私の最近の記事を読んで下さった方は、以下の日本経済新聞の記事を読んだ時、冷静に分析できると思います。
ギャンブルは釣りと同じ(日本経済新聞より)
髪を短く刈り上げ、Tシャツ姿の井川氏は東京都内の事務所で、インタビューに答えた。2013年6月、会社法違反(特別背任)で懲役4年の実刑判決が確定。3年2カ月の服役を終え、昨年10月に刑期を満了した。やさぐれた感じはなく明快に論理的に話す。かつて売上高約5000億円の企業経営者だった時のプレゼンテーションのようだが、やはり話す内容からにじみだすのは常人を外れた感覚だ。「なぜギャンブルをやめられなかったのか、よく聞かれます。私にとってギャンブルは釣りや登山のようなもの。平日に仕事をしている時も、週末の釣りのことばかりを考えている。登山も命を落とすかもしれないのにやめられない。ギャンブルの魅力は、ドーパミンが出るこのスリルなんです」
>やはり話す内容からにじみだすのは常人を外れた感覚だ→(私)だから、脳の異常なんです。
>ギャンブルの魅力は、ドーパミンが出るこのスリルなんです→→(私)だから、脳の内分泌異常ですって。
今世間を騒がせている、ボクシング協会の山根会長、日大の田中英寿理事長なども自己愛性人格障害と診断すれば説明がつきます。
そういう障害者を組織のトップにするべきではなかったのです。
さて、私はこれまで「人格や性格の異常」に関しての本を30冊ほど読みましたので、それをまとめたシリーズで今回はアスペルガー症候群についてです。
アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)
図解 よくわかる 大人の アスペルガー症候群
「もしかして、アスペルガー?」と思ったら読む本
自閉症スペクトラムとは何か: ひとの「関わり」の謎に挑む (ちくま新書)
を読みましたが、一番わかりやすくて、一番総括してあってお勧めなのは
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)
です。この本の著者は東京大学医学部を卒業後、精神科医として多くの症例を経験した人です。
アスペルガー症候群は「対人コミュニケーションの不器用さ(ちぐはぐさ)」、「反復的な行動や趣味のこだわり」を特徴としています。
まず、以下の会話を読んでみて下さい。部下は仕事の内容を相談しようと上司に電話をしました。
部下「あの~、少しお聞きしたいことがあるのですが、今お時間ありませんでしょうか?」
上司「ごめん、いま手が離せないんだ。あと10分後にこちらからかけ直すよ」
部下「わかりました」
10分後
上司「ごめん、先ほどは手が離せなくて」
部下「いいえ、気にしなくていいですよ」
どうでしょうか?一見なにげない会話ですが、何か違和感を持ちませんか?
本来なら部下は「とんでもありません」と言うべきでした。
上司が悪いことをしたわけではないので「いいえ、気にしなくていいですよ」は間違っています。
こういう対人関係がちぐはぐな人、皆さんの周りにもいませんか?
子供の例はこうです。
もうすぐ小学校から帰ってくる子供のために夕食を作っていた母親は誤って包丁で指を傷つけ、病院で治療後、指に包帯を巻いて夕食を作っていました。当然、夕食が完成するのに時間がかかってしまいました。帰宅直後に子供は母親の姿を見て言いました。
「夕飯、いつできるの?」
もう一つ、大人の例です。これは自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)からの引用です。
自分の好きな作家の話をしていたAさんは、相手が「いいですね」と言ったので、数日後にその作家の本を1冊持ってきて「ぜひ読んで下さい」と相手に貸しました。数日後、相手が返しにきた時に感想をきいたところ「面白かったけどちょっと難しかったかなぁ」と言われました。
数日後、Aさんは「このほうが分かりやすいので貸してあげますよ」と貸してあげました。数週間たっても相手が返しにこないのでAさんは、「あの本、読みましたか?」と尋ねたところ「すみません。まだ読んでいません」との返事でした。
1カ月後相手が返しに来て、感想を尋ねたところ「面白かった」と答えたので「他の本も持っていますか?」と尋ねると、「いいえ、その作家の本はあまり持っていません」と答えたので、「じゃあ、今度あなたが持っていないこの作家の本をたくさん貸してあげますよ」と言ってその場を別れました。
数日後、相手が「Aさんが一方的に本を貸してきて、恩着せがましいので困る」と同僚に相談しているのを偶然聞いてショックを受けたのです。
このAさんは、アスペルガー症候群が属する「自閉症スペクトラム」です。
私はこれまで何度も言っているように、「アスペルガー症候群」を批判しているわけではありません。アインシュタインも「アスペルガー症候群」と考えられています。「アスペルガー症候群」には「サバン症候群」という記憶能力が非常に高い人が多く、学業でも優れた人が多いです。
私の施設で、進学高校を卒業した研修医が、自分が担当の患者なのに検査室で「昨日は眠れましたか?」などという言葉を一言もかけられなかったことを、私は注意しました。しかし、今から思うと彼は「アスペルガー症候群」だったのです。彼はその後、臨床医師を辞めました。彼には患者という人と関わる臨床医師という職業は無理でした。私は、「彼はアスペルガー症候群なのだから、彼をそんなふうに注意して申し訳なかった。もう少し早く彼がアスペルガー症候群とわかっていたなら」と今でも後悔しています。
私の施設の別のアスペルガー症候群はとても成績優秀な人です。彼は普段おとなしいのに、先日、研修医が駐車場でその人の車の前を突然横切って接触しかけたのに驚いて、普段の人格からは想像できないぐらい荒々しく「なんだバカやろ~」とその研修医に怒鳴りつけました。しかし、彼はアスペルガー症候群なのです。アスペルガー症候群は想定外のことが起きるとパニック状態になります。私は、この時、彼が100%アスペルガー症候群だと確信しました。彼は人と接しない基礎研究を行って業績を上げています。
そう言えば、舛添元知事は、自分の別荘に行くのに税金を使っていたり、ホテル三日月に家族と泊まるのに税金を使っていたり、税金でチャイナドレスを買っているのがばれて、訳のわからない言い訳をしていました。
税金でチャイナドレスを買った言い訳は、「自分は柔道をやっていて、普通の服だと書道をするときに腕が引っかからないチャイナドレスが便利なのだ」でした。ホテル三日月に家族と泊まるのに税金を使った言い訳は「会議をしていた」でした。
彼は、想定外のことを指摘されてパニックに陥ったのです。
先日も舛添要一さんはツイッターで、
「「ファーストクラスに乗った」、「せこい」ということで辞職させられる者もいれば、公文書改竄という民主主義破壊を組織ぐるみで行っても辞めないトップもいる。世の中、大衆社会の不公平、不条理を再認識する良い機会と思う。人生は何歳になっても反省すべきこと、学ぶことが多い。」
と訳の分からないことをつぶやき、以下のように批判を受けています。安倍政権を批判しているのでしょうが、支離滅裂です。
「ファーストクラスに乗る必要があったかどうかのほうが知りたいのだがまず他人にとやかくいう前にそれについて詳しくお答え頂きたい」
「わざと炎上する手法を使いまだメディアに出たいと言う愚行に及んでいるのか?」
「ワキが甘いとは思ったけどやめる必要は感じなかった。都庁内では評価良かった様に思うんだけど」
「そういう認識だからお辞めにならなければならなくなったわけで」
「え、何でみんなが怒っていたのが、まだ、理解してないの?」
「人間、自分を直視するのに比べたら、他人を批判するのはとても簡単さ」
「気は確かか?」
「比べることではない」
「認識不足ですね。朝鮮学校用地問題や朝鮮人のための高齢者介護施設、美術品購入問題などの不適切な公金流用などなど、けして「ファーストクラスに乗った」だけじゃないですよ」
頭の良い彼が、「他人がどう思うか想像する」ことになると未だにあの時の状況をよく理解できていないのです。
でも、彼は「アスペルガー症候群」だから、仕方がないのです。もう少し早く私たち有権者が彼を「アスペルガー症候群」と診断して、知事などにはするべきではなかったのです。すみません、間違えました、「アスペルガー症候群」と「せこい」のは別問題ですね。
続く。
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ギャンブルは釣りと同じ(日本経済新聞より)
髪を短く刈り上げ、Tシャツ姿の井川氏は東京都内の事務所で、インタビューに答えた。2013年6月、会社法違反(特別背任)で懲役4年の実刑判決が確定。3年2カ月の服役を終え、昨年10月に刑期を満了した。やさぐれた感じはなく明快に論理的に話す。かつて売上高約5000億円の企業経営者だった時のプレゼンテーションのようだが、やはり話す内容からにじみだすのは常人を外れた感覚だ。「なぜギャンブルをやめられなかったのか、よく聞かれます。私にとってギャンブルは釣りや登山のようなもの。平日に仕事をしている時も、週末の釣りのことばかりを考えている。登山も命を落とすかもしれないのにやめられない。ギャンブルの魅力は、ドーパミンが出るこのスリルなんです」
>やはり話す内容からにじみだすのは常人を外れた感覚だ→(私)だから、脳の異常なんです。
>ギャンブルの魅力は、ドーパミンが出るこのスリルなんです→→(私)だから、脳の内分泌異常ですって。
今世間を騒がせている、ボクシング協会の山根会長、日大の田中英寿理事長なども自己愛性人格障害と診断すれば説明がつきます。
そういう障害者を組織のトップにするべきではなかったのです。
さて、私はこれまで「人格や性格の異常」に関しての本を30冊ほど読みましたので、それをまとめたシリーズで今回はアスペルガー症候群についてです。
アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)
図解 よくわかる 大人の アスペルガー症候群
「もしかして、アスペルガー?」と思ったら読む本
自閉症スペクトラムとは何か: ひとの「関わり」の謎に挑む (ちくま新書)
を読みましたが、一番わかりやすくて、一番総括してあってお勧めなのは
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)
です。この本の著者は東京大学医学部を卒業後、精神科医として多くの症例を経験した人です。
アスペルガー症候群は「対人コミュニケーションの不器用さ(ちぐはぐさ)」、「反復的な行動や趣味のこだわり」を特徴としています。
まず、以下の会話を読んでみて下さい。部下は仕事の内容を相談しようと上司に電話をしました。
部下「あの~、少しお聞きしたいことがあるのですが、今お時間ありませんでしょうか?」
上司「ごめん、いま手が離せないんだ。あと10分後にこちらからかけ直すよ」
部下「わかりました」
10分後
上司「ごめん、先ほどは手が離せなくて」
部下「いいえ、気にしなくていいですよ」
どうでしょうか?一見なにげない会話ですが、何か違和感を持ちませんか?
本来なら部下は「とんでもありません」と言うべきでした。
上司が悪いことをしたわけではないので「いいえ、気にしなくていいですよ」は間違っています。
こういう対人関係がちぐはぐな人、皆さんの周りにもいませんか?
