CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「ニュー・シネマ・パラダイス」

2015-03-17 11:41:32 | 映画・洋画
NUOVO CINEMA PARADISO/CINEMA PARADISO  1989年  イタリア  BS



≪ストーリー≫
戦後のシチリア、少年トトの父親は戦争から帰ってこず、母と妹と貧しく暮らしている
人々の楽しみは、町にある映画館「パラダイス」、
トトもおつかい銭を使い込んで映画を見ていたのが母親にばれて、
映写技師のアルフレードに助けてもらう

以来それまで入れてもらえなかった映写室に入れてもらえふたりは友だちになっていく
見よう見まねで覚えていくトトにすっかり気を許すアルフレード

ところがフィルムから失火し、アルフレードはすんでのところでトトに助けられる
アルフレードは大やけどを負い、失明してしまう

再建されたパラダイス座は少年のトトをアルフレードの後継者として雇うことにする

成人になり、兵役も終え再び島に戻ったトトに、アルフレードはもっと大きな世界へ行くことを勧める
そして、里心がつかないよう戻ってくるなと言う・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

トトとアルフレードの年齢差を超えた友情と言うか愛情と言うか、
関係性は一言では言い表せないですね

誰しも愛する人はそばに居て欲しいと望むけど、
それ以上のものを求めて大きくなってほしい、と

また、家族もふたりを信頼しきっているから、あれこれ言うこともなくてじっと見守ってる

結局トトは映画関係の仕事をしてローマに住んで、何十年も帰ってないわけですが
母親からアルフレードの葬儀の連絡が入って、
考え抜いて万感の思いを背負って島へ帰るんですね


やっぱり名作ですね
ジュゼッペ・トルナトーレ監督

~ですが、実を言うと以前に見たとき、いやぁもう20年くらい前かな、
ちょっと自分には合わなくて、2度見ることはないと思ってたんです。
そのころはドンパチが好きだったんでしょうかね

ところが、原田マハさんの「キネマの神さま」を読んで、その気になって、ちょうどBSでやってて
やっと理解できました
今更ながら






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「かぐや姫の物語」

2015-03-14 11:29:48 | 映画・邦画
2013年  地上波



おとぎ話で昔からよく伝え聞いている物語ですが、
アカデミー賞にノミネートされたという高畑勲監督のアニメ、あらためてじっくりと見ました

竹取の翁がお金持ちになって、幸せな結婚をさせることだけが姫の望みと思い込んでたことから、
姫はある種こころの病を患って、ふさぎこんでいく

「ハイジ」と共通するなあ、と
自然の中で自由に育ってた姫が望まない環境に置かれ、ホームシックにかかっていくんだよね

その痛みは手に取るようにわかるし、・・じいちゃん家に帰れよ、的な
ばあちゃんは理解しながらも、ただそばに寄り添うだけでアクションを起こさなさい
そりゃあ、月に帰りたくもなるよな

姫のこの世の者とも思われぬ美しさ、って
価値観そこだけかよ、まあこの時代だもんね

子ども用アニメではないね、暗い、深い
映像はキレイし、あえて平面画と言ってた監督の趣旨も分かる、
前半は退屈、でも最後やっぱり涙しちゃった

地井武男が声の出演でしたね、懐かしかった


「風立ちぬ」の方が好き




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「マメシバ一郎」

2015-03-13 15:43:22 | 映画・邦画
2011年  地上波



カワイイ!
ニートの芝二郎と柴犬の一郎、
テレビ放送してたのは見ましたけど、映画版は初見

で、お話は、
一郎の動画投稿が生活の中心、
二郎さん相変わらずムサイ、拍車かかっとおる

その動画から誤解した女性が動物虐待とか言って、無理やり連れて行って保護するのね
二郎も、こんなしょうもない自分よりそっちの方が幸せかも、なんて殊勝なこと思ったりして、

でも、やっぱり、一郎と二郎の信頼関係はできとおるわけで、
最後は二郎さん就職なんぞして、良かった、良かった、めでたしめでたしストーリー


キモイ二郎さんのもの言いがやっぱりククっ、面白いんですよね
賢いんだかどうだか分かんない

佐藤二郎さんすっかりキャラ安定してますよ

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ピーター本田?

2015-03-12 11:44:42 | 音楽・ライブ
夫と息子が「ルート66」の話をしている
今は飛行機時代『R66』もすたれて、~かどうかは知らんけど、

息子が斉藤和義の歌の中で「アメリカ」に出てくるピーター・フォンダのこと、
ずっとピーター本田と聞いてたらしくって

ふ~ん、日系人かな?  って思ってたんだと、^m^プッハ~

お父さんがヘンリー・フォンダで、ジェーン・フォンダがお姉さん、もうひとり俳優になってたかな?

我が家はぼけぼけファミリー
息子も娘もサラブレッドやん

ちなみにピーター・フォンダの「イージーライダー」はあんまり覚えてないけど、
曲だけは

コメント (2)
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「グローリー」

2015-03-10 11:47:11 | 映画・洋画
真冬みたいにヒューヒューと風が吹いてます、花粉も

おととい見逃した「流星ワゴン」をオンデマンドで
それと「銭の戦争」の二本がおもしろい

GLORY  1989年  BS



≪ストーリー≫
南北戦争に士官として従軍しているロバート・ショーは、
南軍との戦いで負傷するが、部隊が壊滅状態、
生き残ったロバートは大佐に昇格

その後、第54黒人部隊の上官に任命され新しく立ち上げるが、志願兵で集められた彼らを一から訓練しなければならなかった
しかし、軍部はあくまで実戦用には用いなかった

徐々に戦意を喪失していく彼らに、ロバートは上官に前線に出ることを訴える

そして1863年フォーク・ワグナーの戦いの先駆けとして攻撃していく・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

お坊ちゃまのロバートは危険な前線に行かないような部隊に回されているんですけど、
黒人たちは白人兵士から白い目で見られ、~お前らにために戦ってるんだよお、って

その屈辱に54部隊の兵士は戦意をますます高揚させて、大佐に実戦を懇願します

そして、最もリスクの高い先兵として志願するわけですが、
壊滅状態になり、半数しか生き残らなかったんですね、


南北戦争ってアメリカの奴隷解放に至る歴史の出来事ですが、同じ民族同士の闘いで、
黒人の自由を獲得したものの、やっぱり差別は続く・・ですよね

それでも、かなり見応えはありました
大佐の精神力の成長とか、兵士たちとの信頼とか、

ロバート役のマシュー・ブロデリック、なかなか良かったです
頼りなげで、虚勢を張って、優しくって、強くなっていく

片意地な黒人兵士にデンゼル・ワシントン~若い!!
モーガン・フリーマンが脇で締まる




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トッド・バーポ・著「天国は、ほんとうにある」

2015-03-09 12:13:18 | 読書
Heaven is for Real

この冬映画にもなったという一作で、私は見逃しましたが、ちょっと、いやどんな風にと思い古本を買いました

ストーリーは、
ネブラスカ州インペリアルに住む牧師トッド・バーポは、アルバイトをしながら妻ソーニャと娘のキャシー、そしてもう少しで4歳になるという息子のコルトンと暮らしている
2003年のある日、家族で旅行に出かける数日前、コルトンはお腹が痛いと言い出す
病院に連れていくと、ウィルス性の胃腸炎だと診断され、旅行に行くときはもうおさまっていた

その後レストランで食事をした後、キャシーとコルトンが食あたり症状を発し、
キャシーは、回復したものの、コルトンの症状は治まらない

ホテルから何時間もかけて前に見てもらった病院へと急ぐ、
トッドの頭には、「盲腸炎」の可能性を疑うが、医師は検査結果をみて、他の病気であろうと診断するが、
コルトンの症状は重くなるばかり

ついになす術がなくなり、別の病院へ連れていくことに
その病院で出会ったオホレラン医師の診断で「穿孔性虫垂炎」だと分かり、手術がなされた

術後も膿を吸い出すチューブが差し込まれ、予断が許されない

何日もその状況が続きやっと回復の兆しが見えて、退院できる

そして、半年後再び家族で旅行に行くとき、病院への道でコルトンが発した言葉は信じられない話だった

臨死体験したコルトンは、
手術中、パパがどこで何をしていたか、ママがそのときはどこに居たかを話し始める

その後も少しずつ、尋ねると、
天国でイエスに会い、トッドのおじいさんに会い、ソーニャが流産したお腹の中に居た姉に会う、
まだ幼いコルトンにトッドは聖書の話はしていない、・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

この牧師であるトッドは、あくまで一般的な父親としての立場から書いた本のようで、
共感はあります

眉つばモノと引き気味に読むけれど、
こんなこと実際にあり得るんだろうかと不思議な気もします

トッドが幼いコルトンに言い含めるわけもないし、
その言質がすべて一致しているなんて、なかなか信じることはできないけれど、

信じてみようかな、と思わせる本でしたね
素直な気持ちで読む方が感動します

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ファイルが・・・

2015-03-07 22:27:40 | Weblog
4月のある日、ちょっと人前で原稿を読むことになって、
その原稿をすでに作っていたんですが、

さて、印刷しとこ、と思いパソコンを開けたら

ない!!

なんで??

どこ行ったん??


ファイル全部チェックして、紛れてないか、ない!

