世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

なぜ水害がひどくなっているのか?!〜田中秀征のさきがけ新塾〜

2019年10月27日 | 視察&勉強会

10月25日「田中秀征のさきがけ新塾」に参加しました。

秀征先生の講義はいつも、とても勉強になります。

 

今回は、「日本の水害」「香港問題」「韓国問題」がテーマ

でした。


特に、今、台風による被害が甚大な状況を踏まえ、なぜ水害

はこんなにひどくなっているのか?

の分析が、なるほど、そういうことなのか…、と認識を新た

にしました。

 
秀征先生曰く
  ↓
水田の貯水力は、日本中のダム全体の4倍ある。 
水田の貯水力=稲作の作付け面積=米の消費量。 
 
1960年代にくらべると、米の消費量は現在は半分以下。 
 
そこに同じだけ雨が降ったら、吸収できない。 
特に山間部の棚田が減って、水があふれるようになった。 
また、森林の保水力が急激に弱まっている問題がある。
短時間で水が下まで流れて来る。 
 
50年でこれだけの変化が起こっているうえに、降水量が
増えている、、、
(秀征先生の講義からの引用、ここまで)
 


つまり、水害がひどくなっているのは「ゲリラ豪雨となり

雨量が増えているから」だけではなく、

「日本人が米を食べなくなり、だから農家は米を作らなく

なり、田んぼが減り、森林も減り、水を吸収できなくなっ

ている」という背景が大きく影響している、というのです。


日本の国土全体の保湿力が弱まっていること、これは大変

大きな問題ですね…。


「田中秀征のさきがけ新塾」、次回は来年の1月17日(金)

19時〜21時です。

事前申し込み不要、どなたでも参加できます。

詳細、ホームページをご覧ください。

 

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