セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

クインシー・ジョーンズに捧げる

2024年11月23日 | 日々のこと

アメリカを代表する音楽プロデューサーであり巨匠、クインシー・ジョーンズが2024年11月3日、91歳の生涯を閉じました。

長いキャリアを持つクインシーですが、私の心に最も刻み込まれているのは、1980年前後の活躍です。私の音楽の好みが、ポップスからブラック・ミュージック、そしてジャズへと変化していく中で、彼の音楽は常にそばにあったように感じています。

クインシー自身も数多くのアルバムをリリースしていますが、彼が初めて手がけたマイケル・ジャクソンのアルバム『Off the Wall』は、今でも私の宝物です。

1曲目の「Don’t Stop 'Til You Get Enough」は、今聴いてもしびれるほどにかっこいいですし、「She’s Out of My Life」は今聴いても切なさに涙してしまいます。ですが、ここではアルバムタイトル曲の「Off the Wall」をご紹介しますね。

Michael Jackson - Off the Wall (Audio)

その後、マイケルが『Off the Wall』に続いてクインシーと組んだアルバム『Thriller』は、今なお“世界一売れたアルバム”としてギネスブックに登録されています。

アルバムタイトル曲の「Thriller」は、ミュージックビデオの完成度もすばらしく、まるで一本の映画を観ているかのような興奮を与えてくれます。ここではショートバージョンを共有します。

Michael Jackson - Thriller (Official Video - Shortened Version)

現在でもニューヨークのマンハッタンでは、この「Thriller」に合わせたハロウィーン・パレードが毎年開催されていて、ニュースでその様子をチェックするのを楽しみにしています。

最後に、クインシー自身がリリースした楽曲の中から、私の一番のお気に入り「One Hundred Ways」をご紹介します。ボーカルを担当しているジェームズ・イングラムの歌声がすばらしく、甘く切なく心に響くラブソングです。

One Hundred Ways

コメント (8)

フジコ・ヘミングさんに捧げる

2024年05月09日 | 日々のこと

60代後半で奇跡のピアニストとして見出され、その後世界各地で演奏活動を続けてこられたフジコ・ヘミングさんが、2024年4月21日に92年の生涯を閉じ、永眠されました。5月2日フジコさんの公式ホームページで発表されました。


私のフジコさんとの出会いについては、以前ブログに書いているので再掲いたします。

フジコさんが1999年にNHKのドキュメンタリー番組で紹介され、一夜にして有名になった時、私はアメリカにいてしばらくその熱気を知りませんでした。ところがその後、フジコさんがニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開くことになり、聴きに行く機会を得たのです。

フジコさんのコンサートは、それまでに聴いたどのピアニストとも違っていました。まずクラシックのコンサートにはめずらしく、プログラムがありません。一曲ずつ、客席の方を向いて曲名を告げ、弾き始めるところは音楽ライブといった感じ。そして客の反応を見て、次の曲を決めていらっしゃるような印象を受けました。

独特の重ね着ファッション。佇まいにただならぬ迫力があり、圧倒されました。演奏も個性的で、曲に自分を近づけるのではなく、曲を自分の世界にぐいっと引き寄せるようなパワーを感じました。

以上 過去記事「フジコ・ヘミングの時間」より

***

そして 5月6日Eテレで、フジコさんを追悼して、フジコさんが脚光を浴びるきっかけとなった1999年放映のドキュメンタリー番組「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が再放送され、25年目にしてようやく見ることができました。

下北沢の演劇のお稽古場を改装したというご自宅での日常。ヨーロッパ調のアンティーク家具やインテリア、猫ちゃんたちがごろりと寝転がるお部屋、フリルやレース、ご自身の刺繍を加えたお洋服など、どれもフジコさんのぶれない生き方が感じられ

自分の好きなもの、似合うもの、誰とも違う世界を持ったすごい方だなーと改めて感動しました。これまでの苦難の道を悲観することなく、不運や誰かを恨むことなく、淡々と語るその姿に、ほんとうに強い方だなーと感嘆せずにはいられませんでした。

