セレンディピティ ダイアリー

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あしかがフラワーパーク(続き)~ 佐野ラーメン いってつ

2024年05月03日 | おでかけ

少し間が開いてしまいましたが、あしかがフラワーパークの続きです。前回の記事はこちら。

あしかがフラワーパーク ふじのはな物語 2024 (2024-04-21)

名物の藤はもちろんすばらしかったですが、それ以外の花々もすてきでした。


オオデマリの大木がありました。おそらく咲き始めだと思いますが、黄緑色のポンポンがこんな風にたわわに咲いているのは初めて見ました。


私の中でオオデマリといえばこんなイメージ。これは7年前に都内某所で撮った写真です。

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園内に4色に色分けされた花壇があって圧巻でした。


白いお花ばかりを集めた花壇。


こちらは黄色いお花の花壇です。


ブルーのお花の花壇。濃淡のあるブルーがすてきです。


ピンクのお花の花壇。右端に藤の木がちらりと見えていますが、ピンクの濃淡、赤みがかったピンク、紫がかったピンク、白とニュアンスのある色味がとてもきれいでした。


少しずつ咲き始めていく姿が美しい。水辺を背景に咲く、大人色の藤でした。



最後はやっぱり満開の藤で締めて。名残惜しくパークを後にしました。

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帰りは足利市の隣の佐野市のご当地ラーメン、佐野ラーメンをいただくことにしました。


佐野市を中心に何十軒もの佐野ラーメンのお店がありますが、有名店のひとつ「佐野ラーメン いってつ」さんを訪れました。

佐野ラーメンは、おしょうゆ味の澄んだスープに、中細の平麺、チャーシュー、白ねぎ、なると、メンマ、青みの貝割れがのっていて、東京ラーメンに近く、あっさりとしていて私好みのお味でした。

特徴といえば「青竹手打ち」を謳っているお店が多いこと。これは麺を青竹を使って延ばしていく製法だそうですが、つるんとして口当たりがよかったです。

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あしかがフラワーパーク ふじのはな物語 2024

2024年04月21日 | おでかけ

昨年、亀戸天神に藤の花を見に行ったら、もう花がすっかり終わっていたので、夫が今年は亀戸もいいけど、あしかがフラワーパーク まで藤の花を見に行ってみる?と誘ってくれました。

【過去記事】亀戸天神の藤 (2023-05-13)

あしかがフラワーパークは、栃木県足利市にあった早川農園の250畳の大藤を移植して1997年に開園。以降、藤の花を柱として、さまざまな花と木を園内に配し、1年を8つのテーマに分けて、一年を通して季節感あふれる庭を楽しめるように作られています。

そして4月中旬~5月中旬のテーマは「ふじのはな物語」。うす紅藤~むらさき藤~白藤~きばな藤と、開花の時期を少しずつずらして、さまざまな藤の花が楽しめます。私たちが訪れた時は、藤棚に作られた大藤や、白藤がまだほとんど開花していなかったのが残念でしたが

うす紅藤とむらさき藤がちょうど見頃を迎えていました。藤の他にも、つつじがちょうど満開で、広い園内を散策しながら春の花々を満喫しました。


西ゲートから園内に入って最初に目に留まった藤の花。これだけで、わ~っと感動しましたが、これはまだほんの序章でした。


藤の花と、八重桜の競演。八重桜もちょうど見頃を迎えていました。


藤と、つつじと、八重桜。夢の世界のようです。


めずらしいきばな藤。まだ若い木でした。後で調べたところによると、きばな藤は正確にはキングサリといって、藤とは別種とのことです。キングサリはヨーロッパ原産で、日本では栽培が難しいのだそうですよ。


八重桜も最近は種類が増えていますね。ソメイヨシノより色が濃く、華やかで愛らしく、花期も長くてお気に入りです。


めずらしいルピナスの花壇がありました。カナダの (赤毛のアンの舞台で知られる) プリンスエドワード島で、ルピナスが一面に咲いていたのを思い出します。藤の花に似ているので、昇り藤との別名があるとか。藤にあわせた、遊び心のある花壇ですね。


淡い紫色がきれい。藤の花はとても香りが華やかで、そのことにも驚きました。


うす紅藤の大木。淡い色が幻想的でした。


うす紅藤の藤棚が作られていました。ちょうど見頃を迎えていて、弧を描いて続く藤棚はそれはそれは見事でした。


背景の新緑と、藤の紫とのコントラストがきれい!


