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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「映像の世紀 バタフライエフェクト ふたつの敗戦国 ドイツ さまよえる人々」

2024-11-10 10:08:55 | テレビ

大戦後、東欧には1500万のドイツ人がいた。

ドイツ降伏はその運命を変えた。

現地の人々のドイツ人への恨みは暴力となり、住み慣れた土地からは強制追放された。

しかしドイツ本国に戻っても彼らの苦しみは終わらなかった。

戦争責任を重く受け止める西ドイツでは、彼ら被害者の声はかき消され、東ドイツでは、そもそも語ることが許されなかった。~NHKより

 

う~ん、いつもながらすごいとこついてくる番組

ドイツと言えば「ナチス」「ヒトラー」「ユダヤ人」「強制収容所」

この回は、戦後のドイツ人を追ったものでした

東欧に移住していた彼らへの批判、差別、蔑視、虐待、殺害・・・

そりゃ、しゃあないで、と思わんこともないけど、やっぱり、日本も敗戦国で屈辱にまみれて生きてきたんですよね

 

戦争になる経緯はそれぞれ、国全体がやりきれない状況に追い込まれて、悪の方へいってしまう

そこには、それなりの理由もあって、とか思うけど、

国民全体が体制に飲み込まれ、それが正しいことやと思っちゃう

もちろん、きちんと正義を貫く人たちもいて、それなりのアクションは起こすけど、潰されていくんよね

日本も憲兵が居て、反体制だと獄中に入れられて

 

この回の映像を見て、全く今まで取り上げられてこなかった~と私は無知だから知らんかったけど~

加害者と被害者

戦前からポーランドに移住していたドイツ人が強制帰還させられて、

ドイツからも白い目で見られて、ひっそりと暮らしてて、

「勝てば官軍負ければ賊軍」って言葉通り

 

毎回深~いです

 

アメリカ大統領、はてさて決まったのかな?

「シビルウォー」にならなきゃいいけどね(笑)

 

 

 

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