しゃあない、復元させてみよ、
で、いろんなソフト使いながら、

でも、やっぱりあかん!

結局、また原稿の書き直ししました

でも、2回目って書けないですね
前は上手くかけてた気がして

ブログも以前はよく飛んじゃってましたよ
そんときはやっぱり、グワ~~、って
最近は記憶してるみたいだけど、

とにかく昨日、今日とパソコン触りっぱなしでした

サ、イ、ア、ク、
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「ミリオンダラー・アーム」

2015-03-06 11:55:01 | 映画・洋画
MILLION DOLLAR ARM  2014年  DVD



≪ストーリー≫
スポーツエージェントのJB・バーンスタイン(ジョン・ハム)は、良い選手との契約が取れず、事務所は火の車
そこで視点を変えてインドのスポーツ選手に注目する

野球がポピュラーじゃないインドで、金の卵を発掘する作戦を立てる
そこで、優勝した選手をアメリカの大リーグへ推薦するとコンペティションを開く

アメリカから敏腕?スカウトのレイ(アラン・アーキン)を呼び寄せて、
数千人の中から、リンクとディネシュを見出す

JBは彼らと帰ったあと、オーナーから1年で育て上げるようにと言い渡される

慣れない土地で、トレーニングの毎日に体と神経は緊張していく

そして入団テストの日・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

とってもシンプルで、でもなんか良いです
実在のモデルさんたちが居て、2008年ころかな?



パイレーツに入団後の活躍は定かではないけど、
彼らのひたむきな感じがよく出ていましたねえ

リンク役は「ライフ・オブ・パイ」の兄ちゃんスラージ・ジャルマ
アラン・アーキンの「リトル・ミス・サンシャイン」風のおじいちゃん役はピッタリ、やっぱり良い

ディズニー映画らしい、ハッピーエンドでした
音楽も好きです
あったかいから~~~







 
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「プロミスト・ランド」

2015-03-05 11:46:13 | 映画・洋画
PROMISED LAND  2012年  DVD



≪ストーリー≫
シェールガスの開発会社・ウローバアルの幹部昇進が決まろうとしていたスティーブ(マット・デイモン)は、
自身も田舎育ちで、衰退する農業に貧困の連鎖を食い止めるため、人々の生活に潤いをもたらすため、
信念を持って土地の提供に奔走してきた

そして、今回もその自信は揺るがず、仕事のパートナーのスー(フランシス・マクドーマンド)と共に、
田舎町のマッキンリーにやってくる

土地の有力者にコネをつけ、交渉は思惑通りに進んでいたが、
ある日、環境保護活動家らしきダスティンがやってくる
ダスティンはかつて農業をしていたが、おなじシェールガスの開発に委ねたところ、
土地や家畜が汚染されていった、と訴え始める

そして、最終討論日、昔は科学者で今は教師をしているというフランクが反論し始める
人々はスティーブを信頼できなくなっていく・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント監督
製作・脚本マット・デイモン

※ちょっとネタバレあります

シェールガスねえ、
良いことしか聞いてないよね

この後、スティーブはダスティンが会社に雇われていることを知ります
そして、フランクと話すうち見方が変わっていきます
スーは、それも承知の上で生活のため会社へと帰っていきます

けっこうシリアスでした
環境問題、新しいクリーンエネルギーの話、
何もかもうまく行く方法ってなかなか無いんだよね

資源のない日本はレアメタルや天然ガスへの期待は大きい
核燃料はもうまっぴらですもん

お金がすべてを支配するのかね?
ちょっとこわいテーマでした


スティーブの心変わりは早っと思いましたが、
なかなか問題提起した良い映画でしたね地味ですが
まあ、ファンなもんで
フランシス・マクドーマンドも好きだし、久しぶり

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「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」

2015-03-03 11:34:03 | Weblog
JOHNNY ENGLISH REBORN  2010年  CS



MI7のエージェント、ジョニー・イングリッシュ前回のミッションの失敗で休職状態になるが、
再びミッションを与えられる

それは、スイスにやってくる中国の首相の暗殺を食い止めること
それにはまず、ボルチェンコの部下が持っている3本のキーを奪うことから始まる

首尾よく一本を手に入れMI7に戻るが、・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ローワン・アトキンソン健在ですね
小ネタが方々にあって、徐々に全開、けっこう面白かったです
大げさな動きが苦手でしたけど、楽しかったです、笑いました
彼は手足が長い!

007のパロディーもそこかしこにあって
チベットの僧院は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」~また見よう~を思い出しました



「Xファイル」のジリアン・アンダーソン、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク
内通者のことは日本じゃ「ネズミ」だけど、イギリスは「モグラ」、「裏切りのサーカス」でも言ってましたね
「リス」ではありません
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