水辺の風景にうっとり。


近くでパチリ。


バラのアーチの足元に咲いていたチューリップ。花はまだですがバラ園もありました。来月はきっとバラもきれいでしょうね。



藤のソフトクリームでひと休み。

この後、まだ少々続きます。

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アークヒルズの休日 桜と音楽とビストロランチ

2024年04月06日 | おでかけ

久しぶりにアークヒルズで週末開催しているマルシェにお買い物に行ったら、いつになくたくさんの人たちが集まっていてびっくり。何事かと思ったら、サントリーホールのオープンハウスが開催されていました。

コンサートの前のひととき。モーツアルトさん^^と司会の方の軽妙なやり取りが楽しい。

サントリーホールのオープンハウスは毎年桜の時期に開催されているイベントで、無料でミニコンサートやガイドツアーなどが楽しめます。前回は2019年 (コロナ前ですね) に訪れて記事にしているので、詳細はそちらをご覧いただけたら幸いです。

サントリーホール オープンハウス2019 (2019-04-07)

ガイドツアーは前回参加したので今回は参加せず、大ホールでオーケストラの演奏と、小ホールで声楽家の方の歌を聴きましたが、やはり生で聴くプロの演奏はすばらしいの一言。選曲も親しみやすく長すぎず、小さい子でも楽しめるよう配慮されていました。

<オーケストラコンサート>指揮:小林雄太 演奏:横浜シンフォニエッタ
曲目:グリーグ:組曲『ホルベアの時代から』より「前奏曲」
   モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 より 第1楽章 ピアノ:永吉友亮
   ドヴォルジャーク:スラブ舞曲第10番 ホ短調
   モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」より 第4楽章

オープンハウスで音楽を堪能した後は、アークヒルズにあるビストロ BRASSERIE LE VIN (ブラッセリー ルヴァン) でランチを楽しみました。写真は通路に面したカウンター席ですが、奥のテーブル席でいただきました。

前菜のサラダがとてもおいしかった。生ハムの下にキャロットラペやキャベツのマリネが隠れていてボリュームたっぷり。ほかほか焼きたてのパンもおいしかったです。

ハンバーグの黒いデミグラスソース ポーチドエッグ添え。黒いデミグラスソースはインパクトがありますが、ワインの酸味が感じられ、意外とさっぱりとしています。ポーチドエッグは一見モッツァレラだと思った... こんなに美しいポーチドエッグは初めて見ました。

私は小エビのクリームソース タリアテッレにしました。緑の野菜はブロッコリーでしょうか。ソースはさらりとしていてスープパスタのよう。小エビの風味によく合いました。

食後のコーヒーでゆったりとくつろいでから、桜を見に行きました。

アークヒルズは桜の名所でもあります。

桜は満開を少し過ぎたところで、もうはらはらと散りはじめていました。

そろそろ葉っぱが出てきていました。今年は3月になかなか気温が上がらず、開花が例年より2週間ほど遅れた上に、ようやく咲いたと思ったら連日の雨と桜にとって受難の年でしたが、薄曇りの下、最後の力を振り絞るように咲く桜のはかない美しさに心を動かされました。

帰りは、六本木ヒルズのけやき坂、明治通りの天現寺から渋谷橋交差点と、桜のきれいな並木道を通って、車の中からお花見を楽しみました。

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麻布台ヒルズ探索

2024年02月11日 | おでかけ

Dining33 に食事に行きがてら、麻布台ヒルズの中を探索しました。

神谷町で長らく再開発の工事をしていたのは、この辺りをよく通るので知っていましたが、何ができるのかは知らなかったので、ある時突然覆いが取れて、前衛的な建物が出現した時には驚愕しました。

この建築を最初に見た時は、フランク・ゲーリーかと思ったのですが、イギリスのトーマス・ヘザーウィックという建築家でした。ヘザーウィックは、ニューヨークの新名所、ハドソン・ヤードの Vessel (ヴェッセル) などで知られる建築家です。

レストランの入っている森JPタワーのエントランスも、アートな魅力にあふれていました。

中央広場には、奈良美智さんの「東京の森の子」という彫刻作品。

森JPタワーのオフィスロビーには、オラファー・エリアソンの「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」という作品。エリアソンは、現在 麻布台ヒルズ ギャラリーで、開館記念の展覧会が開催されています。

