いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

善光寺の御開帳

2009年05月25日 | SO-Color

  
 亡父の故郷長野で、法要があって母の名代で出席した。解散になる寸前に、「今日のこの日は二度と巡っては来ないのだから、折角、親族が集まった記念にこの瞬間を映像に収めましょう」と、声かけをしてこの写真になった。 
 和尚さんや、来賓の方が帰られたあとの5分間での写真である。
 実は私は遠いということもあり、名古屋に居られた期間を持つ施主と、父とは兄弟のようにしていた小父の子供、秀ちゃん(今はお医者さん)とは親しくなじめてはいるものの、他の親族に対しては、そのつながり、どういう関係か、などは、結構丁寧に教えてくださっても、なかなか頭に入らないで困っている。やっぱり親類は遠いところに住んでいると、如何に近い血縁でも覚えきれない。くやしいけれど、頭の経路が細道になってしまっているようだ。

 このたびは従々兄弟(?)の1周忌で集まったが、昨年お葬式や49日法要に出席され、言葉を交わした…やや、分かりかけた方…会えるかなと期待していた方が、今回は見えなかった。
 あの時は、お元気にお話しされたのに今年の席は、病気で欠席を余儀なくされて…と、奥様が代わりに話しかけて来られた。仕方がないね。みんな状況の変化は止めようがないもの。
 「今日は、今日でしかない」ということを思い知らされての、この写真だ。
 
 今、長野では7年に1度の御本尊のお目見え、御開帳の期間にある。名古屋に帰る前に善光寺さんにお参りしてから帰ろう…。
  
 善光寺の近くまでHoyaさんに送って頂いた。大門、三門の前から人、ひと、人。
   
 お菓子で有名な竹風堂の前。
 信号が青に代わった。大勢の善男善女が渡る。ツーリストに組まれた団体さんも多かった。私は初めからゆっくりはできないとの覚悟で、その風に当たればいいかと、ただ皆さんの後をぞろぞろとついて行くのみ…。
  
  
 風格のある仁王様。悪い人、邪気のある人はこの門をくぐることは許さないと、見張っておられる。
 でも、哀しいかな。一応善人の姿で、仁王様の目を盗んでここを通り抜けて行く輩もいるようだ。
 本堂の前、回向柱の周辺では本当に大勢の押しも押されもせぬ勢いの人々…そこに警察のアナウンスが入る。「スリにお気を付け下さい、バッグは背中側に回さずに、前に回して蓋を押さえて…、バッグのファスナーをきちんと閉めて…」などの注意を、必死でされていた。

 

 

 画面中央右寄りのグレーの四角い看板が見える。

 それが、最後尾を示すプラカード。

 

 

  御本尊様の姿につながる回向柱に触れ本堂に入れるには、約二時間は行列を作って待たねばならない…などを知ると、その列には並んで待つほどの時間がないと列には入らずに、脇をすり抜けて前進した。
 
 
 新型ウイルスの風邪菌を排除のマスク姿の方が目につく。
      
 三門の「善光寺の文字には鳩が何羽いるのか」…と、しげしげとその額の文字を眺めて、鳩を探す。 さて…鳩??? 探してください。

 


後悔日記を公開

2009年05月25日 | SO-Color

 
 ここはどこでしょう?学校が多い、文京区ですね。
 「止まれ」の標識に見え隠れしている文字は…「KOBAN」・・・しかし、写真をPCで見直して、こんなところにも交番があったんだわ…と気づいたところです。

 “後悔”が“喜び”に代わったのです。

 実は電車の中で薄い手提げ袋を落としました。用事があったのでそれを済ませてから、東京駅の忘れものコーナーに届けました。その後何の音沙汰もなく、東京駅に問い合わせて見ようかと思いつつも、95時間が経ちました。

 
 失くしてからまる4日目の朝、薬局から電話。「錦糸町の駅で遺失物が届けられているそうです。問い合わせの電話は、○○‐○○○。受付番号は5月○日97番です。8:30から5:15までの時間にお問い合わせください。」
 告げられた電話番号にかけたら、時間内なのにテープが流れて、“*じるし”を二回押して…と始まってから、該当する用件(一方的に流す)の番号を押してとか、一切こちらの問いには答えないテープの“用意された応答”のみ。よくわからない……。
 駅で保管してくれているなら錦糸町の駅に取りに行けばよいのかと、一応稲毛駅で有るか無いかを確認しましたら、その番号は無いというのです。

  
 テープでは要領が得ないので、朝電話を受けてくれた薬局の人に直接尋ねようと訪れました。その受けた方が電話をしてくれましたら、「キンシチョウではなくて警視庁の聞き間違えかも知れません。」と言われました。この方は20~30代に見受けられました。

 では、では…と駅前の交番へ参りました。こんな分からない一方的なテープでは駄目だと苦情を申しました。
 そこには西警察の警官がおります。警察電話で問い合わせてくださったり、電話の向こうで、係りが違うと何度か言われたと、いくつもの電話番号にかけなおさせられて…それでも懲りずにご親切にも納得のいくまでの応答を頂きました。
 そこでは小一時間もかかかかりました。おかげさまで、はっきりと確実に飯田橋東口の警視庁遺失物センターに保管されているということがわかりました。
 
 ラッキーだったのは慌てて錦糸町駅に落し物を取りに行かなかったこと、交番に問い合わせてはっきりしてから、飯田橋の遺失物センターというところに出かけることとなったことでした。
 単なる書類の束が入っているだけだったことと、調剤薬局の袋だけでしたが、入っていてそれに電話番号が印刷されていたことで、私の手元に舞い戻ってきたというわけでした。
 昼食介護のあとから動き出し、全て終わって稲毛駅に着いたのは6時になろうとしていました。

 結構、私は忙しく動き回っているけれど、自分で作っている忙しさなのです。その前日は「ちば演劇を見る会」での役割分担があって、そのお当番が回ってきていました。
  
  
 
 中学、高校と一緒だった友人同士、我々二人が今日の出番です。会費納入される各グループの受付・集金すること1時間、封筒の宛名をカットして貼ることが1時間の計2時間が割り当てで、そんなお手伝いもしました。
 次回は6月1~4日が公演日で「やかましい人々」。かしまし娘と磯野貴理、佐藤B作の面々が出演。面白くてちょっと哀しい人情喜劇となるようです。