「プラダを着た悪魔」にも登場するニューヨークのアメリカンダイナー Bubby's (バビーズ) は東京・横浜にも何店舗かありますが、11/10~30とサンクスギビング特別メニューを提供すると知って、サンクスギビングウィークエンドに食べに行ってきました。
都内のお店はすでにどこも予約でいっぱいだったので、横浜みなとみらいにある Bubby's Landmark Plaza (バビーズ ランドマークプラザ) まで足を延ばしてきました。
ノスタルジックで温かみのあるお店です。(上の画像はHPよりお借りしました)
こちらが夫がオーダーしたサンクスギビングプレート。ローストターキー、ローストポーク、グレイビーソース&クランベリーソース、キャンディスイートポテト、彩り野菜とベーコンのロースト、自家製ビスケットがひとつのお皿に盛り合わされています。
どれもアメリカのサンクスギビングの代表的なお料理です。サンクスギビングは、ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた清教徒たちが現地の住民たちに農業を教わり、初めての収穫を感謝してお祝いしたことがはじまりとなっています。
毎年11月第4木曜日と決まっていて、この日は家族が集まってお祝いします。この週はサンクスギビングの木曜日から日曜日まで4連休となるので、アメリカに親戚のいない私たちは旅行することが多かったのですが...。
ちなみにサンクスギビングの翌日の金曜日がブラックフライデーで、クリスマス商戦のスタートです。この日を境にアメリカではクリスマス一色になります。
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私が今回このプレートで懐かしかったのは、さつまいもにマシュマロをのせて焼くオーブン料理です。アメリカに着いて間もなく初めてバージニアでサンクスギビングを迎える時に、同僚のアメリカ人家族が私たちを招待してくれました。
アメリカのスイートポテトは鮮やかなオレンジ色で、私はてっきり人参だと思ったのですが、それを言うと「こんな太い人参はないよ」と笑われました。アメリカの人参はピーターラビットに出てくるように細いのです。いきなりカルチャーショックを受けました。
日本のさつまいもは、アジア系のお店で Yam (ヤム) という名前で売られていることもありますが、ヤムともちょっと違うのですよね...。今はひょっとしたら日本のさつまいもが、もっとポピュラーになっているかもしれませんが。
話が長くなりました。私はプルドポークのバーガーにしました。前回アークヒルズのBubby's に行った時も、私ったらプルドポークにしていました。よっぽど好きなのね...。
プルドポークはアメリカでポピュラーなBBQ料理で、大がかりな屋外のイベントで、大きな豚を丸ごと焼いて作られることもあります。プルドポークは、映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(Chef) にも出てきました。
どちらも大味なアメリカ料理ですが、懐かしくいただきました。
ランドマークプラザでは吹抜けの広場に大きなクリスマスツリーが飾られ、クリスマスマーケットもオープンしていました。なぜかちびまる子ちゃんがキャラクターとなっていましたよ。