医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

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今シーズンのインフルエンザワクチンは流行株と抗原性が違うかも(その2)

2018年01月29日 | 感染症
インフルエンザが猛威をふるっていますね。

以前、こんな情報も書きました。
今シーズンのインフルエンザワクチンは流行株と抗原性が違うかも

さて、上の図は国立感染症研究所のホームページから引用した図です。

今シーズンのインフルエンザは昨年のインフルエンザの型とはかなり違うようです。

昨シーズンはA型が主で、年明けからB型の流行が始まっていましたが、今シーズンはB型が年が明ける前から流行しています。A型もH3型ではなくてH1型が主流です。

今シーズンはA型とB型が半々です。A型に感染した人ももう一度B型に感染する可能性があります。今シーズンのインフルエンザ、なかなかしぶといです。


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1 コメント

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話はもっと複雑 (pwdhang)
2018-03-09 05:50:27
昨シーズンの時点で、今のワクチンの製造法ではワクチン株の抗原性がワクチンに反映されないので意味がないワクチンになる事が分かっていました。それで今年こそはちゃんとしたワクチンを作ることになったのですがそれに成功したのはK社だけでした。
K社だけでは十分な量を供給できないので厚生労働省は三社に従来の製造法でワクチンを作り直すよう命令したので今シーズンのワクチン供給が大幅に遅れました。ですから、ワクチン株と流行株の抗原性の違い以上に、それ以前の問題があったのです。
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