いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

今から220年前・いわきの八月年中行事・・・寛政十一年農家年中行事から

2019-08-01 08:54:40 | なるほど歴史塾

部屋は暑いので
花で涼しく!!

今日から八月。
今から二百二十年前のいわきの農家年中行事とは
「なるほど歴史塾」で現代訳した
長谷川安道著
寛政十一年農家年中行事より

一.この頃になると、田の稗が穂を結ぶので、油断なく、ひいぬくべきだ。
      畔の草も刈り捨て、畑の草もひき捨てなければいけない。
  貧乏草の種を田畑に残してはいけない。

一.粟、稗、キビ、小豆、大角豆などは、出来次第つみあつめ取り、
   二百十日も近ずけば、とかく油断は敵と心得るべきだ。

一.八月朔日は荒れなければ、
   百姓には、めでたいことだなどとお互い挨拶あってしかるべきだ。

  ただし今日は五節句と考えることが多い。

  五節句というのは、元日、上巳、端午、七夕、重陽のことである。
  五節句の立花とは、
  まず元旦の梅花、水仙、金銭花、
  上巳の桃の花、柳、萱草(くわんくさ)、山吹、
  端午の竹、菖蒲(あやめ)、蓬(よもぎ)、石竹、

  七夕の桔梗(ききょう)、仙翁花、梶の葉、
  重陽の菊、萩、鶏頭花などである。

  たとい、農人たりとも、五節句を知らないのはよいことではない。

 一.八月三日は、畑方の一番金(畑年貢で銭納した)の取立てがある。
   村役人より割り宛てられたとおりきっと上納しなければならない。

  万一、滞納すれば、村役人が難儀をし、代納せざるをえなくなり、
  ことのほか辛労をかけてしまう。

一.八月十五日は、
     放生会(ほうじょうえ)(生物を放してやる=コイなどを放してやる)といって、
  山州男山(八幡様)のお祭りである。
  いなかにもこの祭礼がある。

  やぶさめ、神楽舞、おみこしあるいはおみこしなどの神事がある。
    この地方の風であって手箱・木脇差し・子供の手遊び・天狗面・獅子の頭(かしら)、
   (それから)
  それぞれの土産物は、 柿、梨、生姜、ズイキニ、きざみたばこなどことごとく売買する。

 一.彼岸は、

       先祖代々の精霊などにも追福の営みとして
       供えるのはもっともなことだ。

と書いています。
暦は
今でいう旧暦になります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の収穫・・・いわき

2019-08-01 08:43:06 | 家庭菜園

猛暑が続き
朝晩の水かけが
欠かせなくなりました。
「きゅうり」も一休みに。
「地這えきゅうり」が生るようになりました。


昨日夕方にも
ミニトマトは収穫。


「昔かぼちゃ」も一つ収穫を。


日めくりカレンダーから
☆おひさまに
 頭ば刺されたぁ!
   福岡県 主婦の方

保育所にお勤めの時、
3歳も子供さんが
真夏の運動場から
部屋に戻った時の一言でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする