いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

花のアルバム

2010年10月11日 | SO-Color

     
 


また、酔芙蓉の登場。
昨夜の雨が、今朝はすっかり晴れて、機嫌のよいこと!(11日)
酔芙蓉は粋な花と言ってくれた人がいた。
そうだね、花の有様が、酔っていくように…と見てくれて名付けられた花は、粋だね。
酔芙蓉というより、粋芙蓉だ…と。
12日翌日朝の花は、上左の写真で開いたような半開きのような…その花が
半分は酔い、半分は真っ白な…、そう! 中途半端な染まり方をしている。
きっと前日の雨のためその花は一気に咲くことを躊躇ってしまったのだろうと、思う。

  
そこへいくと、庭の蜜柑はまだ酸っぱくて、粋な話には縁遠いかな。
昨年はそれほど実にならなかったけれど、今年は実の付き方が多めに思う。

  
咲き始めの頃は、雨戸をあけると、甘くて心地よい匂いが鼻に届いて、
あれ?何だろうと辺りを見回した。小さな花で初めは咲いている花よりも先に香りが届いた。
芳香のある花は、静かで目立たないけれど得をしている。まるで誰かさんのように。

  
これはヤブランと確か言っていた花。
この葉っぱは、切り花を飾って寂しいなと感じた時に摘んできて
花瓶に加えると急に花の仲間が増えたような錯覚をさせる便利さがあり、貴重な存在だ。

  
今年は草を抜く時に一緒に抜いてしまったようで、いつもの秋の庭草が寂しい。

  
ジンジャー。日陰に咲いている一日花。
しかし蕾が次々に咲いて、これもまた香水かと思われるような良い匂いがする。
夏には葉や茎が人の肩と並ぶような草丈。
そして根が地中に深くはないので風などに負けてすぐ倒れる。
気を付けてあげないと通り道をふさぐようにお行儀が悪くなる。
行儀が悪い立ち姿は、私がちゃんと見てやらないせいで、
アルジの管理が悪いとの証。