世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

「世田谷区子ども条例の改正案(素案)」には大きな違和感あり!

2024年09月05日 | 議会報告
昨日は、4つの特別委員会が開催され
ました。

私が所属している「子ども・若者施策
推進特別委員会」では、

「世田谷区子ども条例の一部改正(素案)
について」のところで、質疑&議論が
盛り上がりました。


委員会中継の録画 “速報版”  がアップ
されています。(全体像がわかります)





私は副委員長なので(正面の左端です)、
他の委員の質疑が終わってから最後に
手を挙げました。


田中優子の質疑の部分は、ユーチューブ
にアップしましたので、ぜひ、ご覧くだ
さい。18分間のやりとりです。
        ⬇️

非常に重要な内容ですので、是非ご視聴
いただければと思います。


          


もう少し解説にお付き合いいただける
方は、以下もお読みいただけますと幸
いです。

       ⬇️ 

私たちの会派では「この改正案はおか
しい」と違和感を持っていました。

●子どもの意見表明の機会を作ること
️●子どもの権利を守ること

とても重要です。大賛成。

しかし、です。

■できなくても頑張ったんだからそれでいい
■頑張ることさえしなくてもいい
■あなたはありのままでいい
■そのままでいい

…みたいな条例を区として作るって、
おかしくないですか?


子どもは大人になる準備期間なのだか
ら、大切なのは、「生き抜く力を育て
ること」。

大人社会は厳しいです。

大人になってからの人生の方がずっと
長いです。


子どもたちが幸せな人生が送れるよう
に、小さな挫折をいくつも体験しなが
ら、たくましく成長することこそが必
要で、それは大人の責任でもあると思
います。


その視点が無くて、ただただ子どもの
意見を並べるだけでは不十分です。

この条例改正案では、かえって、将来、
子どもを不幸にする懸念すらあります。


違和感の原因を端的に言うと、一般的
な子どものための権利条例ではなく、
「生きづらさを抱えたこどもたちのた
めの権利条例」のような作りになって
いるから、だと気づきました。

そのような状況にある子どもたちに、
十分配慮することは当然必要ですが、
区全体の子どもたちを対象とした条例
としては、偏り過ぎています。


今は「素案」の段階ですが、この先、
世田谷区の子ども条例の改正はどうな
るか?

理念条例とはいえ、非常に重要な問題
だと思います。


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  2分でわかる!田中優子プロフィール動画 → https://youtu.be/ECp5Ihy0jvQ

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