨師とは、受刑者に対し、その非を悔い改めるよう教えさとす人。
牧師の佐伯(大杉漣)は、6人の死刑囚たちと対話をする。
様々な犯罪者たちが居て、あの事件?、この事件?、と思わされる事が出てくる、
話もしないで時間だけいる人や、
自分の過ちを、人のせい、社会のせい、また、良いことをしたと豪語する者もいる
黙っている者には話しかけ、しゃべる者には耳を傾け、
ただ、悔い改めをと諭す佐伯だが、
そのうち、自分の過去を話すようになり、
人はみな、罪びとであると諭す、
しかし、ただ執行される「死」を日々過ごす人たちの心の奥底には、
やはり、なんとも言い難いものが漂う・・・
・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*
意外と淡々と囚人たちは話すんですね、
一切、自分がしたことを「悔い改める」者はいなくて、
でも、必ずやってくる「その日」があるわけで、
よく外国映画には牧師や神父が出てきますが、
邦画でこういうものを取り扱った作品はなかったかな?
「私は貝になりたい」では死刑囚が残した言葉で、・・・あったかも
シーンはほとんどが刑務所の教誨室の中、
色もないし、音楽もない、静かです、
囚人が暴れることもない、
しかし、何だか深~いんですね、
人とは、生きるとは、社会との付き合いとは・・って
大杉漣さんこれが遺作なんですね、彼自身のプロデュースでもあった
北野作品は好みじゃないんで未見ですが、
彼は好きな俳優さんです、
~自分の中では、ちょっと小日向文世さんとついつい被るんですけど~
劇中、死刑囚でも、人が人を殺していいのか、と佐伯を問い詰めるシーンがありますが、
聖書の世界とこの世の法律とは違ってて、
霊の救いを訴えてるんやけど、
なんせ、人が人を裁くわけで、
聖人でもなければ、神でもない、
佐伯も人の子、タバコも喫うし、ストレスもたまってくる、
でも、一貫して、彼の私生活は映りません
その部屋はあくまで対等な立場
ホームレスだったおじいさん(五頭岳夫)に、
「ザアカイ」の絵本を出して読みましょうって場面があります
すると読めなくて、字を覚えましょう、って進めるんです、
彼はその後、体調を崩して入院して亡くなります、
最後に大事に持っていた女性のグラビア写真の裏側に、
御言葉が書かれていて、ちょっと救われた気になりました、
とにかく、こんな映画があるんですね、
6人の死刑囚役(烏丸せつこ、玉置玲央、古館寛治、光石研、小川登)の方々も良かったです。
のんびりゆったり、スッキリ(笑)
2018年 CS
≪あらすじ≫
教誨師とは、受刑者に対し、その非を悔い改めるよう教えさとす人。
牧師の佐伯(大杉漣)は、6人の死刑囚たちと対話をする。
様々な犯罪者たちが居て、あの事件?、この事件?、と思わされる事が出てくる、
話もしないで時間だけいる人や、
自分の過ちを、人のせい、社会のせい、また、良いことをしたと豪語する者もいる
黙っている者には話しかけ、しゃべる者には耳を傾け、
ただ、悔い改めをと諭す佐伯だが、
そのうち、自分の過去を話すようになり、
人はみな、罪びとであると諭す、
しかし、ただ執行される「死」を日々過ごす人たちの心の奥底には、
やはり、なんとも言い難いものが漂う・・・
・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*
意外と淡々と囚人たちは話すんですね、
一切、自分がしたことを「悔い改める」者はいなくて、
でも、必ずやってくる「その日」があるわけで、
よく外国映画には牧師や神父が出てきますが、
邦画でこういうものを取り扱った作品はなかったかな?
「私は貝になりたい」では死刑囚が残した言葉で、・・・あったかも
シーンはほとんどが刑務所の教誨室の中、
色もないし、音楽もない、静かです、
囚人が暴れることもない、
しかし、何だか深~いんですね、
人とは、生きるとは、社会との付き合いとは・・って
大杉漣さんこれが遺作なんですね、彼自身のプロデュースでもあった
北野作品は好みじゃないんで未見ですが、
彼は好きな俳優さんです、
~自分の中では、ちょっと小日向文世さんとついつい被るんですけど~
劇中、死刑囚でも、人が人を殺していいのか、と佐伯を問い詰めるシーンがありますが、
聖書の世界とこの世の法律とは違ってて、
霊の救いを訴えてるんやけど、
なんせ、人が人を裁くわけで、
聖人でもなければ、神でもない、
佐伯も人の子、タバコも喫うし、ストレスもたまってくる、
でも、一貫して、彼の私生活は映りません
その部屋はあくまで対等な立場
ホームレスだったおじいさん(五頭岳夫)に、
「ザアカイ」の絵本を出して読みましょうって場面があります
すると読めなくて、字を覚えましょう、って進めるんです、
彼はその後、体調を崩して入院して亡くなります、
最後に大事に持っていた女性のグラビア写真の裏側に、
御言葉が書かれていて、ちょっと救われた気になりました、
とにかく、こんな映画があるんですね、
6人の死刑囚役(烏丸せつこ、玉置玲央、古館寛治、光石研、小川登)の方々も良かったです。