10月25日「田中秀征のさきがけ新塾」に参加しました。
秀征先生の講義はいつも、とても勉強になります。
今回は、「日本の水害」「香港問題」「韓国問題」がテーマ
でした。
特に、今、台風による被害が甚大な状況を踏まえ、なぜ水害
はこんなにひどくなっているのか?
の分析が、なるほど、そういうことなのか…、と認識を新た
にしました。
秀征先生曰く
↓
水田の貯水力は、日本中のダム全体の4倍ある。
水田の貯水力=稲作の作付け面積=米の消費量。
1960年代にくらべると、米の消費量は現在は半分以下。
そこに同じだけ雨が降ったら、吸収できない。
特に山間部の棚田が減って、水があふれるようになった。
また、森林の保水力が急激に弱まっている問題がある。
短時間で水が下まで流れて来る。
50年でこれだけの変化が起こっているうえに、降水量が
増えている、、、
(秀征先生の講義からの引用、ここまで)
つまり、水害がひどくなっているのは「ゲリラ豪雨となり
雨量が増えているから」だけではなく、
「日本人が米を食べなくなり、だから農家は米を作らなく
なり、田んぼが減り、森林も減り、水を吸収できなくなっ
ている」という背景が大きく影響している、というのです。
日本の国土全体の保湿力が弱まっていること、これは大変
大きな問題ですね…。
「田中秀征のさきがけ新塾」、次回は来年の1月17日(金)
19時〜21時です。
事前申し込み不要、どなたでも参加できます。
詳細、ホームページをご覧ください。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。