去年の駿府匠宿での、そば祭りの折に知己を得た藁科の皆さんにお願いして、蕎麦打ちの見学に行ってきました。
いつも一人でそば打ちしているために、たまには大勢でそば打ちしている様子が羨ましく思えてきます。
6時から6時半ごろに各自がそれぞれのペースで集まって、思い思いのタイミングでそば打ちを始められています。
皆さん10年近く活動を続けられていて、各自が勝手にそば打ちをしている様で、そうではなく。すべての作業が流れるように進捗していました。
それでいて、早く終わった方が次の工程、湯沸かし、食器の用意等を誰が言わなくても作業が流れていきました。
「ああ、この時間全てがそば打ちの時間」なんですね。
講師は静岡そば打ち同好会の会長でもある中田さんです。各自の打ち台を回って指導されています。
今回非常に驚いた加水方法がありました。
木鉢に第一加水を粉体の40%程度の水を入れた後に、そば粉を篩で篩って後から入れるのです。
通常は粉に水なのに、水に粉の順番は驚きです。そして、しばらく置いて置くそうです。
こうすることで、そば粉が水を吸って繋がりが良くなるとのことでした。
グループの方が、鮎の甘露煮を持ち寄られて、蕎麦のお伴になっていました。
大変柔らかく、頭から尻尾まで全部食べられる例の奴です。旨いに決まっています。
各自、自分の蕎麦を自分で茹でて、賄いされていました。ありがたいことに、井月庵もご相伴にあずかることが出来ました。 ありがとうございます。 モチモチ感のある出羽かおり。大変美味しかったです。
そば打ちのモチベーションが上がります。見学だけだったので、明日からの連休中にそば打ちをしたい衝動が湧きました。
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