そして、リストやショパン、ベートーベンなど、ピアノの演奏もすばらしかった。フジコさんのピアノには魂の叫びのようなすごみを感じます。今は天国でピアノを弾いていらっしゃるでしょうか。ご冥福をお祈りいたします。

コメント (6)

能登の思い出

2024年01月03日 | 日々のこと

この度の大地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

今の私たちにできることは限られていますが、SNSを見ながら、祈ることで、そして被災地の方々が少し元気になられたら、現地を旅行することで復興のお手伝いができるかもしれない、と思い立ちました。

2016年7月、能登を旅行した時の記事の一部を再掲することで、お見舞いのことばに代えたいと思います。拙い記事ですが、能登の魅力が少しでもお伝えできれば幸いです。

金沢能登(3) 見附島 ~ 禄剛埼 ~ 白米千枚田 ~ 輪島
金沢能登(4) 輪島の朝市 ~ ヤセの断崖 ~ 8番らーめん

***

和倉温泉から橋を渡り、能登島を経由して、能登半島の先へと進みました。海岸沿いの道路を走っていると、入り江の美しい集落に心を奪われました。

能登に点在する集落は、どの家も黒い屋根瓦と木の板壁に統一されていて、とても美しいのです。観光地でもなんでもない風景に感動して、外人さんみたいにあちこちで写真を撮ってしまいました。^^ あとから能登瓦、アテ(能登ひば)を使った、この地方の伝統的な家の造りだということを知りました。

能登半島を東へ東へ... 1時間ほど走って、珠洲(すず)市にある見附島(みつけじま)を訪れました。空海(弘法大師)が布教のために佐渡から能登に渡ってきた時に、最初に”目に附いた”のが名まえの由来だそうで、その形から ”軍艦島” ともよばれています。

写真ではうまく伝えられませんが、駐車場から木立の中を歩いて突然視界が開け、この島が目の前に現れた時のインパクトは強烈でした。白い岩肌の美しさが印象的ですが、ここ珠洲の特産品、七輪の材料である珪藻土(けいそうど)でできているそうです。

さらに走って... ようやく能登半島の最先端、禄剛埼(ろっこうさき)にたどり着きました。

目の前に広がる青い海。禄剛埼はちょうど内浦と外浦の接点にあたり、海からのぼる朝日と、海に沈む夕日をどちらも見ることができるそうです。

輪島に泊まった翌日、ホテルをチェックアウトしてから名物の朝市を訪れました。

日本三大朝市のひとつに数えられ、一千年以上の歴史があるそうです。会場となる商店街には露店がずらりと並び、大にぎわい。あちらこちらで売り子さんたちの元気のいい声が飛び交っています。

やはり海産物のお店が多く、宅配便で送ることもできますが、私は輪島塗のお箸と、布を編んで作ったかわいい草履を室内履き用に買いました。

朝市をひと通り見てまわったら、車に乗って能登半島を西に向かいました。能登の北西部の海岸は能登金剛とよばれ、複雑に入り組んだ海岸線と断崖絶壁、奇岩の風景で知られています。まずは松本清張さんの「ゼロの焦点」の舞台となった”ヤセの断崖”を訪れました。

駐車場から気持ちのよい遊歩道を歩き進むとと、目の前に広大な青い海とゴツゴツとした岸壁の絶景が現れます。「ゼロの焦点」といえば荒々しい波がざっぱ~んと断崖絶壁に打ちつける風景が脳裏に刷り込まれていたので、穏やかな海の風景に拍子抜けしながらも、その美しさに息をのみました。

ヤセの断崖からさらに遊歩道を歩き進むと、”義経の舟隠し”という場所があります。源頼朝の追手から逃れて奥州へと向かう義経と弁慶が、ここに48隻の舟を隠したといわれています。間口5m、奥行き100mの細長い断崖絶壁は迫力満点。足がすくみました。

***

個人的には紺碧の日本海、黒い屋根瓦の美しい集落が特に心に残っています。この風景が変わらぬまま、一日も早くもどってくることを祈っています。

コメント (6)