子供の例はこうです。
もうすぐ小学校から帰ってくる子供のために夕食を作っていた母親は誤って包丁で指を傷つけ、病院で治療後、指に包帯を巻いて夕食を作っていました。当然、夕食が完成するのに時間がかかってしまいました。帰宅直後に子供は母親の姿を見て言いました。
「夕飯、いつできるの?」
もう一つ、大人の例です。これは自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)からの引用です。
自分の好きな作家の話をしていたAさんは、相手が「いいですね」と言ったので、数日後にその作家の本を1冊持ってきて「ぜひ読んで下さい」と相手に貸しました。数日後、相手が返しにきた時に感想をきいたところ「面白かったけどちょっと難しかったかなぁ」と言われました。
数日後、Aさんは「このほうが分かりやすいので貸してあげますよ」と貸してあげました。数週間たっても相手が返しにこないのでAさんは、「あの本、読みましたか?」と尋ねたところ「すみません。まだ読んでいません」との返事でした。
1カ月後相手が返しに来て、感想を尋ねたところ「面白かった」と答えたので「他の本も持っていますか?」と尋ねると、「いいえ、その作家の本はあまり持っていません」と答えたので、「じゃあ、今度あなたが持っていないこの作家の本をたくさん貸してあげますよ」と言ってその場を別れました。
数日後、相手が「Aさんが一方的に本を貸してきて、恩着せがましいので困る」と同僚に相談しているのを偶然聞いてショックを受けたのです。
このAさんは、アスペルガー症候群が属する「自閉症スペクトラム」です。
私はこれまで何度も言っているように、「アスペルガー症候群」を批判しているわけではありません。アインシュタインも「アスペルガー症候群」と考えられています。「アスペルガー症候群」には「サバン症候群」という記憶能力が非常に高い人が多く、学業でも優れた人が多いです。
私の施設で、進学高校を卒業した研修医が、自分が担当の患者なのに検査室で「昨日は眠れましたか?」などという言葉を一言もかけられなかったことを、私は注意しました。しかし、今から思うと彼は「アスペルガー症候群」だったのです。彼はその後、臨床医師を辞めました。彼には患者という人と関わる臨床医師という職業は無理でした。私は、「彼はアスペルガー症候群なのだから、彼をそんなふうに注意して申し訳なかった。もう少し早く彼がアスペルガー症候群とわかっていたなら」と今でも後悔しています。
私の施設の別のアスペルガー症候群はとても成績優秀な人です。彼は普段おとなしいのに、先日、研修医が駐車場でその人の車の前を突然横切って接触しかけたのに驚いて、普段の人格からは想像できないぐらい荒々しく「なんだバカやろ~」とその研修医に怒鳴りつけました。しかし、彼はアスペルガー症候群なのです。アスペルガー症候群は想定外のことが起きるとパニック状態になります。私は、この時、彼が100%アスペルガー症候群だと確信しました。彼は人と接しない基礎研究を行って業績を上げています。
そう言えば、舛添元知事は、自分の別荘に行くのに税金を使っていたり、ホテル三日月に家族と泊まるのに税金を使っていたり、税金でチャイナドレスを買っているのがばれて、訳のわからない言い訳をしていました。
税金でチャイナドレスを買った言い訳は、「自分は柔道をやっていて、普通の服だと書道をするときに腕が引っかからないチャイナドレスが便利なのだ」でした。ホテル三日月に家族と泊まるのに税金を使った言い訳は「会議をしていた」でした。
彼は、想定外のことを指摘されてパニックに陥ったのです。
先日も舛添要一さんはツイッターで、
「「ファーストクラスに乗った」、「せこい」ということで辞職させられる者もいれば、公文書改竄という民主主義破壊を組織ぐるみで行っても辞めないトップもいる。世の中、大衆社会の不公平、不条理を再認識する良い機会と思う。人生は何歳になっても反省すべきこと、学ぶことが多い。」
と訳の分からないことをつぶやき、以下のように批判を受けています。安倍政権を批判しているのでしょうが、支離滅裂です。
「ファーストクラスに乗る必要があったかどうかのほうが知りたいのだがまず他人にとやかくいう前にそれについて詳しくお答え頂きたい」
「わざと炎上する手法を使いまだメディアに出たいと言う愚行に及んでいるのか?」
「ワキが甘いとは思ったけどやめる必要は感じなかった。都庁内では評価良かった様に思うんだけど」
「そういう認識だからお辞めにならなければならなくなったわけで」
「え、何でみんなが怒っていたのが、まだ、理解してないの?」
「人間、自分を直視するのに比べたら、他人を批判するのはとても簡単さ」
「気は確かか?」
「比べることではない」
「認識不足ですね。朝鮮学校用地問題や朝鮮人のための高齢者介護施設、美術品購入問題などの不適切な公金流用などなど、けして「ファーストクラスに乗った」だけじゃないですよ」
頭の良い彼が、「他人がどう思うか想像する」ことになると未だにあの時の状況をよく理解できていないのです。
でも、彼は「アスペルガー症候群」だから、仕方がないのです。もう少し早く私たち有権者が彼を「アスペルガー症候群」と診断して、知事などにはするべきではなかったのです。すみません、間違えました、「アスペルガー症候群」と「せこい」のは別問題ですね。
続く。
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