森JPタワーのショッピングエリアに、フラワー・アーティストのニコライ・バーグマンさんのお店がありました。写真は、バラの花びらを10,000枚以上使ったプリザーブドフラワーの作品です。

森JPタワーのショッピングエリア。近未来的なデザインで、どこを切り取っても絵になります。無機質でクールなデザインは、北欧かどこかの空港を思わせました。

私たちが食事をした Dining33 のある33階は、展望フロアとなっています。こちらは南方面の風景。右の方に見える、下が細くなっているビルは、元麻布ヒルズです。

南西方向の風景です。右に見える高いビルは六本木ヒルズです。はるか遠くに雪の富士山が見えます。

南東方向の風景です。目の前に東京タワー、向こうにお台場などの湾岸の風景、そして東京湾が見えます。

展望フロアの様子。時間が早かったせいか、そこまで混雑していなくてよかったです。

麻布台ヒルズはいくつものエリアに分かれ、効率性よりも移動を楽しむことを重視していて、レジデンス棟、オフィス棟等、まるでひとつの街のようだと思いました。

これからオープンするレストランやショップもたくさんあるようなので、また折に触れて訪れたいと思います。

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ガラスの森のクリスマス / Bubby's のクリスマス

2023年12月30日 | おでかけ

箱根ガラスの森美術館の続きです。

12月22・23・24日は、開館時間を1時間延長して18:30まで、クリスマス・イルミネーションのイベントが開催されていました。暗くなるまで館内のカフェ・レストランで待つことにしました。

ガトーショコラのケーキセットと紅茶のポットサービスでひと休みしました。ガトーショコラはフランボワーズとソルベとともに、大好きなジノリのお皿でサーヴされ、思わずわ~と歓声を上げました。うかいさんの経営なので、お味も間違いのないおいしさでした。

カフェ・レストランでは毎日、ライブ・ミュージックがあるようですが、この日はエンツォさんのピアノと、ルイスさんのボーカルによる、クリスマス・ミュージックの特別演奏でした。私たちは16:00の回と17:00の回と2回聴くことになりましたが

音楽が大好きなのでとても楽しめました。ラテンミュージック、シャンソン、ボサノヴァと、ちょっぴり大人のクリスマス。山下達郎さんのクリスマスイブまであってびっくりしました。ルイスさんの陽気な語りも楽しくて、お店を出る時に思わずお礼をお伝えしました。

最後の演奏が終わってお店を出ると、外はクリスタルのクリスマスツリーが燦然と輝いていました。このイルミネーションを見るために夕方からいらっしゃる方々もいて、昼間以上ににぎわっていました。

クリスタルのツリーは2本あり、高い方はロミオ、低い方はジュリエットという名前がついています。ガラスの森美術館はヴェネチアングラスにちなんで、すべてにおいてイタリアがテーマになっているようです。一日たっぷり楽しめました。

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翌日のクリスマスイブは、招待状をいただいて、横浜にコンサートを聴きに行ってきました。この時期、やはり「くるみ割り人形」ははずせません。演奏もすばらしく、楽しい夜になりました。

コンサートの後、軽く食事でもと思いましたが、すでに夜遅くどこも閉まるところ。思い立ってランドマークプラザにあるアメリカン・ダイナーの Bubby's を訪れたところ、どうにかすべり込むことができました。

めずらしいブルックリンのクラフトビール。こちらはキンキンに冷えていましたが、私がたのんだスパークリングワインは、生ぬるくて気が抜けていたのが少々残念でした。きっとお店も一日忙しかったのでしょうね。

シーザーサラダ。これぞアメリカンなおいしさ。

いつもはランチに入ることが多いので、ハンバーガーか、プルドポークのサンドウィッチをいただくことが多いのですが、この日は大きなステーキをシェアしていただきました。やや硬めのガツンとしたお肉でしたが、焼き具合はミディアム・ウェルダンでした。

ここのお店のレッドキャベツを使った、ピンク色のコールスローが好きです。

デザートはアップルパイにしました。フレッシュアップルで作るアップルパイは、レア気味のりんごがごろごろと入っていて、アメリカンな感じがたまりません。コーヒーとともにおいしくいただきました。

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箱根ドライヴ 芦ノ湖テラス ~ ガラスの森美術館

2023年12月25日 | おでかけ

クリスマスはいかがおすごしでしたか?

