上入田不動寺前の墓地に在る石造物の中に
十三仏の残欠と如意輪観音・馬頭観音の石仏が在ります。
天理市福住町上入田
昔は露天に在りましたが、現在は小堂内に
如意輪観音石仏と共に置かれています。
中央で折れ、尚且つ最上部の虚空蔵像の頭部と
右の二尊が欠損しています。
如何したらこんな割れ方するんでしょうか?
頂部が欠損していますが、当初は 舟型板碑であった様です。
風化と破損の二重苦を乗り越えて
今は堂内でひっそりと・・・・・
同じ堂内に在る如意輪観音石仏
月待講の造立と思われます。
此方は大和では数少ない馬頭観音石仏
舟型光背に三面六臂の像が彫られています。
庚申像もそうですが、こう言うあまり馴染みの無い
複雑な尊像を彫ると、どうも可笑しく成ってしまう様ですね・・・