THE POST 2017年 CS
≪ストーリー≫
ベトナム戦争下、アメリカは戦地へ大使館から詳細を知るためにダニエル・エルズバーグを派遣
現実は泥沼化、状況が上向きになる様相は見当たらない、
ダンは、その結果をマクナマラ国務長官に報告するが、
マクナマラは、アメリカは優位にあることを公式に発表する、
果てしない戦争に、真実を隠蔽する国家に、
ダンは分析した報告書「ペンタゴン・ペーパーズ」を持ちだし数千枚のコピーをする、
そして、ニューヨークタイムズ紙にそれを渡した
タイムズ紙はその存在をスクープした、
当時、ワシントン・ポスト紙は経営状態も悪く、また女性経営者のキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)は、
役員たちからも、周囲からも軽んじられていた、
タイムズ社は二度にわたる掲載で、政府から記事の差し止めを要求される、
しかし、編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)はこれを機にポスト紙に掲載することを進言、
タイムズ紙と同様の差し止めもあることも深慮し、また会社の存続も危惧しながら、
キャサリンや役員たちは決断に迫られる・・
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う~ん、うなったよ
機密文書のこと、「ペンタゴン・ペーパーズ」っていうのね
原題は「THE POST」だから、微妙
気になってた作品です
国家機密文書の漏洩はあってはならないこと、
しかし、「報道の自由」と最後は法廷でたたかうことに、
そりゃ、戦意喪失やし、ウチも「大本営発表」あったね
でもね、6年前にもうヤバいってことが分かってたんだよね
トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、そしてニクソン大統領、
発端はインドシナ戦争~ジュネーブ協定~・・・
戦争は、負けられない、勝つまではって
この女社長の一言にスゴイ勇気があったんやなあ、ってつくづく感動しましたよ
メリル・ストリープとトム・ハンクス、とっても良い
「スポットライト 世紀のスクープ」も良かったけど、
これも良かった、
最後に、「ウォーターゲート事件」とつながってる
粋だね
結末はスッキリです
あと、ダンから書類を受け取る役のベンが、「ブレイキングバッド」の弁護士役(ボブ・オデンカーク)の人やって
これまたビックリでした
こんなシリアスな感じなんや
監督はスピルバーグ・・・知らんかった
期待通りの作品でした
もう一回見なくちゃ