スコット・イーストウッド初主演となるクライムアクション映画。南仏マルセイユを舞台に、BMW327、ポルシェ326スピードスター、アストンマーティンV8など、往年の名車が疾走します。「96時間」「ワイルドスピード」「TAXi」シリーズのスタッフが参加。
高級クラシックカー専門の強盗団、兄アンドリュー(スコット・イーストウッド)&弟ギャレット(フレディ・ソープ)のフォスター兄弟。ある時、オークション会場から運び出された37年型ブガッティを奪おうとするも失敗し、落札したマフィアのモリエールに捕らえられてしまいます。
命を助けてもらう代わりに1週間で敵対するマフィアのクレンプから62年型フェラーリ250GTOを盗むことになったフォスター兄弟は、アンドリューの恋人ステファニー(アナ・デ・アルマス)、その友人のデビン(ガイア・ワイス)らとともに、ミッションに挑みます。
食事のあとに銀座をぶらぶらして、軽くて楽しい映画が見たいな~と見に行ったのがこちら。「ワイルドスピード」シリーズのようなド迫力はありませんが、美しく磨き上げられたクラシックカーが南仏の海岸道路を疾走する姿はまさに眼福。おしゃれで華やかで、ちょっぴりレトロな雰囲気もあって、食後のデザートにぴったりの作品でした。
スコット・イーストウッドをはじめ、期待の若手俳優たちが出演していたのも楽しかった。フレディ・ソープは初めて見ましたが、弟役も納得するほど、スコットと雰囲気がよく似ています。かわいらしいアナ・デ・アルマスは、ポスト アリシア・ヴィキャンデル?「ブレードランナー2049」にも出演しているそうで、これからますます人気が出そうですね。
ストーリーは、だましだまされ話が錯綜しすぎたせいか、逆に何でもありになってしまって、最後が「え~!そうだったのか」とならなかったのがちょっと惜しかったかな、と思いました。ここがうまく押さえられていたら、カタルシスが得られたもしれません。
登場するのはほとんどが貴重なヴィンテージカーなので、ワイルドスピードみたいにガンガン破壊することもなく、車への敬意が感じられたのがよかったです。お父さんの迫力にはまだ及ばないけど、スコットもこれからが楽しみですね。
日比谷公園から新しいビルが見えました。日比谷の三井ビルが再開発でずっと工事していましたが、いつの間にか新しい建物がほぼ完成していました。基礎にはずいぶん時間をかけていましたが、上物が建つのは早いですね。新しい施設は「東京ミッドタウン日比谷」となり、来年3月29日にオープンする予定です。
数寄屋橋交差点から見たところ。手前のニュートーキョーの跡地も工事が始まっていますね。
下からドーン。新しいビルとシャンテの間の道路が石畳のプロムナードに舗装されていました。シネマズシャンテの前のスターバックスも取り壊されていましたが、新しく広場として整備されるのでしょうか。
東京ミッドタウン日比谷の中には、TOHOシネマズ日比谷がオープンし、それにともないマリオン上階のTOHOシネマズ日劇は2月で閉館となります。シャンテ・スカラ座・みゆき座はこのまま継続されるようです。