セレンディピティ ダイアリー

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東天紅 @東京国際フォーラム(2024・新春)

2025年02月08日 | グルメ

映画を観た後、東京国際フォーラム7階にある「中国料理 東天紅」でランチをいただきました。こちらのお店は少し離れた場所にある穴場で、ナチュラルテイストの落ち着いた雰囲気の中、洗練された中国料理を楽しめます。

ランチセットはメニューの種類が豊富にあります。私は、さまざまな料理を少しずつ楽しめる「健美御膳」を、夫は「麺飯セット」にしてメインに五目あんかけ焼きそばを選びました。

セットに付いてくる前菜です。鶏ハムや有頭海老など、お正月らしさを感じる4品。LINE登録をするとその場でドリンクがサービスされたので、私はスパークリングワインをいただきました。

こちらは夫のメインの五目あんかけ焼きそば。間違いのないおいしさです。

点心です。ミニミニサイズの蒸籠(せいろ)がかわいい! 焼売と翡翠色の海老蒸し餃子、どちらもおいしくいただきました。

薬膳スープ。しみじみと染みわたるおいしさで、体がぽかぽかと温まりました。

海鮮料理と肉料理がいっしょに運ばれてきました。肉料理は豚肉と野菜の炒め物で、豚肉がぷりぷりとしていてとてもおいしかった! 海鮮料理は海老チリで、チーズが入っています。旅館の一人鍋のように温めながらいただくのがユニークでした。

ごはんか豆乳粥を選べるので、私は豆乳粥にしました。濃厚な味わいでしたが、搾菜などのお漬物が付いていたので、さっぱりといただけました。

デザートは杏仁豆腐とココナッツのおだんごでした。

東京国際フォーラムには、毎年年末年始の時期に恒例の干支ツリーが飾ってありました。今年は巳年ということで、蛇のぬいぐるみを並べたツリーが飾られていました。赤・黄緑・赤と黄緑の2色の、3つのツリーが並んでいて華やかでした。

蛇は私がもっとも苦手とする動物のひとつですが、この干支ツリーの蛇はかわいらしかったです。

【過去記事】
東天紅の冷やし豆乳担々麺(2017-07-27)
東天紅 &新しいPC(2019-01-06)

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Loiseau de France(ロワゾードゥフランス)

2025年02月02日 | グルメ

お誕生日が近いブログ友達のまだ~むさんと、今年もバースデーランチでお祝いしました。今年訪れたのは、飯田橋の東京日仏学院内にあるフレンチレストラン 「Loiseau de France(ロワゾードゥフランス)」 です。

以前ブログにも書いたかもしれませんが、若い頃フランスへの憧れが強かった私は、大学卒業後もしばらくフランス語を習っていました。進歩のほどはさておき、クラスは和気藹々としていて、とても楽しかった!

当時のフランス語の先生に教えていただいたのが 東京日仏学院 で、ここにはフランス語のクラスのほか、本屋さんやレストランがあり、日仏文化イベントなども時々開催されているようです。

レストランが昨年新しくオープンしたと聞き、一度行ってみたいと思っていたので、まだ~むさんをお誘いしました。

東京日仏学院は、外堀通りから少し入った小高い丘の上にあります。

レストランは広々とした芝生のお庭に面しており、テラス席もあります。寒さの中にも燦々と降り注ぐ冬の日差しが心地よく感じられました。

席はゆったりと配置されていて、周囲を気にせずおしゃべりを楽しめたのがよかったです。窓際のスクリーンに描かれたパリの風景も、気分を盛り上げてくれました。

アミューズブーシュは、チーズを練り込んだふわふわの焼菓子。

蕪のポタージュ は、蕪の白い部分だけを使い、とろりと濃厚な味わいに仕上がっていました。上に添えられた緑色のソースは、蕪の葉と茎をペーストにしたもの。それぞれの風味の違いが楽しめました。

パンはバゲットとカンパーニュ。

メインのお料理は、大山鶏のブランケット。大山鶏(だいせんどり)は鳥取県のブランド鶏、ブランケットはクリーム煮のこと。じゃがいも、にんじん、さやえんどうが添えられ、フランス風クリームシチューといった趣でした。

