院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「大きな弱点を克服!2」

2010年09月09日 23時04分55秒 | ノンジャンル
風呂での洗髪が怖いという病は以前からカミングアウトしている。

まず自宅で一人のときと、奥さんが寝てしまっているときは

無条件に怖いし、怖すぎるので洗えないことがほとんど。

でも奥さんが起きていれば平気というんだから我ながらよくわからん。


あと、怖い番組を見たらもうダメ。

その「怖い番組」のレベルが「やりすぎコージー」の都市伝説の回で

事前に番組内容を奥さんにチェックしてもらった上で、院長には無理そうだと

判断したものは早送りしてもらい、一切見ない!

そんなビビりすぎな見方をしてなお、向こう3ケ月は怖くて頭が洗えなくなる。

そん時は奥さんが起きてても無理、怖い。


怖がるレベルが極端に低く、怖さの持続時間が極端に長い。


何がそんなに怖いかというと、洗髪時に目をつぶってしまうことが怖いんです。

洗髪時は目をいったん閉じたらシャンプーを洗い流すまでは

目を開けられないでしょ?

目を閉じたって、またいつでも開けられるなら怖くはないはず。

その開けたくてもしばらくは開けられないという状況になると決まって

イメージが沸いてきてしまう。

目の前に貞子的なモノが立って、こちらを見下ろしているイメージ。


※実はそのイメージを画像で載せてみたくて「貞子」で画像検索したら

そのものが一発で出てきて、テンパってパソコンを強制終了してしまった。

記事ももちろん一回全部消えた。


そんなもん思い浮かべなきゃいいじゃんと自分でも思うので、

思い浮かべないように楽しいことを考えようと試みたけどダメでした。

今ではシャンプーが多少目に入っても、我慢して目を開けて頭を洗う術を

体得してしまった。

でもこれは苦手を克服したとは言えないよね~


目をつぶってしっかりとガシガシこすって洗うのが本来の洗髪ですから、

目をつぶっても大丈夫なようになりたかった。


そこである時、その苦手なイメージをしないよう、しないように

考えるのではなく、貞子が出たら似たようなイメージだけど全然怖くないものに

イメージ転換する方法を思いついた。


具体的には「デトロイトメタルシティー」の主人公です。






これが院長の目の前にいて見下ろしてるイメージは全然怖くない。

もし、このクラウザーさんのイメージが貞子に食われそうになったら、今度は

クラウザーさんの着ている服とか持ってる楽器とか、ディティールを

イメージするように習慣づける。


自分にとってマイナスのイメージは、そんなイメージをするまい!と

決めたところでなかなか上手くいくものではないです。

でもマイナスのイメージが沸いたら、それと関連はあるが無害なイメージに

転換させることは比較的簡単でした。

頭が洗えないくらいの強く厄介なイメージも比較的簡単に克服出来たのだから

この方法はもしかすると、とても効果的なメンタルトレーニングになるのでは?

と思った。


過去の失敗はその後、下手すると生涯を通じてその人の行動を邪魔するが

その失敗イメージそのものを都合よく書き換えてしまうことも可能ではないか?

いや、可能だと確信する。


後日、訓練によって過去を書き換えられるのなら「過去は事実ではない」とさえ

言えるのだ。

このことに気づいたときは衝撃を覚えた。


過去に引きづられることの全てが良くないこととは言えないが

反省につながるでもなく、ただその人の行動を萎縮させ、邪魔をする

マイナスのイメージが、良いものだとは考えづらい。


そしてその過去の失敗イメージを書き換えるのは、院長の例のように

比較的簡単なことなのだ。


自己啓発的な内容になったが、これは、今後快適に生きる為の

大きなヒントになると思う。


頭が洗えるようになっただけではなく、大きな副産物がついてきた。