三島の定宿だった下田のホテル

2023年11月26日 | 日々のこと

作家の平野啓一郎さんのファンで、平野さんからのメールレターを読むのを楽しみにしています。11月24日に届いたメールレターに、三島由紀夫の定宿だった下田のホテルのことが書かれていて、思わず目を留めました。

ちなみに平野さんは小説の他に、三島由紀夫研究でも知られていて、2023年4月には大作「三島由紀夫論」を刊行されています。(表紙は、三島由紀夫の新潮文庫のデザイン!) 恐れ多いですが私も三島は好きな作家です。

三島のことですから、定宿はきっと老舗の日本旅館だろうと想像していたところ、なんと私たちが2か月前に宿泊した下田の東急ホテルだということです。(下田の東急ホテルに宿泊した時の記事をリンクします。写真は再掲ですが、その時撮ったものです。)

南伊豆 ビートリゾートの休日 & シュノーケリングを楽しむ (2023-09-18)

11月21日は、下田で三島由紀夫と海についての講演をしてきました。
三島は、1964年から亡くなる1970年まで、毎年夏に1ヵ月間、下田の東急ホテルに家族と滞在していました。(平野さんのメールレターより)

僕は、三島が執筆部屋に使っていた503号室に今回宿泊しました。(同メールレターより)

私たちが宿泊したのもたしか5階だったと記憶していますが、部屋番号までは覚えていなくて。でも503号室ではなかった気がします。次回宿泊する機会があったら、503号室に宿泊してみたいです。(内装は当時とまったく変わっているそうですが)

三島が日光浴をしたプールを見て(彼はカナヅチでした)、ビーチに降りてゆく階段も歩いてみました。(同メールレターより)

三島もこのプールサイドですごし、ビーチに降りていく階段を下りていったんだなーと思うと感慨深いです。

平野さんのインスタグラムを見たところ、このホテル、平野さん原作のNHKドラマ「空白を満たしなさい」(私は原作は読んでいますがドラマは未見) のロケ地にもなっていたとか。平野さん自身もご存知なかったそうです。^^

思いがけない偶然でしたが、このホテルに特別な思いを抱きました。

***

話はがらりと変わりますが、この秋に購入したコスメの話です。

ADDICTIONでアイシャドウを2色購入しました。左は Tamarindo Beach という色でほんのりピンクがかったブラウンです。タマリンド・ビーチというのはコスタリカにあるビーチだそうですが、そのビーチの砂の色に似ているのでしょうか。

右は Cassis という色で、ボルドーのような紫がかったピンク色。どちらも秋~冬にぴったりの色でとってもお気に入りです。

コメント (2)

バート・バカラックに捧げる

2023年02月12日 | 日々のこと

20世紀を代表するポピュラー音楽の作曲家、バート・バカラックが2023年2月8日に94歳の生涯を閉じました。

バート・バカラックという名前はご存知なくても、彼の作った曲は誰もがどこかで耳にしたことがあるかと存じます。彼は映画音楽も数多く手掛けています。私は特にバカラックの「アルフィー」という曲が大好きで、My Eternal Best にも選んでいるほど。

私の好きなバカラックの代表曲を共有して、哀悼の気持ちに代えたいと思います。

Vanessa Williams - Burt Bacharach's Alfie

「アルフィー」はいろいろなアーティストが歌っていますが、ここではヴァネッサ・ウィリアムズ版をご紹介します。ディオンヌ・ワーウィック版が有名だと思いますが、オリジナルの映画では、シェールが歌っていたのですね。

私はこの歌が昔から好きだったものの、映画の「アルフィー」は見たことがないのです。いつか見るチャンスがあるといいのですが...。この歌、ハル・デヴィッドの歌詞がまたすばらしくて、映画もきっといい作品なのだろうなと想像しています。

Butch Cassidy and the Sundance Kid • Raindrops Keep Fallin' on My Head • B.J. Thomas

