院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「超マッハ突き。」

2008年09月13日 06時40分09秒 | ノンジャンル
今週の「範馬刃牙」もなかなか興味深い内容でした。

古代から蘇った最強人類ピクルに対し、稀代の天才空手家愚地克巳が

放ったのはマッハを超える超強力な突きだった。


放っただけで道場のガラスがみんな割れてしまうような超マッハ突き。


院長は絶対にありえないが、もし仮に音速を超える突きを出したところで

道場のガラスが割れるなんて事はないだろうと思っていたのですが、

いろいろ調べてみると、あながちウソでもなさそうなのです。


物体が空気中を移動する際に秒速340m(時速1245km)を超えるときに

空気の壁を突き破らなくてはならず、その時にすごい衝撃と爆音を生むそうです。

それはソニックブームと呼ばれ、超音速で飛行機が飛んだ際にその衝撃波が

地上の建物のガラスを割ることがまれにあるのだそうです。


科学技術が進歩して、新幹線はどんどん早くなっていくのに旅客機がいつまでも

時速900km以上に速くならないのはそういう理由があるのですね。

飛ぼうと思えばマッハ超えで飛べるけど、あんなでかいものがマッハ超えで飛ぶと

相当上空を飛んでもその衝撃波の影響が地上に及ばないとも限らない。


で、漫画の中では愚地克巳の拳はマッハを超えたことで空気の壁から受ける

すさまじい抵抗でズタズタになってしまいます。

鉄で出来た航空機すら、その空気の壁に対抗できずに大破してしまうこともあるぐらい

強力なんだそうです。

いわんや人の拳など・・・


もちろん超マッハ突きなどという技が絵空事であるのは明らかなんだけど

漫画で扱うには面白いよね~


ちなみにボクサーのパンチの速度がせいぜい時速30kmほどだそうです。

時速1245kmを超えるというパンチがどれだけ現実からぶっとんでいるかは

おわかりでしょう。


でも克巳はかっこよくなったよな~

天才だけど甘さが感じられるイマイチ残念なキャラだったが、

いまは突き抜けていて魅力がアップしました。