先だっての食品衛生責任者の講習で、講師がお話しされたことです。
食品の衛生においては、美醜を常に考えて判断しなさいというようなことでした。また、人間の五感(視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚)について人間の脳に送られる情報としての伝達率は 視覚87%、聴覚7%、臭覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%だそうです。
つまり、食品の衛生だけにとどまらず、見た目の美しさが与える影響が非常に大きいということです。
お蕎麦屋さんでも、お蕎麦でも同様で、「見るからに〇〇」(美味い!不味い)は食べた後、「やっぱり!」と変に納得してしまいます。
ただ、「見るからに〇〇」とは個人的感想ですので自分を信じるしかない訳ですが。
昇寿さんには先週の日曜日にレポートを提出しに行きました。今回は嫁をつれて行きました。なぜかと言うと、蕎麦前を楽しみたかったからです。
ほんとは、客としてお店に入れば、多少レポートが気に入らなくても旦那さんが多めに見てくれると考えたからです。(ずるいです。でも一石二鳥です。)私は鴨せいろ、生酒2本に燗酒1本、嫁が天せいろセットでした。
私が熱心に蕎麦打ちをしていることを知って女将さんが嫁に言いました。
女将さん「奥さんもたくさんお蕎麦をいただいているんですか」
嫁 「ええ・・」と、ぺこり
女将さん「大変ですよね・・」
どうやら、うちの嫁だけでなく、女将さんもお蕎麦が無条件に大好き!!という方ではないようです。
亭主が毎週々々飽きもせず、最低一回は1kgづつ蕎麦を打って、食べている訳ですから、そこそこの蕎麦好き程度では「あきてくる」のはわかりますが・・蕎麦の本質、蕎麦打ちの現象を探究するものとして、ここは審美的な立場で臨なざるを得ません。
いいのか井月庵!、負けるな井月庵!!
追伸、「蕎麦の輪」なるリンクに仮登録できたのですが、肝心のリンクがこのブログには貼れません。そのうち何とかなるのかな?永久仮登録もあり?