実は私は、前日の夜にちょうど鶏肉のクリームシチューを作ったばかりで、添えられていた野菜までいっしょでした。もちろん、プロの味と比べるのは失礼ですが、せっかくなら家庭ではまねできないような一皿を味わいたかったです。

追加でお願いしたデザートは、ワゴンで運ばれてきてわくわくしました。

私は洋梨とフランボワーズのヴェリーヌを選びました。洋梨のコンポートの下には、とろとろカスタードとフランボワーズ入りのふるふるゼリー。フルーツの酸味がさわやかで、大満足のお味でした。

予約時に「バースデー」と伝えていたので、お皿にメッセージを入れていただけたのもうれしかったです。

まだ~むさんのデザートは、パリ・ブレスト。ヘーゼルナッツクリームがたっぷり詰まっていて、とてもおいしそうでした。それぞれ、温かいコーヒーとカフェオレをいただきましたが、ガラスの器で供されたのがおもしろかったです。

食通のまだ~むさんには、ちょっと面白みのないお料理になってしまって申し訳なかったですが、たくさんお話できて楽しい一日となりました。

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CAFE GITANE(カフェ・ジタン)@恵比寿

2025年01月18日 | グルメ

この日は、恵比寿ガーデンプレイスに用事があった夫と待ち合せて、その後いっしょにお昼をいただきました。

恵比寿ガーデンプレイス イルミネーション2024

毎年ホリデーシーズンにガーデンプレイスで飾られているバカラのシャンデリア。今年は1月13日までの展示ということで、ぎりぎり見ることができました。

別の角度からパチリ。今年で25年目を迎えるそうですが、その輝きは変わることがありません。まさに「エターナルライツ」と呼ぶにふさわしい美しさでした。

さて、お昼はガーデンプレイスからアメリカ橋を渡り、恵比寿駅方面に向かう途中にあるCAFE GITANE(カフェ・ジタン)を訪れました。以前から前を通るたびに気になっていたお店です。

ニューヨークのノリータ地区(Nolita = North of Little Italy, リトルイタリーの北)にある人気カフェの東京店です。ミッドセンチュリーモダンのインテリア。レトロで洗練された雰囲気がすてきなカフェです。

着いた時はかなり混み合っていましたが、昼食の時間をだいぶ過ぎていたので、すぐに席に案内していただけました。

私は「帆立のロースト ポルチーニ茸のクリームリゾット」をいただきました。外はしっかり、中はミディアムに焼き上げた帆立がむっちりとしておいしい。ポルチーニ茸をはじめ、さまざまな茸が入ったリゾットは、冬にぴったりの味わいでした。

夫は和牛バーガーにしたかったのですが、残念ながら品切れとのことで「黒毛和牛プルドビーフのバオ キムチマヨネーズ キャロットラぺ コリアンダー」をオーダーしました。甘辛味のプルドビーフが絶品で、こちらも大満足の一品でした。

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こちらのお店では、アボカドトーストとクラシックプリンが看板メニューのようです。カフェタイムだったためか、クラシックプリンを注文する方が多かったのですが、中には写真を撮っただけで、ほとんど残したまま帰るお客さんもいらっしゃいました。

これまでこういうシチュエーションに遭遇することはほとんどなかったので、かなりショックを受けました。

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ホールスタッフの女性たちは、みな同じ髪型(ポニーテール)とメイク、黒いニットに黄緑色の膝丈ジャンパースカート(制服)といういで立ち。みなさんかわいらしいのですが「ブレードランナー」に登場するAIロボットを思い起こしました。(それを狙っているのかも?)

ランチの後は、裏通りをぶらぶらしながら、車を停めたガーデンプレイスにもどりました。このエリアには、カフェ風の食器屋さん(若い方たちで大混雑)や、ニューヨークの古い事務家具を集めたようなインテリアショップなどがあり、見ているだけで楽しかったです。

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Crepes No Ka ‘Oi(クレープス ノカオイ)@自由が丘

2025年01月12日 | グルメ

年末の仕事納めの日は午後休を取り、先にお休みに入っていた夫と自由が丘で待ち合わせ。以前から気になっていたハワイアンクレープのお店でお昼をいただくことにしました。

Crepes No Ka ‘Oi (クレープス ノカオイ)

No Ka ‘Oi(ノカオイ)とはハワイ語で「最高」という意味で、名詞の後につけて「〜は最高」と表現するのだとか。つまり、お店の名前は「クレープは最高」という意味になります。

お店はペパーミントグリーンの壁とエメラルドグリーンの庇が印象的で、明るい雰囲気。テラス席もあり、ハワイアンリゾートを思わせる空間でした。

朝食系、お料理系、スイーツ系のクレープがあって、それぞれ種類が充実しています。この日は平日だったので、3種類のクレープから1つを選ぶとサラダと飲み物がついてくる、ランチセットもありました。

こちらはプルドポークが入った「アイランドキュバーノ」です。パイナップルジュースで煮込んだ甘辛いプルドポークにチーズが絡み、仕上げにパクチーがあしらわれていました。ボリュームたっぷりで、絶品の美味しさでした。

私はミックスリーフと角切りにしたローストチキンが入った、ヘルシーな「ティキトーチ」をいただきました。ティキトーチとは、ハワイでよく見られるポリネシア風の松明のことです。上にはジェノベーゼソースが添えられ、アクセントになっていました。

クレープは二つ折りで、お雛様の衣装のように折りたたまれていました。そのため、見た目は愛らしいのですが、クレープ特有の薄さがあまり生かされていないのが少し残念でした。

食後にカフェラテをいただきました。ラテアートにすっかり慣れてしまっているので、一瞬物足りなさを感じましたが、むしろこの素朴さがよいと思いました。お味もおいしくて、大満足でした。クレープはどちらもボリュームたっぷりで、おなかいっぱいになりました。

外壁と同じく、淡いペパーミントグリーンの壁がさわやかな雰囲気です。

リゾート気分を味わいながら、おいしくお昼をいただきました。

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ビヤホールライオンと、銀座のクリスマスイルミネーション

2024年12月30日 | グルメ

気がつくと、国立科学博物館は閉館時間の午後5時を迎えていました。閉館とともに外に出ると、あたりはすっかり真っ暗。少し歩き疲れたこともあり、軽くお茶でも飲んで帰ろうと話していましたが、計画を変更して銀座のライオンでビールを飲むことにしました。

クリスマス前の週末とあって銀座は大賑わい。ライオンの前にも列ができていましたが、それほど待たずに中に入ることができました。

まずはジョッキの生ビールで乾杯。お昼の量が多かったため、おつまみは軽めに2、3品だけ注文しました。手前にあるのは「LIONあらびきソーセージ」。添えられたザワークラウトも絶品です。

奥に見えるのは「燻りがっこと大根の和風サラダ」。さっぱりしていて、とてもおいしくいただきました。

エスカルゴ用の器に入っているのは「つぶ貝のガーリックバター焼き」。アヒージョ風のオーブン焼きで、熱々の状態を薄切りバゲットにのせて、はふはふしながらいただきました。これも最高でした!

ビヤホールライオン銀座七丁目店は、創業明治32年の日本最古のビヤホールで、東京都の指定文化財にもなっています。ドイツのビヤホールを思わせる重厚なれんが造りの壁やアーチ型の天井、さらに麦の収穫を描いた繊細かつ壮大なモザイク画も圧巻です。

いい気分になった後、少しだけ銀座の街を歩きました。写真左に見える建物は「銀座イグジットメルサ」。カラフルに少しずつ変化するイルミネーションが印象的でした。

四丁目交差点の「和光」。時計塔がグリーンにライトアップされています。

「和光」のウィンドウディスプレイは、いつ見ても楽しいです。この時期はクリスマス向けに、和光の時計塔の数字をいたずらする二匹のモンスターをテーマにした、ちょっぴりファンタジーな演出でした。(12月27日からはお正月向けのディスプレイに変わっています。)

「ミキモト」のイルミネーションは、パステルカラーで華やかさの中に柔らかさを感じました。

東京メトロ構内の「松屋銀座」のディスプレイは、青森県のねぷたとのコラボレーションでした。子ども向けのキュートなディスプレイです。

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厳選洋食さくらい @上野広小路

2024年12月27日 | グルメ

先週末は招待券をいただいたので、上野の国立科学博物館へ行ってきました。その前に、上野広小路にある「厳選洋食さくらい」で洋食ランチを楽しみました。

予約をしていなかったため、入口で3組ほど待つことになりました。お店の入口は建物の7階にあり、店内の階段から8階へつながっています。

予約のある方は7階に案内されているようでしたが、私たちは8階に通されました。8階の方がゆったりとしていて、落ち着けると感じました。

洋食屋さんといえば、レトロな雰囲気のお店が多いですが、こちらはモダンなインテリアで、清潔感がありました。レジのところに生花のバラが飾られていたのもすてきでした。

メニューには、伝統的な洋食がずらりと並んでいました。煮込み料理が好きな私は「ビーフシチューセット」を選び、夫はいろいろな洋食を少しずつ楽しめる「洋食コース」にしました。

こちらは洋食コースの「小さな前菜三点盛り」です。左から鶏ハム、茄子のマリネ。右は忘れてしましました...。

こちらは私のセットのサラダとスープです。

洋食コースの「ロールキャベツ」です。ロールキャベツは私の大好物ですが、久しぶりにいただくことができてうれしかったです。

洋食コースの「ホタテと野菜のガーリック焼き」です。写真はアップで撮っていますが、小さなココットに入っていました。ラタトゥイユ風で、特にレンコンのシャキッとした食感が楽しめました。

こちらは私の「ビーフシチュー」です。ほろほろと柔らかく煮込まれたビーフは絶品で、時間をかけて作られたであろうことに贅沢な気分を味わいました。添えられたパンもおいしかったです。

洋食コースの「ハンバーグ(デミグラス)&カニクリームコロッケ」です。カニクリームコロッケの代わりに海老フライを選ぶこともでき、夫はかなり悩んでいました。

ジューシーなハンバーグは、洋食屋さんならではのおいしさでした。

洋食コースの「オムライス(トマトケチャップ)」です。写真では伝わりにくいかもしれませんが、卵1.5個分くらいのミニサイズで、かわいらしいオムライスでした。

オムライスのほかに、チキンカレーやハヤシライスも選べます。また、ソースはデミグラスとトマトケチャップの2種類から選べるのですが、夫はハンバーグがデミグラスだったので

オムライスにはトマトケチャップを選びました。トマトケチャップも手作りでしょうか。まろやかで、とてもおいしかったです。

こちらは洋食コースの「デザート」です。パンナコッタとりんごのコンポート、手前にあるのはチョコレートタルトです。コーヒーといっしょにシェアしていただきました。

このお店をとても気に入ったので、またぜひ訪れたいと思いました。私は次回、ナポリタンをいただきたいと思っていますし、夫はコースではなくセットで一品をじっくり味わいたいそうです。

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ウィークエンドランチ(クメキッチン・TUTU・芋菓・bubby’s)

2024年11月10日 | グルメ

週末にいただいたカジュアルランチの記録です。

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まずは洗足池にある洋食屋クメキッチン。夫が好きなTV番組「植野食堂」でこちらのお店を知り、行ってみようということになりました。番組はともかく、私は植野さんの親父ギャグが好きです。^^

洋食屋といえば、やはりハンバーグですね。今回はカニクリームコロッケも追加して。こちらのお店は、コロッケなどのトッピングや、カレーなどのちょいがけメニューも充実しています。

私はナポリタンにしました。揚げ物が苦手で、最近ではお肉もあまり食べないので、洋食屋さんではナポリタンにすることが多いです。ボリュームたっぷりでしたが、手伝ってもらいながらおいしくいただきました。

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さて別の日。この日は学芸大学に新しくできたガレット屋さんを目指したのですが、残念ながら休業だったので、すぐ目の前にある、こちらも新しく開店したフォカッチャ屋さんTUTUのテラスでランチをいただきました。

お店のスタッフの話では、10月10日に開店したからTUTUという名前にしたということでしたが、後で調べてみると、10月はイタリア語でOttobre、数字の10はdieci、さらにtuはイタリア語で“あなた”という意味なので、はてな?となりました。

10・10 → とお・とお → トゥ・トゥ → TUTUという音の響きから来ているのでしょうか?

