Archives of Internal Medicine, 2005;165:836からの報告です。
(インパクトファクター★★★☆☆、研究対象人数★★★★☆)
対象は53歳から93歳までの722名の男性と764名の女性です。睡眠時間や糖尿病の状態などはアンケートで調査されました。調査した睡眠時間の中央値は7時間で、27.1%の人は睡眠時間が6時間以下でした。肥満、睡眠時無呼吸、性別、年齢、人種による潜在的な影響を除外したあとの分析では、睡眠時間が7~8時間の人と比較して、糖尿病である確率は6時間の人で1.66倍、5時間以下の人で2.51倍でした。糖尿病の前段階である耐糖能異常である率は、7~8時間の人と比較して、6時間の人で1.33倍、5時間以下の人で1.58倍でした。
反対に長時間眠ればいいかというとそういうわけでもなく、9時間以上の睡眠時間の人は同様に糖尿病である確率が79%増加しました。この知見は、毎晩7-8時間の睡眠を推奨してきた長年にわたる医師のアドバイスを支持するものであると著者は示唆しています。
(インパクトファクター★★★☆☆、研究対象人数★★★★☆)
対象は53歳から93歳までの722名の男性と764名の女性です。睡眠時間や糖尿病の状態などはアンケートで調査されました。調査した睡眠時間の中央値は7時間で、27.1%の人は睡眠時間が6時間以下でした。肥満、睡眠時無呼吸、性別、年齢、人種による潜在的な影響を除外したあとの分析では、睡眠時間が7~8時間の人と比較して、糖尿病である確率は6時間の人で1.66倍、5時間以下の人で2.51倍でした。糖尿病の前段階である耐糖能異常である率は、7~8時間の人と比較して、6時間の人で1.33倍、5時間以下の人で1.58倍でした。
反対に長時間眠ればいいかというとそういうわけでもなく、9時間以上の睡眠時間の人は同様に糖尿病である確率が79%増加しました。この知見は、毎晩7-8時間の睡眠を推奨してきた長年にわたる医師のアドバイスを支持するものであると著者は示唆しています。