私たちは美術館の招待券をいただいたので、土曜日に箱根に行ってきました。東名高速道路の途中で下りて、駅伝コースで知られる海沿いの国道1号を走ると、冬晴れの空の青さ、海の青さが清々しく、快適なドライヴとなりました。

箱根湯本の手前から旧東海道の山道を抜けて、最初に訪れたのは、芦ノ湖畔にある芦ノ湖テラス。エッセイスト、画家、軽井沢にワイナリーを経営する実業家と多才な活躍をされている玉村豊男さんが、2007年に箱根に開館したレストランとギャラリーの複合施設です。

施設内にあるイタリアンレストラン La Terrazza Ashinoko(ラ・テラッツァ 芦ノ湖)でお昼をいただくことにしました。

【過去記事】ヴィラデスト &東御ワイナリーめぐり (2020-12-12)
      ヴィラデストカフェ (2020-12-14)

天井までガラス張りで冬の陽が燦々と差し込む店内は、サンルームのように明るく心地よい。店内には薪ストーヴが焚かれ、湖畔の別荘のようです。軽くてシンプルな北欧家具のテーブルと椅子は移動させやすく、室内が多目的に使えそうです

メニューはピッツァの種類が充実しているほか、前菜、パスタ、お肉料理などがありました。私たちはピッツァとパスタをシェアしていただくことにしました。

ピッツァは、プッタネスカ(トマトソース、ミニトマト、モッツァレラ、グラナ、バジリコ、黒オリーブ、ケイパー、イタリアンパセリ、オリーブオイル) 娼婦風と呼ばれるお料理で、私はよくパスタで作ります。

家にある材料だけでできるからこの名がついたという説があるようですが、適当に作っても絶対おいしくできる黄金の組合せです。フレッシュトマトが入り、瑞々しい仕上がりでした。

パスタは、いろいろキノコと燻製ベーコンのフェットチーネ。数種のきのことベーコンがクリームソースで和えてあります。

きのこはセミドライにしたものを使っているのかな?と思いました。 香り高いきのことベーコン。こくのあるクリームソースが平たいフェットチーネと具材によくからみ、冬にぴったりのおいしさでした。

食後にコーヒー(私はカプチーノ)をいただきました。コーヒーがエスプレッソ?というくらいコクがあり、しっかり泡立てたミルクとのコンビネーションが抜群。おいしくいただきました。

この後は、玉村さんのギャラリーとショップをのぞいてお買い物をしてから、すぐ目の前の芦ノ湖畔に出てみました。

寒い中、カラフルなスワンボートをこぎ出している人も。遠くに目をやれば、海賊船が桟橋に近づいてくるのが見えます。この日は息が凍るほどの寒さでしたが、それを感じさせない穏やかな冬の風景でした。

芦ノ湖テラスをあとにして、御殿場方面に向かいました。芦ノ湖に沿って高台の道を走ると、木立の間から時々雪を冠った富士山の姿が見えました。

途中で通りかかった仙石原では、ススキのの穂がすっかり抜け落ちていました。冬のすすき野を見るのは初めてかもしれません。これはこれでみごとでした。

【過去記事】箱根 仙石原のすすき (2017-10-08)

次に向かったのは、箱根ガラスの森美術館です。今回初めて知ったのですが、この美術館は料亭のうかいさんが経営されているのですね。館内にもうかいさんのレストラン・カフェが入っています。

1996年にできた当初は少々成金趣味のように感じて敬遠していたのですが、今回初めて入ったところ、コレクション、ホスピタリティともにすばらしい美術館でした。

エントランスにはガラスを使ったクリスマスディスプレイ。

みごとな生花のアレンジメント。クリスマスにもお正月にもいいですね。

館内のあちらこちらに飾られていたすりガラスを使ったぶどうの灯り。

高低差のある地形を生かした庭園に、ガラスを使ったさまざまなオブジェが展示されています。大涌谷を借景としているのも箱根ならでは壮観でした。

次は館内のコレクションをご紹介いたします。

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亀戸天神の藤

2023年05月14日 | おでかけ

すみだ北斎美術館を訪れたら、あわせて行きたい場所がありました。浮世絵にも描かれている、亀戸天神です。すみだ北斎美術館から、歩いて30分ほどのところにあります。

ちょうど藤の花の季節でもあり、広重の絵でよく知られている、あの光景をこの目で見ることができる!と楽しみにしていたのですが...