手前はMelanzane、茄子という意味です。茄子のグラタンとバジル、唐辛子のピリ辛味でした。奥はPancia di Manzo、牛バラ肉という意味です。牛肉にマンゴーのハラペーニョ、ザワークラウト、レッドオニオンが入った個性的な組み合わせでした。

赤キャベツのザワークラウトは、私も時々作りますが、色がきれいで酸味があって大好きです。スープは野菜のポタージュで、渋い色合いながら複雑な味わい。カフェラテもおいしくいただきました。

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そして翌週、念願のガレット屋さんに再チャレンジしました。正確には有機さつま芋 芋菓というさつまいもスイーツのお店ですが、店内でガレットとクレープをいただくことができます。

照り焼きチキンのガレット。チキンにはタルタルソースがかかっていて、宮崎名物のチキン南蛮のようでした。

有機野菜ラタトゥイユのガレット。色鮮やかな生野菜と温野菜がたっぷりのっていて、野菜の下にはラタトゥイユが隠れています。家ではこれまでガレット・コンプレット(卵・ハム・チーズのガレット)を作ることが多かったので、大いに参考になりました。

食後は焼きりんごのクレープをシェアしていただきました。シナモンのよい香り。2種類のさつまいものクリームとアイスクリームも添えられていて、大満足のお味でした。

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昨日は久しぶりにアークヒルズのマルシェに行きましたが、HPには開催と書いてあったのに、なぜかやっていませんでした。仕方なく、bubby’sでランチだけいただくことにしました。

ノスタルジックなアメリカンな雰囲気が大好きです。チェックしたら過去に3回記事にしていました。(1回目サンクスギビングクリスマス

チーズバーガーとフレンチフライ。

ツナメルト・サンドイッチと、赤キャベツで作ったピンクのコールスロー。ツナメルトはツナと溶けるチーズをはさんだホットサンドで、チーズがびよ~んと伸びておいしかったです。

後でXを確認したところ、マルシェの開催場所がいつものカラヤン広場ではなく、急遽サウスタワーに変更されていたことがわかりました。最新情報はSNSをチェックしないとだめですね。

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KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA (2024・秋)

2024年11月04日 | グルメ

映画を見る前に、六本木ヒルズに入っているお気に入りのイタリアン・レストラン「KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA」(通称KNOCK)でスパゲティのランチを楽しみました。今回も前回と同様に、サラダとパスタ2品をシェアしました。

インサラータ・エレナ
根菜がっつりのアンチョビとくるみのドレッシング
Seasonal root vegetables salad with walnut & anchovy sauce

グリーンリーフと根菜などのカラフルな野菜が別々に盛り付けられているので、彩り豊かな根菜がグリーンリーフに隠れることなく楽しめました。かぼちゃ、安納芋、ごぼうが入っていて、秋らしさを感じます。

左に見える白い野菜はマコモダケ。ウドのようなシャキシャキとした食感が楽しめましたが、調べてみると、マコモダケはウドと違ってイネ科の植物であることを知りました。ウドは春の野菜ですが、マコモダケは10月に収穫される秋の野菜なのですね。

佐賀の春菊で「バッカラ・グリーン AOP」スパゲティ
Spaghettini with crown daisy, cod, garlic &red pepper

前回いただいた時は夏だったので、ケールのグリーンソースでしたが、今回は晩秋にふさわしい春菊のグリーンソースでした。AOPはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの略です。

バッカラはイタリア語で鱈のこと。スペイン語ではバカラウ、ポルトガル語ではバカリャウと呼ばれ、ヨーロッパでもポピュラーなお魚ですね。春菊と鱈は鍋料理でもおなじみの組み合わせなので、相性は抜群でした。

徳島のサンマッシュしいたけで「牛すじラグー」スパゲティ
Spaghettini with Shiitake, beef, tomato & tomato sauce

サンマッシュしいたけは、北研という会社の特許技術で栽培された高品質なしいたけです。(あとでググりました)

牛すじラグーは、前回は万願寺唐辛子と合わせていましたが、今回は秋らしくしいたけと組み合わせていました。しいたけはほぼ生の状態で入っていて、新鮮な味わいと食感がそのまま楽しめました。

