2週間前の週末、夫の出張後に合流して、福島県の裏磐梯・会津若松を旅行してきました。昨年の島根旅行記もまだ途中なのに恐縮ですが (年内には必ず仕上げますね) 先にこちらの旅行について書き残していきたいと思います。
金曜日に仕事を終えた後、東北新幹線に乗って福島県・郡山へ。この日は郡山駅近くのホテルにひとりで泊まり、翌朝夫と落ち合いました。(彼は今回の旅行のために新幹線ではなく、車で出張していました)
車に乗って、まずは五色沼を中心としたリゾート地で知られる裏磐梯を目指します。途中、猪苗代湖を通りました。
志田浜というところに車を留めて、しばし美しい猪苗代湖の風景を眺めました。湖畔には砂浜があり、水ははるか先まで透き通っています。穏やかに水をたたえた青い湖のなんと美しいこと。白鳥が飛来する ”白鳥の湖” としても知られているそうです。
日本で4番目に広い湖で、地図でもよく目立つので子どもの頃から知っていましたが、美しい緑の森に囲まれた湖は、それほど観光地化されていなくて、静かで神秘的な佇まいを見せていました。
志田浜を出て、一路裏磐梯へと向かいます。正面に見えるのは磐梯山 (たぶん)。福島を代表する山です。山肌にスキー場があるのがわかりますね。米どころでもある福島は、周囲の水田風景も美しかったです。
磐梯山を東側からぐるりとまわり、訪れたのは諸橋近代美術館です。サルバドール・ダリのコレクションにおいて、世界第4位の規模を誇るこちらの美術館は、いつか訪れたいと思っていました。
裏磐梯の美しい自然の中、1999年に創設された美術館です。川の流れる広大な敷地にたたずむ建物は ”中世の馬小屋” をイメージしているそうです。西洋的な建物ながら周囲の景観にみごとに調和し、またダリのイメージにも合うすてきな美術館でした。
美術館の敷地を流れる美しい清流。
美術館の前にはモネを思わせる水連の池。
向こうに見えるのは吾妻山でしょうか。美術館の敷地全体がみごとな庭園となっているとともに、周囲の雄大な自然が借景となっているのがすばらしかったです。
美術館については次回に続きます。