残念ながら、藤の花はほとんど終わってしまっていました。あと1週間早く来たら、満開の藤を見ることができたかもしれません。それでも一応、藤まつりの期間だったので、たくさんの参拝客でにぎわっていました。

わずかに咲き残った藤の花も愛でることができました。

藤棚に八つ橋、池、水鳥。絵になる風景を見ることができて感激しました。

亀戸天神は、菅原道真公に由来する神社で、梅の木もたくさんありますが。梅以上に藤の花で、よく知られています。本殿をお参りする長い列ができていました。

浮世絵に登場する太鼓橋。広重の絵にあわせて、後から作り直されたものと思いますが、有名な太鼓橋を見ることができて大満足でした。次回は藤の花の開花状況をよく調べて、再チャレンジしようと思います。

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せっかくなので、浮世絵に描かれている亀戸天神をあわせてご紹介しますね。いつかこの風景を見てみたいです。

歌川広重「亀戸天神境内」

亀戸天神の藤といえば、やはり広重の作品が真っ先に思い浮かびます。

川瀬巴水「亀戸の藤」

川瀬巴水は大正・昭和に活躍した浮世絵師。私も大好きな画家です。

葛飾北斎「かめゐど天神たいこばし」

藤はありませんが、北斎が描いた亀戸天神です。

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3年ぶりの再会 &神宮外苑花火大会 2022

2022年08月21日 | おでかけ

コロナ感染拡大のために帰国できないでいたニューヨーク在住の友人が3年ぶりに帰省したので、いつものメンバーで集まりました。個室でゆったり過ごしたいという彼女の希望で、北大路 京橋茶寮 さんを予約してお昼をいただきました。

場所は京橋の明治屋さんのところにできた新しいビルの5階です。重厚で風格のある明治屋さんの建物が壊されたのかと心配していたら、明治屋さんの建物はそのままにその後ろに近代的なビルが建てられていてほっとしました。

お料理は四季折々の食材を生かした会席料理。板前さんの技が光る繊細なお料理と、器や添えられた葉の一枚にいたる美しさにため息がこぼれました。

前菜です。右上はつる紫のおひたし、左上は魚素麺と翡翠茄子。手前は、鰻寿司、鰆西京焼き、玉蜀黍真丈、チーズカステラ、新丸十蜜煮。

小さな器に盛られた御造りは、ジオラマのような繊細さでした。

この後、鱶鰭 (ふかひれ) と冬瓜の炊き合わせ。(写真なし)

黒毛和牛すき焼き陶板。生卵ではなく温泉卵でいただくのがめずらしい。

この後、太刀魚南蛮漬け。炊き込みごはんとお味噌汁、香の物。(いずれも写真なし)

食後の最中アイス。カステラ、メロン、わらびもちが添えられています。

久しぶりの話はつきず、お店がいったん閉まる3時まで話し通し、その後入った和カフェでも閉店の5時までおしゃべりは続きました。何が起こるかわからない昨今ですが、今年会えなかった友人も交えて、来年もまた集まれることを祈るばかりです。

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私はこの後、これまた3年ぶりの開催となる 神宮外苑花火大会 2022 に行くため秩父宮ラグビー場へと向かいました。東日本大震災・熊本地震復興チャリティを兼ねたこの大会はチケットが必要ですが、座席にすわってゆったりと見れるのがありがたい。

花火大会の前にはコンサートもあって会場を盛り上げます。今年は雨が降り出しそうで、濡れたら嫌だな...と思っていたら、先に着いていた夫が家からアウトドア用のレインコートを持ってきてくれていました。傘も禁止だったのでとっても助かりました。

今年は松平健さんのマツケンサンバにあわせてカウントダウン。^^ 0のカウントとともにライトが突然消え、花火がはじまります。この頃には雨が本降りになっていましたが、しっかりとしたレインコートのおかげで安心して楽しめました。

プラチナのシャワーのような花火が、エレガントでとってもきれい。

今年はコロナで亡くなった方たちへの祈りの花火や、医療従事者の方たちへの感謝の花火が打ち上げられ、それにスマホのライトで応える観客の姿があり、これまでにない特別な花火大会だったように思います。