B・J・トーマスが歌う「雨にぬれても」(Raindrops Keep Fallin' on My Head) は、映画「明日に向かって撃て!」(Butch Cassidy and the Sundance Kid) の主題歌です。

この映画は、その昔テレビ放映されたものを見たことがあります。といっても詳細はかなり忘れているのですが、この歌のシーンは鮮明に覚えています。映画の中で唯一、ほっとする場面でもありましたね。

Christopher Cross - Arthur's Theme

クリストファー・クロスが歌う「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(Arthur's Theme) は映画「ミスター・アーサー」(Arthur) の主題歌です。これも残念ながら映画は見ていません。

当時クリストファー・クロスはすごく人気があって「風立ちぬ」(Ride Like the Wind) で衝撃的なデビューを飾って以来、立て続けにヒットを飛ばしていたことをリアルタイムで覚えているので、私にとってはとても懐かしい曲です。

***

最後に、バカラック自身が歌う「アルフィー」の動画をリンクします。

Burt Bacharach - Alfie Amazing version

どんなにすばらしいヴォーカルよりも、切なく、心に響きます。

コメント (10)

我が家のゴーヤ2022 &SHEINでお買い物

2022年08月12日 | 日々のこと

今年も夫が家庭菜園でゴーヤを育てています。5~6月頃はお天気がすぐれなくて、生育があまり芳しくなかったのですが、その後暑くなるにつれ、ぐんぐんと伸び始めました。今は立派なカーテンとなっています。

市販のものと比べると小さくてひょろっとしていますが、使い切りサイズでちょうどよい。過去記事を参考にしながら、毎日おいしくいただいています。

いつもはピーマンで作っている無限ピーマンを、ゴーヤに置き換えて作っています。オリジナルレシピはコチラ。ほのかなほろ苦さがやみつきになるおいしさです。

ゴーヤのアヒージョ。のつもりでしたが、オリーブ油少なめなので、どちらかというとアヒージョというよりアーリオオーリオ・ペペロンチーノといった感じ。簡単にできて、おつまみにもぴったりです。

このほか、塩もみにしてからカニカマといっしょに酢の物にしたり、なすやカラーピーマンなどといっしょにラタトゥイユにしたり。色がきれいで、苦みがアクセントになるので、使い勝手がとてもよいです。

台風がやってくる頃までは収穫が楽しめるかな?

***

最近SNSで時々目にするようになって、気になっていたSHEIN (シーイン)。アメリカの新しいファッション通販だとばかり思っていましたが、2008年に中国で設立された通販限定のファストファッションブランドだそうです。

おしゃれな服が、どれも信じられないお値段で売られていてびっくり。ターゲットは20代くらいかと思いますが、私好みのもたくさんあったので、ものは試しに購入してみました。

(カタログよりお借りしました)

生地や縫製も文句なし、オンでもオフでも着れるきちんとしたデザインが気に入りました。ただ、価格があまりにも安いので、労働力が不当に搾取されているのではないかという不安が頭をよぎりますが...。

ワンピースもすてきなのがいろいろありました。洋服の他、アクセサリー、バッグ、靴、メンズもありますが、どれも小ロットで作られていて、売り切れても新しいデザインの商品が次々と上がってくるのが魅力です。

また、SHEINは世界各国でそれぞれ展開されていますが、その国の好みのデザインを人とAIが分析して決めていて、日本向けには日本人に好まれるデザインがラインナップされているというのも納得です。

気になった方はこんな記事も読んでみてくださいね。
中国アパレル通販「SHEIN(シーイン)」とは?企業戦略を徹底解説(enjoy Japan)

コメント (6)

オリビア・ニュートン・ジョンに捧げる

2022年08月10日 | 日々のこと

70~80年代に数多くのヒット曲で世界的に活躍した歌手のオリビア・ニュートン・ジョンが (米西海岸時間8月8日に) お亡くなりになりました。

オリビアは、私が洋楽が好きになるきっかけとなったアーティスト。愛らしいルックスと天使のような歌声、美しいメロディの虜になりました。初めて彼女をメディアで見た時は、この世にこんなに美しい女性がいるのかと衝撃を受けた?記憶があります。^^

