「世田谷区議会予算特別委員会」文教領域
の質疑がアップされています。
↓
①スタート〜東京シューレ関係者からの内部告発に関して
②2分20秒〜不登校支援(十日町市雪里留学)について
③4分10秒〜不登校特例校「ねいろ」の現状と課題
④11分22秒〜教育総合センターを休日も開館すべき
①財政悪化の東京シューレの運営、
区が財政支援?という内部告発について
昨年、NPO法人 東京シューレの関係者か
ら、内部告発があった。
「現在、東京シューレは、性加害事件の対
応が悪かったことにより、未だ被害者は傷
ついている。また、事件の影響で、子ども
の数が激減し、財政的に大変厳しい状況に
あるため世田谷区のほっとスクール希望丘
の業務委託料が法人本部運営の補填に使わ
れている」というもの。
区に調査を求めたところ、以下の答弁。
2021年度の決算は、区からの委託料収
入の一部を管理費相当分として本部事業経
費へ繰り出しを行っているが、一般的に見
てその額は合理的な範囲内。また、法人と
しても、決算に対して監査を実施しており、
適性との判断を受けていることも確認して
いる。
②不登校支援⇒一人でも、親子でも行ける
「十日町市雪里留学」を受け皿に!
新潟県十日町市が新たにはじめた「雪里留
学」。
このプログラムは、十日町市の松之山地域
にある「まつのやま学園」で実施されてい
るもので、「一定の期間、親元から離れて
生活し、雪里特有の自然体験と生活体験に
根ざした“特色ある学習活動”や“教育活動”
を経験することにより、豊かに生きる力を
育むことを目指す」というもの。
対象は小学5年生〜中学3年生で、学区外
からの留学の場合、「藤倉ハウス」で生活
しながら通学できるようになっていて、子
どもだけでなく親子で移住し、教員住宅や
空き家等で生活しながらの通学も可能だそ
うです。
世田谷区内の不登校児童・生徒の受け皿に
もなり得るものではないかと思い提案。
多様な選択肢の一つとして周知することを
要望しました。以下、答弁。
教育相談や保護者のつどい、ほっとスクー
ル等においてチラシの配布やご案内を行う
など、様々な機会や場面をとらえながら、
多様な選択肢の一つとして周知を図る。
③不登校特例校「ねいろ」、
ニーズに応じ、さらなる対応強化を!
不登校特例校とは、学習指導要領の内容な
どにとらわれずに、不登校の状態にある児
童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を
編成し、実施する学校のことで、簡単に言
うと、不登校だけどしっかり学習したい、
と望んでいる子どもたちのために作られて
いる学校。
人気があり、希望者が増えているようなの
で、しっかり対応できるよう要望しました。
以下、答弁。
不登校の子どもや保護者を対象としたニー
ズ調査の結果とあわせて分析を行い、来年
度中には、新たな整備も視野に、不登校特
例校の今後のあり方について具体的に示す。
④開館から1年、人気の「教育総合センター」
ぜひ日曜日もオープンを!
新設された教育総合センターは、研修室の
ほか、笑顔の森、屋外広場、アトリエエリ
ア、といろいろあって、地域との交流など
にも力を入れており、区民利用エリアでは
様々な体験ができるので、この場所を知っ
ている人には、とても人気がある。
あれだけの施設を新設したのだったら、使
えない日があるのはもったいない。日曜日
もオープンすべきではないか、と提案。
答弁は以下。
開設から1年が経過した現在、区民交流エ
リアの1日の平均の来館者数は当初の3倍
に増えており、日曜日に開館した場合も利
用ニーズは一定程度あるものと思われる。
日曜日開館をした場合、館内全体の維持管
理費に加えて区民交流エリア(えがおの森)
の運営費も含めると現状より年間1000
万円以上の増となることが想定される。
日曜日利用に関する庁内や区民のニーズに
ついて調査等を行い、再来年度以降の日曜
日開館について検討していきたいと考えて
いる。
ということで、予算特別委員会の私の質問
は終わりました。
予算委員会、残すは3/23(木)の「補充
質疑」のみです。
私たちの会派のベテラン、大庭正明議員が
登場します。
ものすごく濃い内容で、世田谷区民の皆さ
まにとって、とんでもなく大事な情報が発
表されることになると思います。
乞うご期待!!
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田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka