セレンディピティ ダイアリー

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SARU Apero Bistro &Wordleその後とWorldle

2022年02月13日 | グルメ

自由が丘をぶらぶら歩いていて偶然見つけたビストロ SARU Apero Bistro (サル アペロ ビストロ) でお昼をいただきました。アペロというのは小皿料理のことだそうです。

ワインといっしょにいただくお料理が充実しているお店のようですが、お昼はビストロ料理がプレートランチでいただけます。飾らない雰囲気ながら、お料理は本格的でとてもおいしかったです。

サロベツ蝦夷シカ肉の煮込み インゲンのソテー・パプリカ・マッシュポテト。ほろほろに柔らかく煮込んだ鹿肉が絶品でした。どこの部位かと思ったら、鹿の首の部分だそうです。

鹿肉はジビエ特有のくさみが全くなく、赤ワインを使った濃厚なシチューが深々とした味わいでした。つけあわせの野菜もおいしかったです。

私は鮮魚のムニエル ビスクソース キャベツ&パプリカブレゼ・タリアテッレのパスタをいただきました。この日の鮮魚はサーモンでした。ぱりっと焼き上げたサーモンに、たっぷりかかった濃厚なビスクソースがよく合います。つけあわせもすべておいしかったです。

パンかごはんが選べて、私はパンをいただきました。バゲットと食パンでしたが、さくっとしてこちらもおいしかったです。お皿に残ったビスクソースをすべてぬぐって、きれいさっぱりいただきました。

食後にいただいた深煎りのコーヒーもおいしく、食事の余韻を楽しみました。

カントリーテイストの温かみのあるインテリアがくつろげます。夜にワインといっしょにいただくお料理もきっとおいしいでしょうね。また足を運びたいです。

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先日、ワードパズルの WORDLE のことを書きました。あれから毎日息子に送って盛り上がっていますが、先日息子がおもしろいニュースを送ってきました。

Missing Wordle game saves Chicago woman, 80, from hostage ordeal after concerned daughter alerted police (inews, 2022-02-10)

シカゴに住む80歳の女性は毎日シアトルに住む娘にWordleを送っていましたが、ある日送られてこなかったことを不審に思った娘が警察に連絡したところ、母親が自宅に押し入られた男に監禁されていたことが発覚し、17時間後に助かったそうです。

また、最近は WORDLE の二番煎じ的なゲームも出ているようで、先日は WORLDLE というゲームをSNSで見つけました。

国のシルエットを見てどこの国か当てるパズルです。国名を入れると、正解国との距離とその国がある方向が示されるので、それをヒントに当てていきます。

上は昨日の問題ですが、2段目までは自力で、それから先はGoogleMapsを見て4回目で正解しました。正解はカリブ海に浮かぶセントルシアという小さな島国で、こんなのわからないよ~でしたが、地理の勉強になるかな?

しばらくパズルブームが続きそうです。

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シグネチャー @マンダリンオリエンタル

2022年02月12日 | グルメ

日本橋室橋の マンダリンオリエンタル37階にあるフランス料理レストラン、シグネチャー (SIGNATURE) でお昼をいただきました。少し早めに着いたら、ウェイティングのスペースでお店のオリジナルのお茶を出してくださいました。

香り豊かな中国風のお茶でとってもおいしかったのです。お料理への期待がわくわくと高まりました。

お食事の席は窓に面していて、37階からの東京の風景が一望に見渡せました。眼下に見えるのは日本銀行。旧館の建物が「円」の字になっているのがわかるでしょうか。

高速道路を車が流れるように走っている様子が、都市を貫く血管のように見えました。

店内は改装して再オープンしたばかりです。フランスから取り寄せたという6点からなる大きな抽象画のアートが、ブルーを主体にしたインテリアによく合います。

飲み物は、ノンアルコールの、ホワイトティスパークリングをいただきました。中国の白茶にフルーツやハーブを取合わせた香りの華やかなドリンクです。

こちらはクラフトコーラです。シナモンなどのスパイスが香るぴりりとした味わいの大人のコーラ。原液と水を目の前でカクテルのようにシェイクして注がれます。

アミューズです。奥のスプーンにのっているのは牛テイルのクロケットとビーツのソース。手前はミニミニサイズのクロックムッシュです。

3種類のパンは、バゲット、全粒粉のパン、ミルクブレッド。好みで、フランスから取り寄せたバターとゲラントの塩、スパイスをつけていただきます。

前菜です。フォアグラを入れて焼いたブリオッシュのすきまに、レッドポートワインのジュレが添えてあります。左にある赤い楕円はビーツのソース。お料理全体が、お皿をキャンバスに見立てたカンディンスキーの絵のようです。

私は、ソーテルヌとフォアグラのスープ 茸のフリカッセをいただきました。茸を重ねた上に濃厚なスープが目の前で注がれます。ソーテルヌというのはフランスの白ワインで甘く華やかな香り。スープの芳醇な香りとお味に、くらくらと酔ってしまいそうでした。

メインのお料理です。こちらは牛頬肉赤ワイン煮 ”ブフ ブルギニョン” です。上に載っているのは飾り切りしたマッシュルーム。クリスピーポーク、パールオニオン、にんじんなど。

ほろほろに柔らかい牛頬肉と香ばしく焼いた豚肉、2種類のお肉が楽しめます。濃厚で複雑な味わいのソースも絶品でした。見た目にも美しい一皿です。

私は、甘鯛のソテー ジェノボワーズソース かぼちゃのクーリ にしました。(メニューではサーモンとなっていましたが、この日は特別に甘鯛が入ったので、とのこと) 表面をぱりっと焼いたクリスピーな甘鯛と、むっくりと大きな牡蠣。こちらもシーフードが2種類使われています。