私を新しい音楽の世界へと誘ってくれたオリビアですが、特に好きなのは70年代後半の曲です。誰もが一度は耳にしたことのあると思いますが、改めてご紹介して追悼の気持ちに代えたいと思います。

Olivia Newton-John - Have You Never Been Mellow

「そよ風の誘惑」(Have You Never Been Mellow) はおそらく初めて出会った彼女の歌だと思いますが、今聴いてもほんとうにチャーミングです。この頃のオリビアは正統派のアイドルでしたが、実力もありましたね。

Olivia Newton-John - I Honestly Love You

邦題は「愛の告白」(I Honestly Love You)。オリビアの歌はメロディもいいですが、今あらためて聴くと歌詞もいいですね。彼女の誠実な人柄が伝わってくるようで、聴いているだけで胸がきゅんとしてきます。

Olivia Newton-John - Sam

「サム」(Sam) は上2曲ほどメジャーではないけれど、私は大好きな歌です。胸がしめつけられるような切ない切ないバラードです。

オリビアの代表曲でもある「フィジカル」(Physical) は私は当時あまり好きではなくて、エアロビクスのミュージックビデオもオリビアらしくない!と思っていたのですが、だいぶ後になって、オリビアはこの歌を歌うのがはずかしくて

当時流行していたエアロビクスで健康的に表現した?というのを聞いたことがあります。のちにオリビアが、この歌をバラード風にアレンジして歌うのを聴いたことがありますが、大人の女性の魅力があってとてもすてきでした。

私の好みでスローな歌ばかりになってしまいましたが、「マジック」(Magic) や、ELOの「ザナドゥ」(Xanadu) なんかも大好きです。「グリース」で共演して以来の大親友だというジョン・トラボルタのメッセージも泣けました。

オリビア、すてきな音楽をありがとう♪

***

昨日はファッションデザイナーの三宅一生さんの訃報もありました。

一生さんのファッションは私にはシャープすぎてあまりご縁がなかったのですが、一生さんの佇まいや身のこなし、発言はいつも注目していました。ほんとうにかっこよかったですよね。ご冥福をお祈りいたします。

コメント (6)

名画のパンプスとWORDLE

2022年02月04日 | 日々のこと

ここのところ忙しくてなかなかブログが更新できずにいました。こんなに間が空いたのは初めてかもしれません。旅行記もそのままになっていますが、今日は久々に日々のことを書くことにします。

***

靴屋さんのダイアナが展開している絵画シリーズ

(上の画像はHPよりお借りしました)

クリムトの”接吻”、ブリューゲルの”アイリスのある花束”、ミュシャの”百合”、北斎の”芍薬・カナアリ”、ゴッホの”星月夜”、モネの”水連”の6種類です。(カナアリとはカナリアのことだそうです)

ひと目見て欲しい!と思ったのですが、12月の先行販売の時にはあっという間に売り切れて、1月の本販売の時にようやく手に入れることができました。ネットで靴を買ったのは初めてですが、ダイアナの靴は普段から愛用していてサイズもわかっていたので安心でした。

私が選んだのはブリューゲルです。落ち着いているけれどさりげない華やかさがあって、持っている服にもよく合います。星月夜や水連と違って、ぱっと見てわからないところも好みでした。早速何回か履きましたが、履き心地もとてもよい。

かかとはフラット、4㎝、9㎝と3種類あって、私は4㎝にしました。ほんとうは6㎝があるとよかったですが、これも足が疲れない高さでヒールの形がきれいです。お気に入りの一足になりました。

***

最近、息子からおもしろいよと教えてもらって、WORDLEというパズルにはまっています。2021年10月に公開されて以来、SNSで広まって世界的に大ヒットしているそうです。最近ではThe New York Times がこのパズルを買ったことが話題になりました。

The New York TImes Buys Wordle (2022-01-31)

