山梨県立美術館でアートを楽しんだ後は、美術館内のカフェ Art Archives (アート・アーカイブス) でお昼をいただきました。ランチには洋食、ティータイムにはケーキがいただける、明るく落ち着いた雰囲気のレストランです。
これはスパゲティミートソース、ビーフシチュー、チキンのクリーム煮と、お店の人気メニューがセットでいただけるスペシャルプレートです。これに、サラダとスープがつきます。
私は「栗田宏一・須田悦弘展 -Contentment in the details-」にちなんだ特別展メニュー、大地のカレー ミニ植木鉢ティラミスセットをいただきました。ごはんは白米と雑穀米が選べます。
シェフこだわりのスパイスと野菜ピューレで煮込んだカレー。特別展にちなみ、オリーブとツナで表現した「土」がさりげなく散らしてあります。お店の農園で収穫したという新鮮な季節野菜といっしょにいただきます。
雑穀米に添えられた豆苗や、スコップの形のスプーンなど、須田さんの「植物」や栗田さんの「土」を連想させる楽しいアイデアがいっぱい。新鮮野菜もまろやかなカレーもおいしかったです。
デザートは植木鉢型の器に入ったティラミス。ココアパウダーで「土」を表現しています。ミントの葉はともかく、シリアルは何を表しているのかしら? こちらにもスコップの形のスプーンがついています。コーヒーとともにおいしくいただきました。
食後は美術館のある芸術の森公園を散策しました。甲府盆地を取り囲む山々の美しさに魅了されました。右に見えるのは同じく公園内にある山梨県立文学館です。
公園内にはところどころに彫刻作品が置かれています。これは佐藤正明さんの「ザ ビッグ・アップル No.45」という作品です。
紅葉・黄葉もきれいでした。
この後、車に乗って甲府市内にある1917年創業の「ワイナリー・サドヤ」を訪れました。
敷地内にはレストランや結婚式場があり、ヨーロッパの町を思わせる雰囲気です。
こちらのワイナリーでは、ワイナリーと地下セラーの見学ツアーを行っていますが、残念ながらこの日は既に予約でいっぱいだったので、ショップでテイスティングだけ楽しむことにしました。
お店のスタッフに相談して、きりっとした味わいのスパークリングワインをいただきました。豊潤ですが甘すぎず、口当たりがよくておいしかったです。
ショップに整然と並ぶワインボトルが美しい。
スパークリングではないですが、おみやげにワインを買って帰りました。
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この記事で今年のブログ納めといたします。
本年もたいへんお世話になりました。
みなさま、よい年をお迎えください。