世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

高齢化が進む日本を救うために、今からでもできることで「健康寿命」を延ばそう!

2016年11月18日 | その他

10月29日に放映されたNHKスペシャル「あなたもなれる“健康長寿”

徹底解明 100歳の世界」、ご覧になりましたか?

 


高齢化が進む日本を救う残された道は「健康寿命」の達成!

 

寿命が長くても、寝たきりだったり、意識がなくチューブに繋がれて

いる状態では悲しいですよね。 

破綻しそうな医療保険を持続させるためにも、“健康長寿”を推進する

必要があります!

 

 

人は加齢とともに身体に「慢性炎症」が起こる、それを「老化」と

いうそうです。

動脈を例にあげると、下の写真、右が80歳で亡くなった人の動脈。

動脈硬化を起こして変色しています。

左は炎症がほとんどない人の動脈。

弾力性があり、内臓も20代30代と変わらない若さだったという

蟹江ぎんさんの動脈だそうです。(108歳まで生きられた方)

 

そして、慢性炎症と生存率には相関関係があることがわかった、

そうです。それだけでなく、食べ物の影響も。

地中海食(魚、オリーブオイル、ナッツ、野菜)を適切に食べた

人ほど炎症レベルが低くなることが確認できた、とのこと。

 

 

しかし地中海食だけでなく、「腸内細菌」も大きく影響することが

判明した、ということなんですね。

私も、毎日、オリーブオイルをトマトにかけて食べています。 

 

それから「運動」することで、慢性炎症を抑えることも科学的に

証明されたそうです。


長寿の人たちの身体機能を調べたところ、心臓・腎臓機能は低下

しているが、微小循環機能が良好とわかった。

運動が微小循環機能を高めているようです。


105歳で現役医師の日野原重明さん曰く、「平らなところを歩い

ているだけではダメ。階段を登らないと。

毎日の暮らしの中に一定の負荷を加えると、血液循環がよくなり、

酸素が送られ、老廃物も回収できる」。

 

もう一つは「心の持ちよう」。

楽しい、幸せ、と感じるることが健康寿命を作る。

 

「満足感」の違いにも注意。

炎症を抑える満足感=社会とつながっている、人のために役立って

いる、という満足感。

炎症を進める満足感=食べたいもの、買いたいものを好きなだけ

食べる、買う、という(自分のための)満足感。

 

 

最後に日野原先生が紹介していた哲学者マルティンブーバーの言葉。

「新しいことを創めることを忘れない限り、人はいつまでも若く生きることができる」


プロダクティブエイジング(年をとっても健康のまま活躍し、

社会にも貢献し続ける「生涯現役人生」)となるよう、私も

今からできること努力したいです。


  

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