これは数日前の問題ですが、こんな感じで5文字の単語を、ヒントをもとに当てていきます。10分くらいでできますし、1日1問のみ配信されるので、はまっても時間泥棒にならないところが安心です。毎日夕食後にやって、その後息子と結果を報告し合って盛り上がっています。

クロスワードパズルと違って、難しい単語が出てこないのと、論理パズルの要素があるところが、私がはまった理由かもしれません。(ちなみに私がこれまでにはまったパズルは、テトリスと数独)

興味があったら試してみてくださいね。

コメント (8)

コロナ下のコスメ

2021年07月25日 | 日々のこと

化粧品が売れないと言われているコロナ下ですが、私にとってお化粧はオンとオフの気持ちを切り変えるのに必要なことなので、コロナ前と変わらない生活が続いています。とはいえ、在宅勤務時は控えめに、ノーメイクに見えるように心がけていますが。^^

最近購入したお気に入りのコスメです。

NARSのグリーンのアイシャドウ。MACCHA (抹茶) という名前がついていました。夏はグリーンの目元が好きですが、なぜかどこのメーカーからも出ていなくて、ようやく見つけた一色です。

手前の2つはシャネルのリップとハイライター。その向こうは、bareMineralsのコンシーラー。肌色の調整用に使っていますが、今回で購入するのは3回目でしょうか。長年気に入って愛用しています。

一番奥はシャネルの2品を購入した時にいただいたサンプルのひとつで、新商品のエイジングのクリームだそうです。最近、エイジングのサンプルをいただく機会が増えました。^^;

新しいリップは、マスクにつきにくいタイプです。前回購入したリップに近い色を、お店のスタッフに選んでいただきました。発色がいいので、濃くなりすぎないよう気をつけています。

TIMELESS という名前は、今の私の気分にぴったりです。偶然ですが、私の好きなディオールの香り Forever and Ever に似ていますね。

こちらはファッション誌で見て気になっていたボーム エサンシャル。メイクの仕上げに使うと輝くような効果を生むそうですが、使いこなせるかどうか心配です。

コメント (2)

金継ぎ ふたたび

2021年05月25日 | 日々のこと

先月金継ぎ体験をした後に割れてしまった小皿や、他にもいくつか欠けやひびのある器があったので、またワークショップに行きたいな~と思っていたところ、まだ~むさんからうれしいお誘いをいただき、いっしょに参加してきました。

今回持っていった器の数々です。手前左の小皿は、松本のなわて通りのお蕎麦屋さんで順番を待っている間に、近くの和食器屋さんで何気なく買った器。欠けてしまった2つの蕎麦猪口風の器は、御徒町の日本百貨店で購入した、たぶん波佐見焼。

左奥はひびの入った、ニューヨークのグルメスーパー ZABERSのコーヒーマグ。こういうポップな器が、金継ぎをしたらどんな風に生まれ変わるのか、興味津々です。

時間の関係で、どこまでできるか先生にご相談したところ、レッスン時間内 (約2時間) で全部できるでしょう、とのうれしいことばをいただきました。

修復方法については前回簡単に触れているので、今回は出来上がりだけお見せしますね。

きれいに真っ二つに割れたので、合わせると継ぎ目がわからないほどぴたっとくっつきました。そこに金継ぎのラインを施していきますが、素人ゆえにだんだんラインが雑になってしまいました。それもまた味わいのひとつになるかしら?

2つの蕎麦猪口風の器は、それぞれ1か所と2か所、欠けてしまいましたが、かわいいワンポイントになりました。

コーヒーマグはひびが入っただけで漏れもなかったので、合成漆を使わず、金のラインを施すだけで修復できました。オレンジに金のラインがなかなか合います。

内側は深くて塗りにくいので、つまようじではなくて、竹串を使いました。きれいな仕上がりに満足しましたが、金継ぎを施した器は60℃以上では使えないため、もはやマグカップとしては使えないというジレンマがあります。^^; ペン立てとして使おうかしら。

ひと手間かけることで、どの器も愛おしく感じられます。

コメント (2)