13日から、世田谷区議会「第2回定例会」が始まりました。
初日は、保坂区長の招集挨拶に始まり、公明党⇒生活者ネット・社民党⇒
共産党⇒みんなの党・世田谷行革110番⇒民主党の代表質問が行なわれ
ました。
こちらに、議会中継速報版がアップされています。
※ 平成24年第2回定例会をクリック⇒6/13(水)収録内容を表示をクリック
スタートから1時間36分のとことろから、私の質問が始まります。
今回、うちの会派で取り上げたのは、以下の4点です。
1.消費税について問う
2.行政改革について問う
3.財政見通しについて問う
4.区長及び行政の仕事と情報公開について
この中で、特に問題としたのは、4の「行政の仕事と情報公開」で
取り上げた「世田谷区心身障害者福祉手当条例」の改正について。
本来であれば7年前に条例改正を行なっていなければならなかった
ものが、ずっと放置され、何の根拠もなく、つまり違法状態のまま、
区民に手当が支払われていた、という事件です。
しかも、そのことが議会に報告されたのは、1ヶ月以上も経ってから。
ことの重大さを認識していたとは思えない対応です。
この件、引き続き、うちの会派のすえおか雅之議員が、今日、一般
質問で詳しくとりあげます。(13時10分~)
さらに、また新たに、別件で、「説明のつかない事務手続き」が浮上し、
それについては、桃野よしふみ議員が、同じく本日、一般質問します。
(12時50分~)
いずれにせよ、世田谷区の行政はどうなっているんだろうと、呆れる
ばかりです。
基本に忠実に仕事をしていれば、それこそ、組織としてチェック機能
が働いていれば起こり得ないことが、いたるところで起きているのでは
ないかと危惧されます。
もう一点、なぜ、課長から部長に(不祥事の)報告がいくまで8日間も
かかっているのか?
3年前の給食費会計の不祥事のときも、課長から部長に報告された
のは9日後。いったい、なぜ、そんなに時間がかかるのか?
そんなに課長と部長は遠い関係なのか?
また、都合の悪いことは議会に報告しない、とか、取り繕ってから
報告する、というのが世田谷区の情報公開だとしたら、保坂区長
が掲げている「区民参加と情報公開」は絵に描いた餅でしかない、
ということを指摘しました。
世田谷区政、他の自治体より進んでいると思いますし、職員の
レベルが高い、と、他自治体の議員からよく褒められますし、
一人ひとりの職員はその多くが、まじめに頑張って仕事をして
いると思います。
しかし、ひとたび「組織」となると、隠ぺい体質が見え隠れして
はいないか?まだまだ改善すべき点がたくさんあると思います。