目の前でかけてくださる、白ワインとクリームを使ったほんのり酸味を感じるソースが、お魚料理にとてもよく合いました。こちらにもシェフが得意とする飾り切りのマッシュルームが飾られています。

お店の方でデザートの前に、バースデーケーキを用意してくださっていました。予約の目的の項目で誕生日とチェックしてたらしいのですが、自分ではすっかり忘れていたので、思いがけないケーキのおくりものに感激しました。

オーセンティックな苺のショートケーキに、ホワイトチョコレートのメッセージプレート、ベリーとパンジーが添えられています。いちごのショートケーキをいただくのは久しぶりです。どこか懐かしくも正統派のおいしさでした。

こちらはコースのデザートです。プロフィトロール ヘーゼルナッツのカラメル カンボジアの胡椒の香る温かいチョコレートソースです。小さなシューにカラメルアイス、芸術的なチョコレートプレート、クリームが絶妙なバランスで重なっています。

上から温かいソースが注がれると、チョコレートプレートが崩れ落ちます。マジックのようなデザートでした。濃厚なチョコレートとキャラメルのコンビネーションがすばらしかったです。

深煎りのおいしいコーヒー。

小菓子はひと口サイズのマドレーヌとフィナンシエ。

お代わりのコーヒーと、ブルーベリーのジェリーに包まれたチョコレート。口に入れるととろりと溶け、甘酸っぱい余韻が残ります。3時間近くかけてゆっくり味わったお料理はどれもおいしく、スタッフのホスピタリティもすばらしかったです。

ホテル1階ロビーに飾られていたお花のアレンジメント。中が薄ピンク、まわりが薄黄緑色の繊細な薔薇は、気品とともに砂糖菓子のような愛らしさでした。

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FIRENZE

2022年02月07日 | グルメ

学芸大学駅近くのイタリアンレストラン FIRENZE (フィレンツェ) にお昼を食べに行きました。飾らない雰囲気ながら、外観からよい感じで、お料理がおいしそう~という予感がありました。

ここのところコロナの感染が拡大しているせいか、週末のお昼時というのにお客様は少なめ。どこでも好きな席にどうぞ、ということだったので、半個室になっている広々としたテーブルに着きました。

ランチは、パスタやピッツァを中心としたメニューで、サラダと飲み物、パスタにはパンがつきます。パスタとピッツァを1つずつ選んでシェアしていただくことにしました。

ランチにつくサラダ。野菜が瑞々しくてとてもおいしい。大好きな紅芯大根もありました。

ピッツァは何種類かある中から、大好きなクアトロフォルマッジにしました。4種類のチーズがのっていて、はちみつがかかっています。クラストもぱりっとしてとてもおいしかったです。

こちらのお店は、器はCOSTA NOVA、カトラリーはCutipol (クチポール) とポルトガルブランドで統一されていました。どちらもカジュアルでありながらスタイリッシュで、飾らないランチにぴったり。

パスタは、生ハムとルッコラのトマトクリームにしました。生ハムとルッコラというと、オイル系のパスタを想像してしまいますが、トマトクリームとはめずらしい。きのこやブロッコリーも入っていてボリュームたっぷりです。

食後に深煎りのイタリアンコーヒーをいただきました。深々としたお味でクリーミーで大好きです。大満足のお昼になりました。

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名画のパンプスとWORDLE

2022年02月04日 | 日々のこと

ここのところ忙しくてなかなかブログが更新できずにいました。こんなに間が空いたのは初めてかもしれません。旅行記もそのままになっていますが、今日は久々に日々のことを書くことにします。

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靴屋さんのダイアナが展開している絵画シリーズ

(上の画像はHPよりお借りしました)

クリムトの”接吻”、ブリューゲルの”アイリスのある花束”、ミュシャの”百合”、北斎の”芍薬・カナアリ”、ゴッホの”星月夜”、モネの”水連”の6種類です。(カナアリとはカナリアのことだそうです)

ひと目見て欲しい!と思ったのですが、12月の先行販売の時にはあっという間に売り切れて、1月の本販売の時にようやく手に入れることができました。ネットで靴を買ったのは初めてですが、ダイアナの靴は普段から愛用していてサイズもわかっていたので安心でした。

私が選んだのはブリューゲルです。落ち着いているけれどさりげない華やかさがあって、持っている服にもよく合います。星月夜や水連と違って、ぱっと見てわからないところも好みでした。早速何回か履きましたが、履き心地もとてもよい。

かかとはフラット、4㎝、9㎝と3種類あって、私は4㎝にしました。ほんとうは6㎝があるとよかったですが、これも足が疲れない高さでヒールの形がきれいです。お気に入りの一足になりました。

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最近、息子からおもしろいよと教えてもらって、WORDLEというパズルにはまっています。2021年10月に公開されて以来、SNSで広まって世界的に大ヒットしているそうです。最近ではThe New York Times がこのパズルを買ったことが話題になりました。

The New York TImes Buys Wordle (2022-01-31)

これは数日前の問題ですが、こんな感じで5文字の単語を、ヒントをもとに当てていきます。10分くらいでできますし、1日1問のみ配信されるので、はまっても時間泥棒にならないところが安心です。毎日夕食後にやって、その後息子と結果を報告し合って盛り上がっています。

クロスワードパズルと違って、難しい単語が出てこないのと、論理パズルの要素があるところが、私がはまった理由かもしれません。(ちなみに私がこれまでにはまったパズルは、テトリスと数独)

興味があったら試してみてくださいね。

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