右上に見えているのはお店のオリジナルのミルクパンです。ソースをぬぐって残らずいただきました。

食後は大好きなイタリアンコーヒーをいただきました。スープのようにたっぷりと楽しめて、大満足でした。

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お茶席 @DIC川村記念美術館

2024年10月31日 | グルメ

DIC川村記念美術館について、前記事のおまけです。

この日は本当は美術館に併設されているレストランでランチを楽しみたかったのですが、なんと3時間待ちとのことだったので、今回は諦めることにしました。

その代わりに、お茶席でお抹茶と上生菓子のセットをいただくことにしました。お茶席は当日、店頭での予約となります。

こちらのお茶席は「立礼式茶席」といって、テーブルと椅子の席で、お茶とお菓子をいただきます。各回30分8席のみで、お庭の風景を眺めながら、しばしゆったりとした静かな時間をすごすことができました。

上生菓子はいくつかあるようですが、お店のスタッフがひとりひとりに合わせて選んで持ってきてくださいます。夫の和菓子は、菊の花のように見えますが、ひと目で「あっ!」と気づきました。

やはりそうでした。「光の華」という名前で、エントランスホールの天井装飾をイメージしたオリジナルの和菓子だそうです。

こちらがそのエントランスホールの天井装飾です。ダリアの花のようで、入口を入った瞬間から美しさに惹かれ、うっとりと見上げていました。

私のところに持ってきてくださったのは「紫式部」というお菓子です。

紫式部の実のような、小さくてかわいい紫の飾りがちょこんと乗っています。後でお庭を散策した際に紫式部の実は見つけられませんでしたが、どこかにあったのかもしれません。(それとも今放映中の大河ドラマに合わせた演出かもしれません。)

この他に特別メニューとして、企画展「西川勝人 静寂の響き」に合わせたお菓子も用意されていました。

西川勝人さんの白いほおずきのオブジェを模した、こちらも美しいお菓子でした。

窓から見える風景も素敵でした。噴水の池と、その手前には秋の気配を感じさせるパンパスが見えました。遠くに見える塔のついた建物は、DIC株式会社の研究所です。

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香家 @渋谷ヒカリエ / レディ・ガガ「Harlequin」

2024年10月20日 | グルメ

映画を見た後で、少し早めの夕食をいただくことに。辛い物好きの息子の希望で、渋谷ヒカリエ1階にある担々麺専門店「香家」(こうや)を訪れました。

ヒカリエの1階にレストランがあるとは知らなかったのですが、こちらのお店は入口が建物の外にあるので、今まで全く気付かずにいたようです。

香家さんはチェーン店で、入ったことはないのですが、目黒店は前を通る度に息子が好きそうだなーとひそかにチェックしていたので、この偶然にびっくりしました。

担々麺といっても、キッチュでおしゃれな中華風インテリアが、入りやすい雰囲気です。看板メニューの担々麺が4種類くらいあって、点心や一品料理を組み合わせたセットメニューが豊富でした。

ビールと、ライチ紅茶で乾杯。ライチ紅茶の茶器は、以前横浜中華街で同じようなのを初めて見てかわいいな~と思っていました。中に茶こしがついていて、お茶碗に注いでお茶がたっぷりいただけます。

メインの担々麺とは別に、麻婆豆腐をいただきました。麻婆豆腐は息子の大好物なので家でもよく作りますが、これはお豆腐がそのまま丸ごと入っているのがユニーク。見た目にインパクトがありますが、今度真似して作ってみようかしら。

私のハーフの担々麺セットについていた豆苗炒め。シンプルながらおいしくて、最近家でもまねして繰り返し作っています。私のセットにはこのほか、水餃子がついていました。

私は「姫・担々麺」をいただきました。胡麻の風味がいっぱいでまろやかなお味。ハーフサイズにしましたが、私には十分な量でした。

息子の飲茶セットについていた点心セット。ほかにくらげの前菜がついていました。

息子が食べた「青鬼・担々麺」。青花椒が効いて、びりびりと痺れます。

メニューには、汁なし担々麺も2種類ありました。辛いものが苦手でも、マイルドな担々麺があるのがうれしい。機会があったらまたいただきたいです。

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」にはサウンドトラックが出ていて、YouTubeでも聴けますが、レディ・ガガとホアキン・フェニックスがささやくように歌っているので、音楽だけだと少々たいくつです。

この他に、レディ・ガガが映画にインスパイアされて制作した「Harlequin」というアルバムを出していて、こちらの方がずっといい! ガガの魅力が堪能できます。こちらもYouTubeで聴くことができます。

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