ラストは逆ナイアガラ?のような花火と、次々と打ち上げられる花火との競演が続き、空は祭りのような様相に。フィナーレにふさわしい華やかさでした。

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ブルーベリー狩り2022

2022年08月11日 | おでかけ

練馬区の観光農園に、今年もブルーベリー狩りに行ってきました。練馬区には、約30か所のブルーベリー観光農園があり、7~8月頃にかけて摘み取りを楽しむことができます。

ブルーベリー観光農園(練馬区公式サイト)

今年は、ほぼ毎年お世話になっている ”ファーム大泉学園” さんに行ってきました。7月末の週末で学校はもう夏休みに入っていたので、ファミリーで訪れている方たちが多かったです。中には夏休みの自由研究なのか、受付の方にインタビューしているお子さんもいました。

受付はおそらく農園のお手伝いに来ているご近所の方だと思いますが、とてもお話好きの方でちびっこの質問に快く答えていました。やりとりが聞こえてきて、微笑ましい気持ちになりました。

今年も農園は豊作で、大粒のブルーベリーがたくさん生っていました。最初の2、3列だけでもかなりの量を摘むことができました。1時間以上黙々と摘み続けましたが、この日は薄曇りで日差しもそれほど強くなくてよかったです。

実の美しさにうっとり。絵になるので薄い色の写真も撮りましたが、摘む時は黒く熟したものを選びます。枝をかき分けると、見つかりにくいところに大粒の実がたくさん隠れていたりして、ちょっとうれしくなります。夢中で摘みました。

白く霜が着いたようになっているのはブルームといって新鮮さの証です。今はスーパーでも国産のブルーベリーが手に入りますが、やはり自分で摘むブルーベリーは格別です。

毎年だいたい3kgくらい摘みますが、今年は過去最高記録で4.8kgも摘んでしまいました。上の大きな保存容器3つは冷凍庫に、下の小さな保存容器3つは冷倉庫に。冷蔵庫の分はもう全部食べてしまいました。

今は冷凍庫に入ったのを、毎朝ヨーグルトといっしょにいただいています。健康のため最近はお菓子作りをしていませんが、今気に入っているのは凍っているブルーベリーをそのまま食べること。まさにリアル ”アイスの実” で、ヘルシーなおやつとなっています。

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旧古河庭園の秋バラ

2021年10月31日 | おでかけ

駒込にある「旧古河庭園」に秋バラを見に行ってきました。

旧古河庭園は、もとは古河財閥の古河虎之助男爵の邸宅で、ジョサイア・コンドルが設計した洋館、テラス式の洋風庭園(バラ園)、さらに階段を下りていくとがらりと趣が変わって、小川治兵衛が作庭した日本庭園が広がっています。

記録をたどると前回訪れたのは12年前で、洋館の見学が目的でした。

大正時代の洋館「旧古河邸」(2009-07-31)

今回は洋風庭園の見事な秋バラを鑑賞するために訪れました。事前にネットで予約するのを忘れましたが、たまたま空きがあり、その場で入ることができました。

春バラほど花数はありませんが、大輪のバラが多く、重厚な華やかさがありました。マスクの上からも甘やかな香りを感じることができました。

ゴールデン・メダイヨン(Golden Medaillon) というドイツのバラ。金色に波打つ優美な花びらが美しく、オリンピック・イヤーの今年にぴったりのバラです。

ダブル・ディライト(Double Delight) というアメリカのバラ。花が開くにつれて、縁から花びらが赤く染まっていくそうです。

故ダイアナ妃に捧げられたバラが2種類ありました。もうすぐイギリスで公開される、クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じる映画「スペンサー」が楽しみな私には、とってもタイムリーでした♪

エレガント・レディ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ)というバラ。ピンクからクリームへのグラデーションが美しい。

プリンセス・オブ・ウェールズ(Princess of Wales) というバラ。白色がほんのりピンクがかっていて、清楚な美しさです。

アプリコット色の愛らしいバラ。

ヘルムット・シュミット(Helmut Schmidt) 作出当時の西ドイツの首相の名前がつけられたドイツのバラ。

リオ・サンバ(Rio Samba) というドレスのような華やかなバラ。花びらの色が次々と変わっていくそうです。

今回私が一番気に入ったのは、琴音という名前の日本のバラ。オレンジシャーベットのような優しく繊細な色にうっとりしました。

日本庭園は、ほんのり紅葉がはじまっていました。

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